今日は珍しく一日事務仕事で事務所に缶詰め。外に出ないつもりでしたが、夜に損保ジャパン以来の代理店の同期が来所しました。現在、この代理店さんに私の保険部門を任せています。  お互い同期入社で共にバブル崩壊~金融ビックバンの時代に保険営業をしてきました。この20年は日本の保険業界の一大転換期であったと思います。

 アメリカは80年代初頭に金融再編を済ませ、保険会社はアンダーライティング(保険の引き受け判断)のみを業務とし、スリム化に成功しています。日本の保険会社はそこまで割り切れませんが、ご存じのように合併を繰り返し、経営の合理化推進中です。同じような歴史をたどりつつも、日米の大きな違いは代理店のあり方です。

 アメリカでは個人経営の代理店はほとんど存在せず、一企業の体制でブローカー業の形態をとっています。また特定の会社の専属は稀で、複数の保険会社を対象に「保険をいくらで引き受け、いくらで保険会社に売る」、この利鞘で営業しています。一方、日本の代理店は保険会社の専属、もしくは乗合(いくつかの会社と取引)として保険会社傘下に連なっています。そして保険会社の決めた料率が絶対で、代理店はそれに従うしかありません。アメリカのブローカーのように対等ではなく、保険会社に従属している状態と言えます。もちろんそれが日本型経営として、保険会社と代理店の親密度が高いことが、高度経済成長期では効率の良い関係であったと思います。しかし代理店手数料の自由化(実質、大幅な引き下げ)後、保険会社と代理店の関係に弱肉強食の論理が加わりました。売上の少ない代理店は手数料を下げる、他社の保険を扱えば手数料を下げる、会社の言うことを聞かない代理店も手数料を下げる、そしてついてこれない中小代理店は他代理店と合併や廃業へと追いやられます。会社の生き残りのためには切り捨て御免なのです。結果として日本の代理店のとくに家業・個人事業主としての命脈は尽きようとしています。大型法人代理店も生き残りの合従連衡(小型代理店の吸収、合併)が続いていますが、規模が大きくなっても事務負担・人件費の増大で純益が上がりません。自動車も減る、人間も減る・・・当然、全体の保険の売上げは下降線の時代なのです。代理店は保険会社の決めた手数料に対し、アメリカのように交渉する手段を持たず、経営体力を維持するに汲々としています。つまり、日本の代理店はアメリカのようにブローカーに成長しえなかったので苦しんでいると言えます。

 これは保険会社と代理店に限定した話ではないと思います。長びく不況、急激な少子高齢化で、右肩上がりの経済構造はもはや望めません。そして企業を潰さないため、労働者派遣法の改正等で益々個人より企業の保護が進んでいます。国道沿いに大型商業施設ができて街の商店街が消えていくように、産業構造の変化がどの業種でも進んでいるのです。

 そのような歴史をかみしめながら築地のお寿司屋さんで2時間。そしてかつての共通の上司や同期の仲間たちの話題が続きます。変わっていく世の中と変わらない人間達・・・お互い、いつの間にか歳を重ねました。

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 ホームぺージのトップに昨年の実績数字を挙げました。

 年間相談件数352件 申請数72件 認定率89%

 この数字について補足説明をします。

 相談件数は実際にお会いした被害者さんの総数です。電話・メールのみの相談は含まれていません。本当に一年間に352人も会っているの?確かに一人の行政書士としてはあり得ない数です。しかし事実、昨年参加した相談会は32回に及び、参加されたすべての相談者の総数が352人なのです。首都圏各県の弁護士の協力と、全国各地の行政書士、NPO法人が連なるチームで共同開催していますので多くの被害者さんと面談による相談が可能なのです。これは全国の仲間たちも同様です。この経験則が一番の強みと言えます。    申請数は初回60件、異議申立12件です。

 認定率は初回89%、異議申立は43%でした。    相談者の割に受任が少ないのは、無料相談のみで十分にお役に立てた方、もしくは弁護士のみ受任で完了する方がおよそ8割に及ぶからです。もちろん「取りあえず契約をして、ダメ元で後遺障害の申請をしてみましょう」、このような乱暴な受任は排除しています。後遺障害が認められないような被害者は違う解決法を提示します。被害者にとって無駄なお金や時間をかけさせない方が親切と考えるからです。それでも異議申立は43%と苦戦していますね。出来れば無駄な申立を避けたいのですが、そもそも異議申立の成就率は調査事務所によると、ここ数年は7%前後なのです。いかに初回で漏らさず等級認定させることが重要か…数字が示しています。

