1月はお正月休みで、2月は28日だけで、それぞれ、稼働日数が少ないことから、業績が厳しくなるか、しわ寄せの激務となるか、いずれにしても、例年にも増して苦しい年初でした。とにかく、目の前の業務に停滞がなきよう、土日返上で詰めたつもりです。この成果がでるのは、数カ月後になると思います。

 一方、3月からは新企画の準備に入ります。前々からのアイデアではありますが、浮かんだアイデアを実行すること、つまり形にすることは別問題です。多くは企画倒れになるものです。しかし、齢50を過ぎれば、人生における稼働年数が逆算して〇年と、限られたものになります。その焦りを感じる年齢なのです。

 新しい形の事務所に変貌するであろう企画を、今年は是非とも実現していきたい思います。また、変えてはいけないものもあります。目の前で困窮している被害者さん達へのフォローは、より確実に、より丁寧に、より挑戦的に、ここは損得勘定やビジネスライクではいけない部分です。守るべき信条と新機軸、両立させていきたいものです。3月からも頑張ります!  

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 超自然現象の存在は確かに記録に残っていますし、科学ですべてが解明できていないことは周知のことかと思います。宇宙人、地球外生命体についても、地球人と地球の生物がすでに存在していますので、高い確率で存在しているはずです。ただし、星間空間を通して、それぞれが出会う確率が天文学的に少ないだけかと思います。    さて、幽霊の存在です。肯定派と否定派に分かれ、議論の的になっていますが、現在の科学ではその存在の証明は困難のようです。肯定派の言うことも、昔からの伝承や、個人の体験からだけで、到底、信頼できるものではないと思います。私なりに、その謎に踏み込みたい好奇心は持っています。自ら実験したことを一つ紹介します。

 東京湾の各所には、釣りの良いポイントがあります。陸っぱりの私ですが、10数年前、そのポイントに立ち入り、糸を垂らすことが何度かありました。少し足を延ばせば、千葉や茨城にも好ポイントが点在しています。これらは、ガイドブックやネット情報に載っていない、潮巡りが良好な場所です。釣り人同士のネットワークでしか知ることができない場所でもあります。ただし、危険な防波堤やテトラ帯でもあり、高波でもあれば命の危険にさらされます。毎年、立ち入り禁止の防波堤で何人もの釣り師が命を落としている事実があります。やはり、立ち入り禁止は守るべきでしょう。

 その情報から東京湾のあるポイント、そこは「幽霊がでる」と、もっぱらの噂です。確かに夜間は人気はなく、不気味な様相をしています。なんでも、釣り人が何人も亡くなっている場所とのことです。幽霊の存在を信じることができない私は、興味本位で幽霊がでたら見たいものだと・・それより春先のクロダイを目当てにそこに糸を垂らしました。それも夜釣りです。

 エサ取りのフグに交じって、小型のメバルが上がりました。確かに魚影は濃いようです。足場が悪いので、危険なところ避けています。もちろん、波が穏やかである日と確認済です。波音以外は、夜の静寂だけが周囲を包み、群青色の水平線が漆黒に変わりました。船着き場からは1キロ以上離れており、周囲に人っ子一人いません。頬に湿気を帯びた暖気を感じます。よくお化けがでるときは、生暖かい風が吹くそうです(欧米では逆に冷気らしいです)。そのような、絶好の雰囲気にかられ、周囲を注意深く観察しました。潮が止まって、魚の活性がおちていますので、釣りは一旦休止です。月のない夜、曇りがちで星もまばらです。水面には私ヘッドライトだけがぼんやり浮かんでいます。周囲をキョロキョロ、絶対に何かを見てやろうと。わりと夜目は利く方です。何やら怪しい白い影もでましたが、よく目を凝らすと飛んできたビニール袋でした。他にもよくよく見れば、単なる物影であったり、なかなか神秘に近づくことができません。

 粘ったのですが、ついに水平線が明るくなってきました。遠くで汽笛が鳴っています。夜明けと共に潮が上げ潮に変わり、朝まずめを迎えて、35㎝ほどのクロダイが一つ上がりました。この頃合いで、竿を収め、帰宅と決めました。結局、一晩粘りましたが、何も見えず、何も起こらず、このポイントには3度ほど夜釣りで通いましたが、釣果は良好ながら、幽霊についてはすべて空振りとなりました。

