鬱の検査です    交通事故では、精神面にも影響が出てしまうことがあります。後遺障害申請の場面で必要とすることはあまりないかもしれませんが、精神科の病院などを受診すると、入口としてこの検査を実施することがあるようです。

 SDSとはSelf-rating Depression Scaleの略で自己評価式抑うつ性尺度と呼ばれています。この検査では患者さんが20の質問に答えていく心理検査で、うつの程度を客観的に数値化することができるようです。主観的な心理検査なので、SDSの結果でうつ病が診断できるわけではないようですが、症状の程度を推測することで、治療方針や治療効果の判定に生かすなどを目的として用いられているようです。この検査の原案を作ったのは、デューク大学のツアン教授ですが、日本においては1965年に福田一彦さん、小林重雄さんらで日本語版の作成に至りました。作成時から大幅な改定もありませんが、古くなるということもなく妥当性を得られている検査なので、未だに多くの医療機関の心理検査として実施されています。    SDSはうつ症状による心身両面の特徴的な症状を質問(下記の表)し、点数の高さである程度の状態判断をします。

   次の表がその質問に対応する評価です。

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 五十肩の痛み、私、秋葉も今年経験することになりました。

 持病なく、さしたるケガもなく、今まで病気らしい病気にかかったことが無い健康優良児であっても、寄る年波を感じるところです。    日常において、それほど困る痛みではありませんが、後ろに腕を回す、ふいに斜め方向に腕を伸ばすなどから、それなりの激痛を感じます。最近は和らいできたと思います。仕事上でも、肩の痛みを訴える大勢の被害者さんと接してきました。おかげで、痛みの表現や感じ方の勉強になりました。

 病院に行くほどのことはないのですが、せっかくの機会です。接骨院と整形外科、両者に行ってみました。自ら患者に、これも貴重な体験になります。それぞれレポートします。   1、接骨院

 事務所の金澤(柔道整復師)に近隣の院から厳選してもらいました。その院では女性が担当でした。しっかりとした施術であれば、男女の関係はありません。まぁ院としては、中年のおっさん対策なのかもしれません。問診では、肩関節の痛みを緩和したいとリクエストしました。

 彼ら柔道整復師は、経験と感性、いわゆる「腕」がものをいう世界と思います。触診から、「三角筋の痛みが原因」と判断しました(そうは思いませんが・・)。お馴染みの電気をあて、さらにハイボルトでグリグリ患部にあてました。そして、曲がり辛かった肩の可動域を広げていきました。前後のマッサージは気持ち良かった印象ですが、ハイボルト後、肩の痛みが増しました。これも症状軽快に向けての痛みなら納得できますが・・。

 二回目の施術では、ハイボルト後の痛みを訴えましたが、「それは悪化ではありません」と。そして、またもやハイボルトを・・。「痛い」って言っているのに、何故、ふたたび・・。    私は修行僧ではありません。マゾでもありません。    3度目はありませんでした。   2、整形外科

 やっぱり医者じゃないと信用できません。接骨院・整骨院では、レントゲンなど画像を観ずに経験と感性で施術をするものです。触診と勘で判断?とも言えますが、当たればすばらしい治療者となります。しかし、的外れでは無意味な施術、いえ、むしろ悪化します。痛みの増した肩をさすりつつ、近隣の整形外科に行きました。

 診察で症状を説明したところ、冷たく「単なる五十肩だね」と切り捨てセリフ。(五十肩程度で病院に行くまでもないのか?)なんか、医師の姿勢が高圧的に感じられました。さらに、いきなり腕を掴んで、後ろにぐいっと捻りました。「ギャーッ!」と悲鳴を上げそうでした。最初に言いますと、私はわりと痛みを耐える方です。若い頃ですが、旅行先で脚に切創を負った時は、お酒で消毒しながら、自分で5針縫いました。

 しばし悶絶・・。なんで急に曲げるかなぁ。普通、「後ろに曲げますね」とか言わないものか。もっとゆっくり曲げられないのか。正直、医師に対して殺意がわきました。

 以前に肩を痛めた依頼者さんを思い出しました。その患者さんも医師にいきなり腕を曲げられ、却って痛めてしまったそうです。お年寄りだったら、肩関節脱臼や棘上筋断裂の危険性だってあります。親の仇のように、なんで急に強引に曲げるのかなぁ。このようは話は被害者さんからよく聞きます。乱雑な医師が多いこと。もっとも、急に曲げる医師は、仕事柄もあるのでしょうが、圧倒的に整形外科医です。おおむね他科のお医者さんは説明も丁寧で、触診の際に気遣いを感じます。このような話はまったく聞きません。

 最後に整骨院でもできる電気とホットパットを指示、リハビリに通うよう言われました。正直、こんな気休めの理学療法で良くなるとは思えません。また、痛み止め薬の処方箋も持たされました。薬を飲む程の痛みではありません。この医師に腕をひねられさえしなければ・・。    理学療法の予約をせず、処方箋を破り捨て、この院への2度目はありませんでした。