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 交通事故相談ではまず事故の基礎情報の聞き込みから始めます。名前、職業、生年月日を踏まえ、事故日、事故状況、ケガの診断名など続きます。さらに加入の保険内容、相手の保険内容、病院名と治療状況・・・これらの聞き込みですでに15分は経過します。ここからご質問への回答や問題点の指摘、方策の検討に入ります。一人当たり1時間はかかってしまいます。電話でも30分以上話し続ける必要があります。いずれも基礎情報の聞き込みなくば、正確な回答ができません。だからこそ回答の精度を上げるためにも、基礎情報の質問⇒回答が入力できるメールフォームが大助かりなのです。

 それでも相談の10件中7件は電話となります。残念なのはいきなりかかってきて質問したいことだけ話す方です。中には名前も名乗らない方もおります。いくら無料とは言え、不正確・無責任な回答はできません。それにどこの誰だかわからない方へ踏み込んだ情報を与えることにためらいがあります。やはりメール相談が一番です。先にメール⇒電話相談もしくは無料相談会参加が好ましいのです。

 今回の改定でもメールフォームを少し整理しましたが、前HP同様、踏襲しています。相談の際にはぜひご活用頂きたいと願ってします。

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 新しいホームページのアクセス解析を見ると、今まで投稿した業務日誌に検索が引っ掛かり、訪問してくる方が相当数おります。検索からはトップページよりも多いかもしれません。それだけ被害者さんの知りたい情報に答えているものと思います。  私にとっても過去の記事は重要なデータベースです。交通事故に関する膨大な知識すべてを丸暗記しているのは無理です。したがって相談会等で過去記事をささっと検索して情報の確認をしています。自身にとっても重要な項目なのです。

 今改定、右のスペースに日誌カテゴリーを検索しやすいように整理・表示していただきました。日々コツコツ記事出しした内容が自らを助けてくれるのです。

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 以前から懸案となっていた報酬の改定を行いました。  今までも契約内容に柔軟性を持たせ、依頼者さんの事情に合わせて「着手金」を頂かないことがありました。とくに等級獲得後、連携弁護士に賠償交渉を任せる、もしくは連携弁護士に全面交渉を任せた上で後遺障害申請を秋葉に依頼する場合について、双方に払う報酬が過大とならないように着手金を免じる契約としていました。また弁護士費用特約で着手金を確保できる場合も同様とすることが多々ありました。私は着手金を頂くことを原則としています。しかしこのように柔軟な対応をしてきた事実もあります。この機にわかりやすく表記することにしました。

 こんな感じです。

通常コースⅠ(むち打ち、軽傷)  着手金 5万円+消費税 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

通常コースⅡ(難事案、重傷) 着手金 10万円+消費税 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

着手金不要コース   14級の場合 成功時 20万円+消費税 その他の等級の場合 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

連携弁護士に併せて依頼する場合は着手金をいただきません。 非該当の場合は決定時に10万円+消費税のみ頂きます。 

  

今まではわかり辛かったと思います。よりシンプルにもう一工夫してみます。

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 前ホームページで毎日更新し続けた業務日誌はおよそ692件。塵も積もれば山です。これを業者さんが移行作業をしました。しかしカテゴリー分けなどの編集作業が必要です。また基本的なページも改編する予定です。時間がないので前ホームページそのままの移植も多いのですが、さすがに古くて陳腐!これは少しずつ改編していきます。  通常記事はもう少し待って!

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 年に1~2回、雑誌等の取材依頼があります。公共性の高いものはもちろん、テーマが有意義であればできるだけ協力しています。全国紙ともなれば取材費を頂くこともあります。しかし先日の依頼には一言 言わずにはいられません。

 聞いたこともないようなビジネス誌からの依頼です。なんでも東京で活躍する経営者のインタビューを毎号、数十人掲載している雑誌だそうです。そしてインタビュアーは引退した某プロ野球K選手。もうこれでお解りの方もいると思います。これは純粋な取材ではありません。内容もなんだかとってつけたようなテーマで、今回は「起業は人なり」?だそうです。そして取材に対する報酬などはなく、逆にK選手へのギャラを取材される側の私が負担してくれと・・・。普通、取材であれば雑誌社から些少なりとも報酬があるか、公益性のある雑誌であれば無償もあるでしょう。本件は「お金払えば有名人に会わせます。雑誌に載せます。」なのです。100歩譲って宣伝効果があるタイアップ企画でなければ理屈が通りません。今回は即座に「あぁよくあるやつね、お断りします!」と電話を置きました。