 結論としては、良い釣り場なので、荒らされないよう(人が押しかけないよう)、幽霊ネタを流布させたと思います。何等かのメリットが無ければ、そのような噂が立つとは思えません。しかし、一個人の、それもたった3回の実証から断定するのは、少し雑と言われそうです。そこで、いわゆる霊感の強い人に、この実証経験について見解を聞くと、「秋葉さんは守護霊が強く、幽霊が見えない」などと、誰から聞いたのかわからない謎理論で説明するのです。もし、その人を現場に連れて行けば、きっと何か見えるのでしょう。よく、霊媒師や祈祷師、お祓いなど、その手の専門家(?)を呼ぶと、必ず「霊の存在がある」と言うので不思議です。「霊を感じなかったので、今日は交通費だけでよいです」とは言いません。お祓い料をしっかり取られるのです。たまには、空振り(霊はいません)があってもおかしくないと思いませんか。    科学で説明、実証できないことは、まだたくさんあると思います。その点、幽霊の存在が絶対ないとは言いません。ただし、生まれてこの方、説明のつかない現象、霊的なもの、不思議な経験など一度もありません。頭から否定せず、信じようと努力はしているのですが、まったく信じていないことは以上のレポートの通りです。  

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 他の弁護士を見限って弊所に相談、セカンドオピニオンの多い理由は、わりと一つの理由に集約されます。    その受任者が謙虚ではないことです。    それが、弁護士や医師などの専門職であるほど顕著です。その先生方は法律や医療、確かにその道の専門家です。それゆえに、相談者や依頼者に対し、一見一聞で判断、方針を断じてしまうのです。それは、相談者の声を、症状を、十分に耳を傾けて、目を凝らしていないことにもつながります。相談者さんは質問しても、納得できる回答をしてもらえず、不安は解消されず、ただただ、「専門家の言う通りにしなさい」との高圧的な印象を持つに至ります。その方針が正しければ問題ないのですが・・。

 僭越に聞こえるかもしれませんが、弊所のような法律や医療に素人の事務所でも、弁護士の誤りや医師の誤診を、ほとんど毎年何件も指摘して正しています。それは、私たちが専門家に勝っていることではありません。見落としはないか、予断的ではないか、自らの判断に過信はないか、・・「謙虚さを」忘れないように丁寧に観察、相談者さんに接しているからです。

 弊所のホームページでは、実績数や解説文に「自信あり」と押し出していますので、やや矛盾した物言いかもしれません。しかし、多くの経験則を持てば持つほど、より「無知の知」の状態、まだ知らないことの多さに気づかされるのです。これは、どの分野でも共通した、マスター(達人)への道、その通過儀礼と思います。

 どんなに優秀な者であっても、慢心は目を曇らせます。私達は、常に自らの知識や経験など、まだ足りないと自戒しています。実際、人体すべての後遺障害や、あらゆる保険・保障制度に精通するには何年もかかりますし、実は一生かけても制覇・熟達できない、天井知らずの世界と思っています。「自分はまだまだ」、それ位の謙虚さを持って業務にあたること、これこそ仕事の精度を上げると思っています。  

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 事務所のある八丁堀はその名の通り、お堀に面した町です。江戸時代より残った亀島川が、高速道路にならずに残っています。現在、新川地区を囲む、この水路に隅田川の水上交通が敷かれたら良いと思っています。事務所から、市場が移転した豊洲やお台場に船で往復が可能となります。

 江戸時代は当たり前に水上路が発達しており、墨田川の各所に船着き場があったのです。聖路加病院のある築地地区にも船着き場はあります。聖路加ガーデン前ですが、まだ便数が少なく、主要な交通手段に至らないようです。将来、船着き場の拡充と増便が進めば、気軽な都民の足になると思います。八丁堀・船着き場から都営水上バスで聖路加病院へ・・風情がありますね。    夜景もきれいな聖路加ガーデン ↓ 明石町河岸公園、この右手が船着き場です。    ビル内もX’mas仕様に 続きを読む »

 いつも利用している東京駅八重洲口の駐輪場は、ヤンマーの地下になります。その地下スペースですが、普段は一般に開放して休憩スペースになっています。何かイベントや展示があると、以下の通りです。今回の展示はゴージャスで、思わず写真に残しました。 しかし、令和になってヤン坊マー坊も様変わり、イケ面になっています。

 

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 デイリーで記載できず、貯めてUPすることもある業務日誌ですが、HP開設以来15年の営業日、欠かさずUPして参りました。現在、かなりサボってしまい・・多忙が理由ではありますが、ここが踏ん張りどころです。

 HPでいくら美辞麗句を並べても、その実力や経験、何と言っても人間性を示すことはできません。多くの業者は自ら筆を執らず、事務員に指示して資料を丸写し、さらに業者からコンテンツごと買ってUPしています。これも経営効率優先のことなので、事務所それぞれの考え方でしょう。その点、弊所が唯一差別化を志していることが、業務日誌の励行による、情報発信と信頼性です。