 

 

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 14級9号が認定される部位では、圧倒的に頚部(くび → むちうち)です。次いで、腰(腰椎捻挫)でしょうか。これらは、症状の一貫性と信憑性が認定のポイントです。

 上肢・下肢の捻挫の場合も同じように検討されますが、神経症状に陥るなど症状が残りやすい頚部や腰部に比べて、はるかに改善する傾向です。したがって、骨折のない腕や脚の認定は取りづらい印象です。秋葉事務所の実績からも数は少なく、毎度苦戦しています。そこで本件の場合、被害者さんの訴えを曲げてでも、認定が容易な腰部を主訴として作業を進め、診断書をまとめました。

 自賠責保険の認定パターンからすると、頚部や腰部で14級9号を認定すると、診断名や訴えのある肩やら膝やら各部位にもついでに(?)14級を付けてきます。14級はいくつあっても併合で等級が上がりませんから、実質、保険金の増額はありません。ある意味”おまけ認定”と弊所では受け取っています。

保険金は上がらない「おまけ認定」ですが、多少は賠償交渉の役に立ちます  

14級9号:膝関節打撲・挫創・血腫(60代男性・東京都)

【事案】

自動車で走行中、路外より急な転回を試みた自動車に衝突され受傷する。直後から右脚の痛み、強烈な神経症状に悩まされる。

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【事案】

自動車で走行中、路外より急な転回を試みた自動車に衝突され受傷する。直後から右脚の痛み、強烈な神経症状に悩まされる。

【問題点】

膝の血腫については1ヶ月ほどで消失するも、痛みを伴う神経症状が残ってしまった。しかし、主治医は腰椎からくる痺れ・神経症状と同視しており、MRI検査の紹介状にも膝のことは一切触れられていなかった。   【立証ポイント】

痛みの残存はあるが、歩行や可動域、正座・胡坐など問題なく行うことができるため、MRI検査の実施は諦め、認定を得やすい腰椎14級9号を主訴に、ついでに膝の認定を狙う方針とした。ご本人としては 腰 < 膝 であったが、渋々納得して頂く。

初診時からの一貫性と通院回数によって狙い通り、腰と膝両方に14級が認定された。最初から膝一本に絞っていたら、非該当だったのではないかと思われる。

※ 併合のため、分離しています

(令和3年9月)  

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テレマティクスのことです    今朝、朝食を食べながらTVを観ていると、あいおいニッセイ同和損保のCMが流れており、岡田准一さんが「テレマ」という言葉を若者(なにわ男子の西畑大吾さん)に説明しているというものでした。あいおいニッセイのHPを確認したところ、10月25日から全国で放送されているとの事なので、聞きなれない「テレマ」という言葉について調べてみました。

 テレマとは、テレマティクス(Telematics)の略でテレコミュニケーション(Telecommunication/電気通信)とインフォマティクス(Informatics/情報処理)を合成した造語で、移動体に対し通信を介してサービスを提供することを指すようです。テレマティクス自動車保険は、自動車に搭載している機器が自動車や運転者の情報を通信システムを介して保険会社に送信するため、保険会社はそのデータを分析し、保険料金に反映させるといった構造になっています。

 従来の自動車保険とは、加入時の条件や補償内容で料金が決まり、保険を使わなければ等級が上がり保険料がだんだん安くなっていくというシステムになっており、若者や運転歴の浅い方、バイクなどは割高なイメージがあるかもしれません。それは蓄積されたデータ上、そういった方々が事故を起こす確率が高いことが関係しています。「普段から安全運転を心掛けているのに…。」と思っている方も多いでしょう。そのような方にとって、このテレマティクス保険はメリットがあるかもしれません。どのようなことがあるのか見ていきましょう。

 テレマティクス保険には走行距離連動型と運転行動連動型があります。走行距離連動型はそのままの意味で、走行距離が短ければ保険料が安くなり、長くなればその分高くなります。運転行動連動型とは、運転速度や急ブレーキ・急アクセル、ハンドリングなどの運転特性を測定し、安全な運転をしていると判定されれば保険料が安くなり、逆に危険な運転をしていると判定されれば高くなるというものです。この仕組みだと安全運転をするほど安くなるので、運転者の意識が高まり、交通事故が減少するのではないかと期待されています。

 テレマティクスという名前がついていなくても、自動車自体に安全運転を判定してくれる機能が搭載しているものもあれば、ドライブレコーダーと連動して事故の連絡ができる保険も登場しています。交通事故の減少はもちろんですが、無保険の自動車が少しでも減ることを期待しています。   テレマ?  テレマーケティング(電話の営業)かと思ったよ  