 これはつまり、引退したプロ選手や(売れなくなった)芸能人のプロダクションと組んだ、「営業」なのです。雑誌掲載のお題目と有名人をエサにお金を集める商法です。この雑誌社は雑誌を売ることなど主たる目的ではありません。取材されるの側の経営者達からお金を取って、有名人に会わせる=有名人の小遣い稼ぎの段取りをしているに過ぎません。おそらくそこからバックマージンもせしめているのでしょう。だから「雑誌の取材・掲載」などはまやかしです。それでも有名人や宣伝効果(こんなとってつけたような出版物ではほとんどないはずですが・・)に釣られて引っかかる人もいるのでしょう。

 このように人が食いつきそうなお題目を見せかけ、実は違う狙いで稼ぐこと・・・私は「すり替え商法」と名付けたいです。

 世の中「すり替え」が蔓延しています。翻って私たちの業界は士業です。より倫理観が求められる世界です。しかし、どうかなぁ?という表現も蔓延しています。

 例えば 「着手金無料」

 いかにも被害者救済的な言葉を並べていますが、「費用は結果がでてからでOK」、しかし「報酬は経済的利益の10%+20万円」となっています。ん?20万円ってこれ着手金相当額じゃないの?つまり「着手金無料」ではなく「着手金後払い」が正しい表現のはずです。

 着手金の設定についてはどうも胡散臭さを感じてしまいます。私は原則着手金を頂いています。なぜなら病院同行など、実動する際に交通費や日当がかかります。着手金無料はこれを立替えている状態です。もし途中で事情により解約した場合や、結果が伴わない場合でも結局後で請求することになります。したがって先にもらうべきなのです。それだけ実動業務に自信と誇りを持っています。無料や立替えなど不健全に感じているのです。それに依頼者側にも出費が伴う、ある意味、相当の覚悟をもって委任していただきたいのです。それでも「着手金無料」が多いのは、商売上の競争からの理由と思います。どの事務所も思案のしどころですね。

 しかし内幕をばらせば、着手金無料のところはほぼすべて自賠責保険に委任請求を行っています。これは保険に請求する際、認定された保険金を依頼者の口座に入れず、まず行政書士・弁護士の口座に入金させてしまうことです。そこから交通費や報酬を差っ引いて依頼者に送金しますので、決して取りっぱぐれがないのです。事務所にとって着手金無料でも後で確実に回収できるのです。報酬全体をよく見れば特別な値引きとなっていないことがわかるはずです。とにかく商売上「無料」でまず契約を確保すべし!なのです。だからこそこれも「被害者に優しい」などの言葉がつくと胡散臭くなるのです。依頼者の為などと言う言葉に「すり替え」を感じてしまうのです。

 もちろん経済的事情で着手金が苦しい方もいるでしょう。しかし私の場合、傷害保険や共済、とくに搭乗者傷害の請求を先行させ、軍資金を確保することによって少しでも着手金をお預かりするようにしています。このようなプレゼン?から私の仕事に価値を感じた方は着手金を渋ることはありません。    いずれにせよ着手金無料は難しいテーマです。掲げるにしても誠実な看板としたいものです。

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 ここ数日、胃の調子が良くないです。昨年胃カメラで検査をしましたが、今年も近いうちに検査したいと思います。さらにしばらく検診していない歯も心配です。したがって今週は胃腸科と歯医者に行きます。

 ちなみに昨年、病院同行(単独訪問含む)は234回に及びました。かなり限界の数字と思います。毎日のように病院に行きながら、健康診断すら逸している始末・・・今年は健康と体力回復、そしてダイエットの年にせねばならないようです。

 いくつになっても虫歯は怖いです。

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 ドラマはあまり見ません。まして一年も続く大河ドラマなど・・。しかし先日NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」を観ました。行政書士仲間は戦国好きが多く、皆しっかり大河ドラマを観ています。忘年会でも官兵衛が話題に上がりました。

kan さて黒田官兵衛については詳しい方も多いと思いますので人物説明は割愛します。一言で言いますと戦国時代、信長、秀吉、家康の3天下人に仕えた軍師です。様々な逸話が残っていますが私にとって注目すべきことが一つあります。それは後遺障害の観点から「関節硬縮」です。    まず背景から・・・

