おはようございます。今週も元気いっぱいがんばりましょう!
交通事故の解決に切っても切れないのが保険です。自賠責保険、任意保険、生命保険、傷害保険、共済、社会保険、労災、政府の保障事業・・・さまざまな保険が関わってきます。そして解決にむけて「この保険は使えるの?」「どの保険を使ったら得か?」を検討します。まず任意保険については保険証券、そして小さい字でびっしり書き込まれている約款を確認します。自動車任意保険の証券&約款は毎年契約更新ごとに届くと思います。
この約款、回りくどい表現で何を言っているかわからない、とういう声をよく聞きます。確かに見るだけで目が疲れます。多少法律条文を読むことに慣れている法律家ならなんとかなりますが、慣れていない方には少々大変です。その反省を踏まえ昨年の保険法改正を前後し、契約者に対し保険内容の周知・理解に努めるように各社取り組んでいます。たとえば約款に別紙を添付し、字を大きく絵図を加えて工夫するなどしています。そして時代の要請からweb約款の登場です。
東京海上 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/covenant/index.html
三井住友 https://cws.ms-ins.com/webyakkan/index.html
損保ジャパン https://cdms.jp/sompo-japan/car/index.aspx
3大メガ損保も紙約款から電子約款への転換を推進しています。紙はいらない、という契約者には特典まで付けています。早晩web約款が主流になるかと思います。これはエコの問題、契約者の利便だけではなく経費削減が目的です。無駄な費用の圧縮が保険料(掛け金)に反映されれば双方にとってメリットですね。
約款を隅から隅まで読んでいる契約者は0に近いと思います。無駄をなくすことは大事ですが、自身の保険内容を把握する、という基本は変わりません。毎年高い掛け金を払っているのですから・・。