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【事案】

自動車で走行中、路外より急な転回を試みた自動車に衝突され受傷する。直後から右脚の痛み、強烈な神経症状に悩まされる。また、症状は膝より軽いが腰椎捻挫の診断名もついた。

【問題点】

頚椎や腰椎に負荷のかかる仕事柄のため、事故以前にも同じ整形外科へ何度か通院していた。幸い院長が交代しており、通院歴については全く問題にならなかった。   【立証ポイント】

早期にご相談をいただいたため、膝より腰を主訴とする認定方針にご理解頂き、MRI検査の実施を指示した。多忙の中、なんとか週2~3回の通院を継続(保険会社がのんびりしていたため、約10ヶ月通院することができた)していただき、通院回数も十分となったところで症状固定とした。

非常にシンプルな提出書類ではあったが、想定通り腰椎捻挫の認定は容易、1ヶ月もかからずにすんなり14級9号認定となった。

※ 併合のため、分離しています。

(令和3年9月)  

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 数年前、まだ事務所が築地にあった頃の話です。ある日のお昼休み、事務所に近いお蕎麦屋さんでかつ丼を頼みました。

   立ち昇る湯気が実に香しく、だし汁にやや半熟の溶き卵が被さったカツ、しっとりとしながらも微妙にサクサク感か残り、玉ねぎが助長する甘辛い味とごはんのハーモニー、三つ葉でも飾れば最高です。かつ丼はお店によって多少の違いはあっても、どこのお店でも美味しい。    この日も上機嫌に頬張っていましたが、奥歯にかすかな違和感、明らかに堅い繊維上のもの。確認したらホチキスの針でした。私は大雑把な性格ですから、吐き出して気にせず食べ続けることに苦痛はありません。しかし、ここで以下の選択肢が浮かびます。   1、店員に苦情を言いつけて、席を立つ。当然、代金は支払わない。   2、店員に苦情を言いつけて、作り直してもらう。したがって、代金は支払う。   3、何事もなかったように気にせず、食べ続ける。苦情を言うのも面倒、もめるのは勘弁したい。    対応は、ざっとこれ位でしょうか。今、話題のカスハラ(カスタマーハラスメント)のように、延々と文句を言い続けて、店主に謝罪を求める(出来れば土下座要求)か、「誠意を見せろ」(≒金品の要求)などの選択肢は無しとします。

 忙しいので、3を選択したいところでした。しかし、ちょっと待て・・ホチキスの針は私のかつ丼だけではなく、食材に複数混入していた場合、他のお客さんにも混入の危険性があります。中には口内をケガする方がでるかもしれません。これは、お店の為だけではなく、公共の福祉の為、言うべきでは・・妙な正義感が湧き出したのです。

 勇気をもって、店員のおばさんに、「あの、ホチキス混入してます。」と告げたのでした。すると、店員さんは「あらっ、すみません」と言うと、返す刀で厨房に「ホチキスが入っていたって」と声を掛けました。厨房からは活きの良い声で「さぁーせーん」と、店長らしき人の声が聞こえました。世の中には顔を見せない謝罪もあるのです。

 どうも、これで終りのようでした。もう少し丁寧に謝罪するか、ケガへの気遣いをするか、神妙に状態を聞いてくるか、そのような対応はなく、やや肩透かしでした。日々何千何万食を作っていれば、異物混入を100%避けることは難しく、お店側の苦慮も想像できますが、もう少し慎重な態度が必要かと思います。

 途中まで食べたかつ丼ですが、異常はないようです。私は食品ロス撲滅信者でもあります。残すことへの罪悪感が勝りました。。完食後、席を立ちレジ前へ。すると先のおばさん、微笑を浮かべ「代金は結構です」と。対して、私は「いえ、食べましたので代金は支払います」。それでも、受け取る気はないようです。しばしの間にらみ合い、まるで剣の達人同士の立会、膠着状態に…。

 一方、他のお客さんの視点は・・「いちゃもんつけて、代金を払わない人」の構図が完成です。厨房の店主も様子を窺っているに違いありません。(そう言う問題じゃないんだけどなぁ)正しい事をしたつもりが、なんで、こんなピンチになってしまったのか。大人しく3を選択すれば良かった。

 引っ込みがつかない私は、幸いお釣りがないちょうどの金額をレジ台に乗せると、逃げるようにお店を後にしました。終始、店員にかすかな余裕が感じられました。もしかしたら、食品にいちゃもんつける客が多く、その対応はマニュアル化されているのでは?。なんだか、そのマニュアルに照らして「あしらわれた」感が残りました。私は私心なく、公共心をもって苦情を言ったのですが・・。    世の中には、まっとうな正義感が裏目になることがあります。これもその一つと思います。お店の対応は心無いと思いますが、間違っているとも断言できません。そう、答えは一つではないことがあるのです。