 官兵衛が主君 織田信長に謀反を起こした荒木村重のもとへ、「謀反を思いとどまるよう」説得のために単身、有岡城へ出向きます。しかし村重は説得に応じず、官兵衛を牢に幽閉してしまいます。この牢は天井低く、官兵衛は座ったままの状態を強いられ、1年間も閉じ込められました。その後、村重の謀反は失敗し、官兵衛は救出されます。しかし下肢、とくに左脚が不自由になり、しばらく自力で歩くことができなくなりました。戦国時代にどのようなリハビリをしたのか、また装具はどうしたのか記録にありませんが、有馬温泉で療養したとの記録があり、杖を使って歩けるまでに回復はしたようです。ドラマの冒頭、小田原城への使者のシーンで足を引きずってましたね。

 ここで官兵衛の病態を分析します。考えられるのは2つ・・

1、くる病  おそらく陽も当たらず不衛生な環境から、ビタミンD不足を原因とする「くる病」が考えられます。大腿骨、脛骨や半月板が石灰化を起こし、ひどいと骨の変形となります。当然脚が曲がったままで伸びず、歩行不能が考えられます。しかし栄養状態の回復と運動療法から回復する病気でもあります。

2、廃用性症候群

 人間の関節は一か月も動かさなければ誰でも固まって曲がらなくなります。これを廃用性関節硬縮と呼びます。狭い牢で一年も歩かず座ったままであれば関節は固まってしまい、元通り100%動くまでの回復は困難となります。

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 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

illust2489 今日から仕事始め、朝5時に事務所を出ます。中央線各駅停車に2時間半揺られて山梨です。  ハードな年明け、今月も重要な病院同行が目白押しです。

 昨年の反省は機動力に重点を置くあまり、書類作成に時間を取れなかったことでしょうか。今年はもっと頭を使って、バランスよく業務を遂行したいと思います。

 今年一年、私も皆様も健康で過ごせますように。 

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 本日は業務無関係記事=近況でお茶を濁します。

 年末の買い物につきものはデパート・商店街の福引です。

 先日、お歳暮の購入による福引で3千円の買い物券が当たりました。本日それを使い東京駅地下でYシャツを購入しました。差額1千円ちょっと足りないので現金で負担。その1千円分でまた福引券を頂きました。早速近くの会場で「カランカラン♪」と鈴の音、今度は5千円分のお食事券が当たりました。ちょうど昼時なので、それを使って地下街で食事をしました。余った金額で追加のお歳暮を購入。そして更にここでお店のキャンペーンが当選、またもやデパート商品券○万円ゲット!・・・これは金券ショップ行きかな。ここで「当たり」も途絶えるでしょう。

 わらしべ長者状態です。

 子供のころからくじ運はいい方かな?がりがり君も2本に一本は当ててたような気がします。懸賞マニアではありませんが、最高で自動車を当てたこともあります。でも宝くじやTOTOには興味なく買ったことがありません。(親は私の名前を使って宝くじ予約や、懸賞に応募しているようですが・・)

   追伸 今年もたくさんのお歳暮を頂きました。ご依頼者皆様のお心遣いに感謝です!

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 昨日、ノルウェーから交通事故相談のメールが入りました。なんでノルウェーから???差出人は「ノルウェーの森です」とあります。誰だ?ノルウェーに知人はいません。おっかなびっくり開いてみました。メールの文字は日本語のフォントとなっています。読んでいく内にようやく思い出しました。

 10年前、ロシアの旅先で会った日本人です。数日一緒につるんだバックパッカー仲間の森君でした。なんでもオスロで交通事故に遭い、日本のサイトを検索していたらこのHPにたどり着いたようです。相変わらず定職に就かず世界中を回っているようです。しかしよくみつけましたねぇ。  質問内容は、事故相手が無保険らしいのですが、日本の強制保険みたいなものはないのか?ということです。「そんなの知るか!」と思いましたが、一応調べて回答しました。

 なんと最初に自動車の強制保険加入を義務付けたのはノルウェーです。さすが福祉大国というべきでしょうか。100年前の1912年には自賠責保険加入が強制化されています。その他ヨーロッパで自賠責保険が次々と制度化され、デンマークやスウェーデンの北欧諸国、そして西欧のイギリス・ドイツが続きました。現在東欧を除きヨーロッパのほとんどがほぼ制度化されているようです。(ちなみにアメリカは最低補償金額を任意保険で加入するよう義務づけられています。)補償内容は対人だけではなく対物も設定されているようです。日本の被害者請求に類似する請求も可能のようです。  幸い軽傷のでした。後は現地で調べてもらいたいとこです。オスロの日本大使館に相談すればなんとかなると思います。  

