【事案】
原付バイクで交差点を横断の際、右方よりの自動車と出会い頭衝突、鎖骨、中手骨、脛骨を骨折した。
【問題点】
年齢からプレートによる固定術を避けた。すると高い確率で変形癒合となり、12級5号が視野に入る。しかし、骨折部は鎖骨の中央部(骨幹部)で、折れ方も亀裂骨折であることから、微妙な判定を覚悟した。
【立証ポイント】
症状固定時期に確認した所、やはり外見上は目立たなかった。何と言っても、主治医が頑なに変形を否定したため、リハビリ先の医師に診断書を依頼、変形に○を付けていただいた。さらに、変形が否定された場合、何としてでも14級評価を得るため、痛みや日常生活の困窮点の記載に留意頂いた。
結果、変形の12級を逃すも、神経症状の14級は確保した。
※ 併合のため分離しています。
(平成28年6月)