 せっかく美味しいかつ丼でしたが、二度とそのお店に足を運ぶことはありませんでした。  

  

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真性の腱板損傷:後遺障害10級レベルの立証

 本件では可能性が極めて低いのですが、もし、事故受傷による棘上筋断裂であれば、肩の専門医の診断を乞います。肩関節の1/2制限など、本来、手術が適用される重度損傷です。

 秋葉事務所が指定した専門医のもと、すでにMRI撮影済みでも再度3.0テスラMRI検査、あるいはエコー検査を重ね、専門医の診断(書)と検査所見を完備します。

 それまで通院した小池クリニックの診断や、精度の低いMRIは、あくまで治療経過を辿るものとして補強的な医証へ下げます。そして、間違いのない10級、あるいは12級レベルの医証を固めてから弁護士につなぎます。

 具体的には、専門医の診断書とMRI・エコー画像に、治療経過としての診断書・MRIを揃え、説得力のある受傷機転の説明を加え、可動域制限を裏付けるリハビリ記録、手術を検討するカルテの記述など、あらゆる証拠を収集します。これは、ある意味、審査側をも助ける作業になるはずです。

 

陳旧性の腱板損傷:現実的戦略と回復努力

 被害者さんの受傷機転と直後の治療経緯から 、恐らく陳旧性の病変と予測できた場合。被害者さんのスポーツ歴、職歴を尋ね、確信を得たら、元々事故前から肩に変性があったと説明、枝野さんの理解を促します。

 ここでもし本当に肩関節の可動域に2分の1制限があったとしても、10級を主張すれば詐病者扱いになる場合があるのです。

 肩関節:外転80°の計測記録でも・・・最悪、「非該当」の結果が返ってきます。自賠責の怒りを買った結果です。可動域の数値通りに肩関節の障害とみてくれません。

 そんな、無謀な申請は敬遠させます。先日の説明通り、自賠責の視点を知っているからです。受傷後の肩関節の痛みから、あまり動かさずにいた為に関節拘縮が進んだ場合であれば、専門医へお連れして、理学療法を工夫して継続、可動域の回復へ向かわせます。お金を取ることだけが秋葉事務所の仕事ではありません。

 このように、被害者さんに現実的な等級認定・解決への理解と、回復への努力を促します。そして、次の③に進ませます。  

事故直後から肩の痛みが発症した場合・・後遺障害14級9号だけでも確保

 陳旧性損傷や年齢変性であっても、事故以前は何ともなく、事故後から痛みを発症するケースもあります。これはムチウチに同じく、引き金論(元々あった損傷が事故を契機に痛みを発症)として、医学的に説明がつきます。事故の衝撃でインピンジメント症候群を発症したケースも数件、経験しています。簡単に言うと、歳をとって棘上筋等のささくれが肩関節を動きを邪魔し、場合によっては関節部に石灰化が起き、中高年のいわゆる四十肩・五十肩の症状となります。これは経年性の内在的な病変ですが、運悪く、事故を契機に痛みを発することがあります。これを、続きを読む »

    今回3つのパターンを紹介しますが、⑴、⑵の先生に依頼すると残念な結果と迷走が待っています(弁護士名は仮名です)。   (1)交通事故経験の少ない弁護士:甘利先生

 患者の言う事と医者の診断書を信じすぎる傾向にあり。   (2)そこそこ経験がある弁護士:石原先生

 必要無い検査や画像鑑定を行い、結局は事故との因果関係を的確に立証できない傾向。    (3)秋葉事務所の場合

 多くの被害者さんは悲惨な結果になってから、やっとセカンドオピニオンで秋葉事務所に来ます。「相談が遅すぎて手遅れ」と、涙で枕を濡らすこともあります。    それでは、これらの顛末を追ってみましょう。  

肩腱板損傷の取り組み、2つの典型例と秋葉の対策

 ※「後遺障害が取れたら、またご連絡下さい」と言う弁護士は論外とします

 

(1)交通事故案件の経験少ない甘利弁護士の場合

 診断書を見て、「腱板損傷」を最初から丸ごと信じます。「肩関節の可動域制限が1/2ですので、後遺障害は10級10号が見込めます!」と息巻きます。今後、請求する慰謝料や逸失利益を計算して、「これは利益の大きな案件だ」と張り切ります。

 しかし、自賠責の等級は「非該当」、もしくは大サービスで「14級9号」となるはずです。腱板損傷で10級取り、3000万を超える慰謝料が貰えると、期待させた依頼者:枝野さんから散々責められて・・面目立たずに委任解除となります。または、引っ込みがつかなくなった甘利先生は、軽薄な診断書一枚を持って裁判に持ち込みますが、有効な立証などできようもなく青色吐息、画像所見は相手損保の顧問医の意見書から否定され、負けは必至となりました。毎度お馴染みですが、裁判所の和解案にすがり、「この辺で手を打つよう」必死に依頼者の説得にかかります。結局、低額の和解(実際はボロ負け)=最初から裁判の必要などない結果(獲得額)となります。