 10年前、私はウラジオストックの広場でほんの一日ですがギター弾き語りをしていました ・・・ビートルズの「ノルウェーの森」を歌うと、知り合ったばかりの森君は「じゃ北欧にでも行ってみるか・・・」ウオッカ片手につぶやいていたっけ。本当に行ったのだな。

 

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 連休明けは電話ラッシュですが、今週は10月にやり残した仕事をラッシュで仕上げねばなりません。9~10月は夏の疲れがどっと出て、仕事のスピードが落ち込みました。とにかく体を壊さずにやり過ごした感じです。  今年もあと2か月、年初の目標の半分も達成していないことに愕然としています。この2か月はまず堆積している仕事をまとめ、できることから一つ一つ前進させていきたいと思います。有用な記事となりませんが、まずはラストスパートの抱負です。

                                     

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 今日の日誌は2日遅れの記載です。週末は以前ライブに来ていただいたお客さんの結婚式に招待されました。

 結婚式への出席は久々です。そして余興の歌を依頼されました。幸いバンド仲間も数人出席しておりましたので久々に小ライブが可能でした。曲もしっかりリクエストされております。「Nothing’s gonna stop us now(愛は止まらない)」。結婚するお二人共に小~中学生の時に初めて観た洋画が「マネキン」で、この曲はそのテーマソングです。数年前にライブで演奏した時、大変喜んでくれたことを記憶しています。

 皆忙しく、冠婚葬祭でもないと集まることができない世代です。懐かしい顔ぶれが揃う、そのような意味でも結婚式はいいものです。暖かい気持ちに包まれました!

 結婚式の写真はUPできませんが、5年前の野外ライブの映像が残っています。

 この曲はデュエットです。映像の女性ボーカルはナウミ・カルバハル。スペイン マドリード出身で、来日の間1年ほど一緒に活動しました。

 真夏の酷暑の中、バテバテの2ステージ最後の曲でした。    映像→ http://www.youtube.com/watch?v=8f8pk4MxdaQ

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 何度も甲府に行きながら初の「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」訪問。現在は武田神社となっており、甲府では観光コース最初のポイントです。ここは武田信玄の居城として有名です。外堀や大手門が遺構として残っています。  本日の病院同行はすぐ近くの整形外科です。アポまでの時間がありましたのでようやく訪問がかないました。

 ← 外観図

 宝物殿で特別公開されていたのは「風林火山」の旗の実物です。

 武田と言えば「風林火山」、これは孫子の兵法からの引用で、「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」・・・疾(と)きこと風の如く、徐(しず )かなること林の如し、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」と読みます。用兵、軍隊運用の要、目指すべきスタイルでしょうか。自然の事象に例えて説明されています。

 さて、本日の医師もむち打ちや交通事故外傷について、例えを引用し説明していただきました。

 「なぜ交通事故の場合、痛みが長引くか?」について・・・  ”例えばジェットコースターに乗った時、車に追突される以上の衝撃を首に受けても、楽しい事をした場合の「痛い」なのでそれほど気にならないでしょ。でも被害を受けた事故では痛みをネガティブに捉えるので、脳が過剰に痛みを感じてしまう。またスキーに行った後、転倒や筋肉痛でひどい痛みにさらされても、心地よい思い出と共にある痛みだから、またすぐにスキーの出かけるよね。”

 わかり易い例えです。保険会社もデータから説明しています。「自損事故でケガをした場合と被害事故でケガをした場合を比べると、同程度のケガでも治療期間が1:5の比率、つまり被害事故の方が治癒まで5倍も長くかかる」とのことです。

 被害者意識・・・よくわかる気持ちですが、人間は感情、つまり脳の働きにより同じケガでも痛み・苦しみのメーターが違うのです。これは交通事故賠償で保険会社が被害者に厳しい目を向ける最大の理由です。むち打ちを「交通賠償病」とまで呼んでいます。被害者も自らが置かれている立場、向けられている目を理解し、冷静に対処していかなければならないのです。