 余剰効果として、先に述べた人間性のアピールに寄与していると思います。皆勤賞を取ることは、すなわち、代表者の信用性です。何事も、継続とは一番その人となりを表すもので、病欠などない業務体力です。これらが、15年毎営業日、業務日誌UPから評価されています。実際に他事務所とHPを総覧し、この点を評価頂き、ご契約頂いた依頼者様もおりました。

 まずは、20年完遂を目指し、年内から年明けまでに遅れを取り戻していきたいと思います。  

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 ここ3年に渡り、アジア圏を超えて世界規模で、日本の(当時の呼び名)ニューミュージックがバズっています。昭和の時代、外国の音楽が輸入されることは、それを媒介する音楽関係者、スポンサーが不可欠でした。輸入されてこないアーティストや曲を知る機会が限られていたのです。ところが、今やYOU TUBEにUPされたら、即座に世界中からアクセス可能です。一夜で世界規模のスター誕生が起きます。すごい時代になったと思います。

 最近では、アメリカで成功した韓国のポップスですが、当然にシティポップにも注目、多くのカバーを目にしました。そして、この夏、最も注目を受けたのは、ダンスグループのニュージーンズのハニさんの歌う松田 聖子さん「青い珊瑚礁」です。YOU TUBEの再生回数は1か月で合計100万回に接近し、瞬く間に韓国のカラオケチャートで1位、恐らく一般チャートにも入っていると思います。話題は日本海を超えて、日本のテレビにも出演しました。

 「青い珊瑚礁」は、ご存知1980年、松田 聖子さんデビュー3曲目にして、大ヒットを記録しました。一方、当時の韓国は日本文化遮断中の軍事政権下でした。韓国の歌手はこぞって日本のテレビに出演していましたが、韓国の人達は外国の音楽、とくに日本に触れる機会が無かったようです。それから40年、時代は変わったものです。

 私は、昭和の音楽番組、その代表的な「ザ・ベストテン」などはあまり観なかったと思います。なぜなら当時、「ベストヒットUSA」など洋楽に傾倒していた時期で、シンディー・ローパーやマドンナ、カイリー・ミノーグをチェックしていました。対してアイドル歌謡など、ちょっとさげすんでいた、言わば反抗期だったのかもしれません。ところが、後年、アイドル歌謡の中でも、松田 聖子さんや中森 明菜さんの歌唱力やジャンルを独走する独創性を思い知らされました。やはり、良いものは良いのです。それも、40年を経て外国に評価されているのです。

 ハニさんはベトナムとオーストラリアの二重国籍で、韓国のグループに所属しています。これからも、日本のアイドル歌謡のカバーをすると思います。他のアーティストも続くはずですから、アイドル歌謡(と言うジャンル)が復活すると思います。今年の紅白歌合戦では、きっとハニさんの「青い珊瑚礁」を観る事になると予想します。    👉 https://www.youtube.com/watch?v=hL0sp9eePcA

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 八丁堀にオフィスを移転して、この夏で6年が経ちました。付随して、秋葉の住処として近隣のマンションを借りましたが、本日こちらの更新手続きも済ませました。あっと言う間の6年です。

 この仮の住処にもすっかり慣れたものです。オフィス街なので土日は静かですが、平日は賑やかです。このマンション1階やその四方に飲食店があります。遅くまで酔客の賑わいがあったものですが、コロナ中は閑散、コロナ後も22:00には閉まるようです。17時にオープンしたとして、2巡目3巡目のお客さんが来ないのかと思います。コロナが2次会の風習を駆逐した印象を持っています。

 さて、住みやすいマンションですが、集合住宅ゆえの困った問題はどこも共通です。ゴミの分別を頑なにしない人、階段・踊り場でのたばこのポイ捨て・・注意する張り紙が毎度に貼り替えられていますが、この2つは中々に改善しません。人が見ているところはしっかりしますが、見ていないと道徳心が薄れるようです。道徳心は己を美しくするものです。こればかりは内面の問題ですから、立ち入ることは難しいと思います。仮に注意しても、逆ギレされますので。集合住宅、人が集まって生活している場ならではの難しい問題はあります。  

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 コロナはすっかり過去の歴史になった感があります。経済活動の正常化は、悪い事に交通事故が増加傾向になります。事務所の今年前半の受任数はまずまず、関西風ですとぼちぼちですが、その内容は交通事故に限らず、色々とありました。

