【事案】
オートバイで直進中、交差点で左方から相手方自動車が進入し、衝突、受傷した。
【問題点】
事故当初は頭部外傷の治療をメインにしていたため、味覚・嗅覚の検査が後回しになった
【立証ポイント】
リハビリ先を退院後、専門医がいる耳鼻科へ誘致した。そこで、ろ紙ディスク法、電気味覚検査、T&Tオルファクトメーター、アリナミン検査を実施したところ、味覚・嗅覚がすべて喪失していた。しばらく治療後、念のため、症状固定時にもう一度、上記各検査を実施し、味覚・嗅覚の各脱失について、後遺障害診断書を記載頂いた。
結果、味覚・嗅覚の各脱失につき、それぞれ12級相当が認定された。別に高次脳機能障害で7級4号も認定され、併合6級となった。
※ 併合の為、分離しています。
(平成29年12月)