 さすが甲州、風林火山から記事が書けました。

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 記事をしっかり書かねばなりませんが、厳しい日程に負けています。明日は甲府に経つ前に新しいビデオカメラを購入します。

 さて、ビデオ立証は私の得意とするところです。自賠責保険・調査事務所は後遺障害のすべてを書類審査としています。醜条痕などキズを見る場合、面接がありますがこれは唯一の例外です。もちろん申請時に写真を添付しますが、キズは実際に見て判断する方が確実です。    しかしキズに限らずご本人、もしくは家族しかわからない微妙な障害の場合はどうでしょう?医師の診断のもとに書かれる診断書や、症状を記載した文章だけでは限界があります。例えば脳障害で言葉がわずかにどもってしまうようになった場合、それは実際にビデオで見てもらうほうが程度がはっきりつかめます。嚥下障害(食べ物が呑み込み辛くなる)も飲み込む際に食べ物がひっかかる様をレントゲンをビデオで記録するVF検査が有効です。脚の靭帯断裂による歩行困難や変形、短縮障害による傾斜歩行も歩行の様子をビデオで撮ればより障害の実像が確認できます。介護状態についても常時か随時かの2分別だけではなく、具体的にどの程度の苦労を強いられているか・・・日常介護の様子をビデオで収録することは介護費用を争う裁判では有用な証拠となります。

 これら立証のために提出された映像や画像は、調査事務所の審査で役に立っているはずです。書類から障害の程度や実像を判断することが難しいケースがあると思います。情報は多いに越したことはありません。

 私達はプロの撮影スタッフと提携し、必要があれば記録ビデオの作成を行っています。またハンディカメラを常備し、立証作業に活用しています。  交通事故の損害立証は「被害者」が自らやらなければなりません。相手の保険会社がより障害を詳しく説明すべく、細々と動いてくれはしません。被害者とは実に厳しい立場に立たされているのです。

 日曜は甲府相談会、月曜は石和温泉で病院同行が控えています。

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 夏から毎週のように土日に相談会や研修が入り、ほとんど休日なしです。疲労もありますが、歯医者さんや床屋さんなど行く暇がなく、今日はそれら日常生活のために時間を使います。したがって夕方のアポまでお休みをいただきたいと思います。すみません、記事もお休み、明日から頑張ります。

             

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 今日は埼玉県行田市へ病院同行。行田市と言ってもあまり有名ではなかった所ですが、今年公開された映画「のぼうの城」の舞台として一躍脚光を浴びています。

 「のぼうの城」は和田 竜 先生の小説が原作です。今までにないスペクタクルを感じる戦国もの小説で、まるで映画になるべくして書かれた小説でした。内容は豊臣 秀吉の小田原攻め、つまり関東併合において唯一落ちなかった城、忍城(おしじょう)の攻防です。忍城は城攻めの天才 秀吉でも落とせなかった城です。攻城の指揮をとったのは石田 三成で、後年まで戦下手と呼ばれるきっかけとなったのがこの忍城攻め失敗なのです。城は利根川水系の水路に守られた湿地帯の台地に築かれいます。さながら水の上の城で、確かに難攻不落のようです。映画も観ましたが痛快の一言!ブルーレイも買おうかな。

 行田市でのロケは僅かですが、エンドロールで現代の行田市の風景が映ります。

 城跡は当時の痕跡は少なく、公園と復元した城郭(往時と違う)があるそうです。

  ←復元図 ...

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 お盆休みが終わり、明日の研修会に向けて今日一日準備です。本日の日誌は休み中の出来事を一つ。

 お盆休み中、日本橋で衝撃的な出会いがありました。買い物中、涼を取るため何の気なしにアトリエに入ってベニスの風景画を観ていました。そこでどう考えても見覚えのある風景が・・・。かつてベニスに行ったときにゴンドラで通った水路ではないか?いや待て、よく似た風景ばかりだから、やはり見間違いか。でもここの水路はある恥ずかしいエピソードから忘れないない場所なのです。それからどうしてもこの絵から離れられなくなってしまいました。そして10分後一緒に帰宅。つまり衝動買い(無名画家の安価品なので・・)。 

 さっそく壁に掛けてみました。殺風景な書類棚に囲まれながら、吸い込まれそうな立体感、自然光を感じる陰影、まるで水面がゆれているよう。(いつもの落書きイラストを見れば絵心を語る勇気はありませんが)

  

 では明日から2日間、講師の拝命を受けておりますので気合を入れて臨みます!

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部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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