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 肩腱板損傷に関する相談、ご依頼をまんべんなく頂いております。早期からの相談であれば、等級認定を含めた対策を誤ることはありません。それは、弊所の実績ページの通り、あらゆるパターンを経験しているからです。

 一方、不慣れな事務所に依頼したばっかりに等級が付かず、迷走状態になっている被害者さんも多いものです。最近も某掲示板から直リンされた(?)のか、アクセスが多いので、その記事を加筆修正の上、再掲示します。

 今日から3回の元記事は専門家にも好評のようです。多くの方に参考となれば幸いです。そして、できれば、ご依頼もお待ちしています。  

医師の診断名は絶対ではない?

 交通事故で肩の痛みから腕が上がらず、肩関節の可動域制限が残った被害者さんの相談を100人程度、受けてきました。その中で、無事に機能障害、もしくは神経症状が認められた被害者さんは実績ページの通りです。    ⇒ 上肢(鎖骨・肩)の等級認定実績    しかしながら、一方で非該当や、肩関節の可動域制限がありながら神経症状の14級9号止まりの被害者さんが多数存在するのです。私達は初回相談の段階からMRI画像を確認していますので、等級はほぼ想定通りに収まります。したがって、早くから相談の被害者さんに関しては心配ありません。問題は画像所見の不明瞭な方の場合です。とくに、治療先で「事故との因果関係が不明瞭」ながらついた診断名に難儀しています。これが肩のケガの場合ですと、多くは以下の診断名になります。  

 肩腱板損傷(不全損傷 部分損傷)  

 肩腱板断裂(不全断裂 深層断裂)

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 ある日、交通事故被害に遭って、おケガの治療や自動車の修理を強いられ・・これから損害の回復に向けた長い戦いのスタートです。      毎度のセリフですが、それら損害・損失は自動的に補填されるものではありません。加害者、もしくはその加入している保険会社への請求と交渉、また、公的保険や自ら加入の保険等に請求手続きを負う事になります。通院・治療の負担だけに留まらず、大変な手間と時間を浪費します。しかも、必ずしもそれら補填額が十分と言えないこともあります。だから、”戦い”なのです。理不尽と思いますが、これが現実です。

 戦いには他者の助力が必要な場面があります。その為にも軍資金が必要です。何より時間と労力、自らのアクションが必要です。どこま行っても被害者は被害を被った時点で不利な状況なのです。いわば、平穏な日常を0とすれば、マイナス局面に陥ったのです。「やられ損」と嘆く被害者が多いわけです。そこで、出来る努力は、限りなく損害を回復させること=0に戻すことです。稀ですが、たくさんの保険をかけていたが故、保険金バブルを起す被害者さんがおります。また、努力と偶然の賜物ですが、実態の損害以上の賠償金を手にする幸運な被害者さんもおります。しかし、ほとんどの被害者さんは0に近づけることで精一杯ではないでしょうか。    最近ですが、後遺障害認定が取れず、がっかりさせてしまった依頼者さんがおりました。受任当初から見通しは厳しい旨を説明していました。弊所は見通しをかなりはっきり伝えています。等級予想のおよそ8割は当てています。しかし、紹介経由の御依頼の多くは、「秋葉事務所ならなんとかする」「この事務所は必ず等級を取る」など、過分な推薦の言葉がついているのです。有難く名誉に思う反面、「ハードル上げ過ぎぃ!」と悲鳴を上げたくなります。ご期待に沿うために頑張りますが、ダメなものはダメなのです・・。

 繰り返しますが、どんなに凄腕だろうと、無いものを有とはできません。この業界にそんな魔法は存在しません。事実を証明することでさえ、簡単ではないのです。それは弊所の実績ページをご覧いただければ、750件を超える戦いの記録からご理解頂けると思います(まぁ、内50件位は容易な認定・解決もありましたが)。同じくどんな優秀な弁護士でも、成果=獲得額の約束はしないものです。優秀な事務所は限りなく0に引き上げること、それを最大の責務としています。    なんら無策で戦いもせずに座して成果を待っているだけでは0に届かず、マイナスのまま残念な解決が待っています。自らの置かれている現実と不利、これを悟った被害者さんこそ、戦いに勝つものと思います。「やられ損」と嘆いている暇はありません。一緒に0を目指しましょう。これは消極的な姿勢ではなく、現実的な目標なのです。

    

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 続いて、12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」の認定例を、細田先生の実績から紹介します。    昨日の症例は、ひどい痛みと、基準(≒ギボンズのRSDスコア)にほぼすべて合致することから、神経系統の機能障害として7級の認定でした。骨折後の症状であり、分類でいえばTypeⅡ(≒カウザルギー)になります。

