【事案】
バイクで幹線道路を直進中、右折してきた車に衝突される。救急搬送され、目視(左手首は開放骨折)・XP・CTにて骨折が判明、ただちに手術となり、およそ2ヶ月の入院と長いリハビリ通院を余儀なくされた。
【問題点】
治療期間に体調悪化や新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、症状固定まで4年以上も費やしてしまった。可動域制限の中途半端な回復が心配であった。
【立証ポイント】
本来であれば抜釘する案件ではあるが、経過や状況を鑑み症状固定となった。主訴は他部位であったため、自覚症状をしっかり伝えるだけで14級程度は堅いであろうと予想、案の定14級9号が認定された。
(令和3年11月)
※ 併合の為、分離しています。