【事案】
交差点で横断歩道を歩行中、対抗右折自動車が衝突、受傷した。直後から意識がなく救急搬送され、急性硬膜外血腫、腎損傷、肋骨骨折の診断となる。
【問題点】
高次脳機能障害の諸症状の他、事故後、めまいや耳鳴りが残存した。感覚器の障害は複数に及ぶこと多いことから、視覚・味覚・嗅覚等についても症状を聞き取り、精査の必要があった。
【立証ポイント】
ご本人から「匂いが変」と聞き、念のため、T&Tオルファクトメーターの検査に誘致した。検査結果から嗅覚の減退レベルである14級相当が認定された。
※ 併合の為、分離しています
(令和元年6月)