 一方、本件は捻挫の診断名から後に発症したもので、TypeⅠ(RSD)に類するものです。機能障害まで及ばずとも、14級9号「局部に神経症状を残すもの」や、12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」のいずれかで認定されるケースです。CRPSは特殊な症例ですから、早期に専門医の診断を受けること、何より「疼痛コントロール」と呼ばれる治療を開始することが望まれます。    無策のまま放置すると・・・   ○ 整形外科医は・・「う~ん(頭を傾げる)、様子をみましょう」と、延々とロキソニンと湿布の処方が続きます。    ○ 相手の保険会社・・「いつまで通ってんだよ(怒)、事故から何か月も経っているのに痛い痛いって、大げさな」と治療費の打ち切り、終には弁護士介入とします。      続きを読む »

 CRPSに陥った被害者さん数人を経験していますが、その診断名でズバリ等級認定、弊所ではありませんでした。これでは、実例で語る秋葉事務所の名折れになります。そこで、名古屋にあるグループ事務所:細田行政書士事務所の実績から紹介したいと思います。

 細田先生は、整形外科が手をこまねいている激しい疼痛を訴える相談者さんを専門医へ誘致し、確定診断を得て自賠責へ申請、謎の症状について7級の認定を勝ち取りました。先日、その過程を資料と共にご教授頂き、下記実例の掲載許可を頂きました。   ← 細田先生

 たった一つの事務所での経験は限界があります。未経験の症例を扱うことの無責任と愚を悟っています。私達は日本各地のグループ事務所と症例を共有することで、あらゆる被害者さんへの対応を可能としています。  

7級4号:CRPS(30代男性・岐阜県)

【事案】

 歩道に隣接した駐車場で車の修理中、歩道に出ていた足を、歩道を走行してきた車に轢かれ左足親指を骨折、その後CRPSを発症した事故。   【問題点】

 CRPSは、普通の整形外科では見落とされがちな傷病で、例えば骨折後に骨が癒合したにもかかわらず激しい疼痛が残り、本人がしきりに痛みを訴えても、様子を見ましょうと言われるだけで、専門医でなければ適切な対応がなかなか行われないという問題があります。

 この方の場合も、事故から1年以上が経過しているにもかかわらず、一般的なリハビリ治療をしているだけという状態でのご相談。

 患部の浮腫、皮膚色の変化、アロデニア、可動域制限などがあり、医者ではない私が見てもすぐにCRPSではないかと疑問を持つ。このままではよくならない可能性が高いと考え、専門医を受診する事を勧める。

 ご依頼いただく事になったので、さっそく複数の専門医から被害者の通いやすい専門医を選択。すぐに病院に一緒に行き診断して頂いた結果、やはりCRPSで間違いないとの事。先生と被害者と私で、今後の治療について話し合う。 続きを読む »

 最近、久々に真正が疑われる相談が入りました。異常な神経性疼痛、およそ年に一件程度、相談が入ります。いずれも真正の症状は少なく、CRPSの兆候を示している、または回復傾向など、弊所が受任した案件では、CRPSの診断名で等級が付くことはありませんでした。やはり、珍しい症例であることは変わりません。

 骨折や打撲から数か月を経て、大分痛みは和らいでいるはずなのに、とにかくひどい痛みが収まりません。軽く触れただけでも激痛で飛び上がります。また、患部の発汗や変色が見られ、明らかに異常です。それでも、整形外科などでは、「様子をみましょう」とロキソニンと湿布だけで対処、気付かない医師もおります。それですから、相手の保険会社などは”大げさにいつまでも通院を続ける面倒な被害者”扱い、治療費の打ち切りを迫ってきます。

 ご無沙汰していますので、復習しましょう。    CRPS (Complex regional pain syndrome=複合性局所疼痛症候群)   ○ Type I  RSD (reflex sympathetic dystrophy=反射性交感神経性ジストロフィー)   ○ Type II カウザルギー  (Causalgia)   ※ 最近ではカウザルギーとの呼称は用いません。臨床上、単にCRPS(タイプⅡ)としています。   <外見> 続きを読む »

 先日の記事『軽くバズった記事』をきっかけに、秋葉事務所がどこから検索されているのか、どこにリンクが張られているのか、少し調べてみました。普段は忙しくてそんな暇はなかったのですが、あくまで興味本位です。    当然ですが、Yahooやgoogle、スマホからの検索ワードがほとんどです。それ以外では医療系や弁護士関連からのページに秋葉HPの内容が引用、あるいはリンクが張られていました。それらは批判的ではなく、おおむね好評のようです。変わったところではアニメのサイトもありました。また、やはりと言うか「5ちゃんねる」など投稿サイトからも、記事へ直リンしてありました。もちろん、スレッド(特定のテーマの書き込み)は交通事故関連です。これら掲示板サイトは無責任な書き込みや誹謗中傷など、あまり良いイメージはありません。まぁ、匿名の掲示板はストレス発散の場、トイレの落書きのようなものなので。それでもやや気になるので、秋葉関連のレスだけを拾って観てみました。

 意外だったのは、特定の弁護士や士業関連で、大手法人の事務所名を除き、名前がでてくる個人はほとんどありませんでした。保険会社はズバリ会社名ですが、担当者個人の名前はでない。やはり、ルール無用ながら、個人名引用には多少の遠慮があるようです。そのような中、秋葉と交通事故110番(NPO法人)は例外的に頻出、私達に対してはまったく遠慮がありません。名指しです。交通事故被害者の悩みや質問に対して、「ここを検索してみたら」と特定の記事へのリンクが張られたレス(レスポンス?書き込みへの返事)が定番パターンでした。無責任な書き込みではありますが、それなりに記事の信憑性を認めている傾向、少しは役に立っているようです。ひどい批判や悪口がなくて良かった(ほっ)。

 また、私が書いた情報について賛否両論、軽くケンカになっている書き込みもありました。読み手の解釈や読解力の問題に過ぎませんが、それより直接、秋葉にメールや電話で聞いてくれれば、補足説明してあげたいところです。    秋葉はネット上、事務所の所在だけではなく、個人の顔や名前、経歴も明らかにしています。事務所を構えて商売している以上、当たり前のことですが、ネットの世界では裸で歩いているようなものです。これって勇気のいることだなぁと思います。包み隠さず観られている以上、HPの情報には正確性を期さねばなりません。ネット上のどこの誰かもわからない匿名者に対して責任などありませんが、多くは交通事故被害者さんです。やはり無責任ではいられません。情報の精度を上げること、時間の経過や時機によっては改正・訂正も必要です。店を構えることとは、まさに公開なのです。胸襟を正す思いです。

 

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 事務所開設の翌年から11年続けている相談会ですが、昨年から今年にかけて参加者が少なく、中止とした月すらありました。ご存じの通り、コロナ下、参加者減少が続いています。    弁護士(法律担当)、医療調査員(後遺障害担当)、保険代理店(保険担当)、柔道整復師(医療方針担当)、場合によっては放射線科医(画像所見担当)まで参加する相談会こそ、交通事故被害者にとって、解決に必要なすべての局面にアジャストしています。およそ、巷の相談窓口は一人の専門家のみ、知識の偏りは否めません。その点、絶対の自信をもっていました。

 無料の相談会といはいえ、広く相談者を募り、その内一定数は有償の受任となります。無料とは謳っていますが、当然に商売の側面もあります。しかし、すべての参加者が受任=利益となるわけではありません。有用な情報や書類を持ち帰り、被害者自身で解決する方、そこまでいかなくても知識を解決の一助にする方、相談して気持ちが楽になる方、実に様々です。受任に至らずとも、無料だからと言って手を抜くことはありません。これこそ、商売<被害者救済の精神が発揮される場面なのです。

 ただし、事務所の経費や人件費に押されている現実を考えると、ボランティアだけでは成り立ちません。例えば、利益にならない相談案件の為に、1時間あたりの相談料が1万円にもなる弁護士や医師を呼び、会場費はじめ電気代やコピー代、お茶代の負担が加わり、これだけ経費や時間をかけて無料対応できるでしょか? もちろん、秋葉事務所のスタッフにも給与を支払なければなりません。 これでは、事務所は半年で潰れてしまいます。

 だからこそ、相談会なのです。有償で受任となる相談者様の合間に、恐らくお金にならない相談者もついでに対応することができます。ついでと言っては失礼ですが、単体では対応が厳しい相談が2~3加わったところで経費はたいして変わりません。相談会なら、有償・無償まとめて対応できるのです。相談会の継続開催こそ、単なる商売に収まらない、事務所の精神を体現したものなのです。    苦しい時期が続きますが、貫いていきたいと思います。    

 

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 本日は修善寺へ病院同行、東京から新幹線→伊豆箱根鉄道に乗り継いで終点までおよ1時間40分、運が良いと踊り子号1本で行けます。大好きな伊豆へは足取りも軽く、おかげさまでご依頼も欠かさず頂いております。病院同行は三島~修善寺間のみですが、近い将来、西・南伊豆へ、「天城越え」を果たしたいものです。      修善寺からバスに乗れば観光地が目白押し!    遠方ながら、2人の依頼者さまが同時に同じ病院です。秋葉事務所ではこれは珍しいことではありません。医師面談の時間帯が夜だったので、これから急いで戻る必要はありません。緊急事態宣言明けで営業時間が延びたことですし、久々に夕食をとって帰ろうと思いました。

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 前シリーズもそうでしたが、マニアックな傷病名をどんどん採用、ドラマを盛り上げています。    第3話の患者は、脳腫瘍による相貌失認を抱える女性教師です。相貌失認(そうぼうしつにん)は珍しい症例で、医師を含め脳障害に関わる者でなければ知らないと思います。先日の業務日誌「軽くバズった記事」で、「1冊のメモ帳と相貌失認」の記事へのアクセスが急上昇したことを書きました。その理由はこれっだたのですね。恐らく、多くの視聴者が放送後、検索をしたのでしょう。ドラマは録画して数日後に観ましたので、今になって気づきました。     その記事 👉 1冊のメモ帳と相貌失認     相貌失認については上の記事をご覧下さい。交通事故外傷による脳損傷でこの症状をはっきり示した被害者さんは、かつて1件だけでした。それ以外は兆候があるも、記憶障害の範疇でした。「失認」とは、物体を識別する能力が低下又は失われることです。失認の多くは行動において問題が生じます。簡単に言うと、日常使っていた道具の操作が出来なくなるなど、「失行」につながる症状になります。ひどいとズボンの履き方すら迷ってしまうようです。  相貌とは人の顔や表情を指しますので、顔を識別できないことになります。その”程度”ですが、新しく会った人を覚えられない、知人の顔を忘れるなどは、記憶障害と重なります。失認との区別ですが、家族の顔すら忘れる、「怒っているか、笑っているか」相手の表情が読み取れなくなるなど、極端なケースは相貌失認を疑います。      相貌失認を取り上げたドラマ、映画はいくつかあるようです。注目はその映像化で、障害者からどのように観えているのか、色々と工夫しています。先のキムタクのドラマでは、奥さんや実子の顔を含め、人の顔がすべて仮面に見えていました。実際、このように見えているのかどうか、障害者じゃないと分からないでしょう。ラジエーションハウスでは、顔全体、顔の一部にもやもやしたモザイクをかける映像処理でした。これですと、人の区別や表情の読み取りが困難で、視聴者にとって、障害者の視点がわかり易かったと思います。 続きを読む »

 業務日誌を11年も休まず続けていますと、相当な記事が蓄積されていることになります。昔の記事など、ほとんど目に触れることがないと高をくくっていますが、何かのきっかけでやたらとアクセスが集中する記事があります。もちろん、自らの交通事故や障害について調べている被害者さんの検索であれば、期待通りのアクセスになります。しかし、別の理由で他のHPに取り上げられた記事の場合、あるいはリンクが張られた場合、長期間に渡るアクセスに繋がり、しばらく拡散する傾向です。

 本日は、そのような根強い人気記事?を列挙します。注目頂くことは有難いのですが、残念なことに受任や仕事につながることはほとんどありません。

  1冊のメモ帳と相貌失認

 この記事はキムタクのドラマから引用、書いたものです。最近、一夜間に数十人からアクセスが集中しました。誰かが、ネット上で取り上げたのかと思います。書きっぱなしのブログですと、読んだ人からの書き込みができませんので、反応を探ることができません。キムタク関連? 記憶障害? メモ帳のメーカー?・・どのようなジャンルからの引きなのでしょうか?   リバーミード行動記憶検査 解説(改定版)

 非常にマニアックなこの記事も、長年に渡って満遍なくアクセスがあります。リバーミードは神経心理学検査の一つですから、恐らく医療系のHPから直リンされているものと思います。医療・医学に関する記事は間違ったことが書けないので、時々、不安になります。   排尿障害を段階的に検証します ...

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 セカンドシーズンの放送が始まりました。遅ればせながら、録画にて視聴しました。第1回は主人公の五十嵐放射線技師がアメリから帰り、甘春病院に復院から始まります。しかし、病院の院長は灰島院長に代わっており、その経営合理化路線から、遠隔読影(※)に切り替えた為、放射線科医の甘春先生はじめ、かつての技師チームのほとんどが他院へ異動していた状態でした。

※ 遠隔読影・・・CTやMRIなどの医療画像を、通信ネットワークを利用して専門医がいる施設へ送信し、読影・画像診断を行うシステムです。 遠隔読影の導入により、放射線科常勤医がいない病院に、専門医による精度の高い検査結果を迅速に取得できます。アメリカではかなり一般的で、日本では医療過疎地域で拡大しています。

 前院長の大森先生も甘春病院に医師として復帰、その圧力(何故か灰島院長は大森先生に弱い)?により、かつてのチームが再結集することで1話が終了しました。注目は2話です。

 今回の患者はてんかんで苦しむ陸上選手の少年(走太)です。投薬でてんかん発作に対処していましたが、発作の頻度増加から、例によって五十嵐技師が検査を強く訴えます。そこで、2つの検査が実施されます。SPECT検査とファンクショナルMRI(fMRI)です。   スペクト・・・高次脳機能障害の立証 10 ~ 画像:スペクト

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