 守秘義務から、相談内容はお話しはできませんが、世の中、困っている人が実に多いものです。ネットの世界では、あらゆる情報が溢れかえっておりますが、日々検索を繰り返してきたのかと思います。よく、ネットでの調べ事は、1ページ目の検索で半分以上が止まり、せいぜい2~3頁までと言われております。秋葉事務所など「交通事故」や「後遺障害」のワードで検索をかけても、はるかはるか後ろになります。つまり、ネット上の宣伝効果はほとんどない、はずなのです。そのような状況で、よくぞ、このようなマニアックなHPに辿りつたものです。思わずご相談者さんに対して、「日夜、すごい検索しました?」と聞いてしまいます。    宣伝効果が薄い以上、マニアックなご相談・ご依頼をすくい上げる事務所です。奇跡の出会いと思って、頑張りたいと思います。できれば、もう少し売上に結び付いて欲しいものです。

口コミのご依頼は尻上がり、本当に感謝しています  

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 連続して、しっかりドラマを観ませんが、この初夏のドラマ評を書きます。日誌のサボりが溜まってきたので、雑談で穴埋めです。

 悪徳検察官と一見悪徳だが実は正義のやめ検弁護士の対決を描いた、「アンチヒーロー」が脚本が良くできていて、複線の回収については、最初から丁寧に仕込まれていて納得の作品でした。裁判の様子は、周囲の弁護士に聞いたところ、多少のフィクションは避けられませんが、中々にリアルだったそうです。俳優さん達の演技も素晴らしかったのですが、やはり、初回から最終回まで軸がしっかりした脚本は褒められるべきです。視聴者を引き付けるだけの、急展開や裏切り、どんでん返しを毎回仕込み過ぎて・・視聴者を引き留めようとする事、それ自体を目的としたドラマは白けるものです。

 ただし、悪の伊達原検事正、冤罪でっち上げには、やや説得力を欠いたと思います。その動機ですが、証拠が揃わず被疑者の拘留が長びき、メンツ的に引けなくなり、自身の出世に失点となるから、自白を執拗に強要し・・被疑者を犠牲にする。その程度の動機で、冤罪と証拠隠滅の不正に手を染めるかなぁ。ドラマでは最後にバレて、すべてを失うのですから、この程度のミスは自ら破滅するリスクと釣り合うほどの失点ではないと思います。この点が、残念でした。    もう一つ、キムタクの「ビリーブ」。期待の作品でしすが・・。キムタクは何の役をやってもキムタク(これは、ほめています)、今回の役はなんと脱獄囚! 周囲に大物俳優を配し、毎回その群像劇も楽しみでした。この設定は嫌いではありません。

 まだ最終回を迎えていませんが、最大の謎は「龍神大橋をわざと崩落させた」理由です。誰が、そんな事をして得をするのでしょうか? この謎が、いよいよ最終回で明らかになります。この事故で人が亡くなり、東京都の莫大な予算が無駄になり、大手ゼネコンは信用を失い・・もはや、設計士キムタク一人の逮捕など、どうでも良い小事です。事故がしょぼい動機で計画されたとは避けて頂きたいものです。もし、ご都合主義の結論であれば、数字(視聴率)だけ取れりゃいい、視聴者を小バカにした制作陣は責められます。なにより、日本のドラマ文化の後退と思います。

 かつてない壮大なスケールと主役級の大物俳優を揃えるも、単に視聴者のつかみだけの大振りと、それに見合わない最終回でのしょぼい収束。これは、昨年の「VIVAN」で経験済です。本作では、説得力ある真相解明と大団円を期待したいと思います。    やはり、ドラマはフィクションとリアルのバランス具合でしょうか。そのバランスは観る人によって違いますが。

 

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 内装工事中、お店が変わるのかなと思いましたが、どうやらオーナーは同じとのことです。事務所の左裏にあるワインバルですが、ランチではハンバーガーなどを買いにいったものです。かつて、忘年会の二次会でもお世話になりました。新装開店後、晩御飯に寄りました。

 サラダ、生ハム、ペンネ、お肉、どの料理も定番ながら、必ず一工夫が加わっています。イタリア風焼売がちょっとしたサプライズで、その他メニューを制覇したい気分に駆られます。 ↑ 写真のお通しは、猫ちゃん最中の中からクリームチーズがこんにちは!    かつて流行りから、やや衰退気味のワインバルですが、個性的なお店が点在しています。サラリーマンの街なので、もう少しやさしい価格だと歓迎です。  

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 毎年、秋葉は4月末に実施しています。明日に備えて、と言うより、実は1か月前から体を作っています。お酒を断ち、食事の節制と栄養のバランス、運動も追加します。ここ数年は毎年のルーティンになっています。検査の前にだけ、健康を心掛けても・・との声は真っ当な意見です。しかし、健康診断を健康管理を見直すイベントと見立て、ダイエットの動機付けとしますから、年に1回の節制と言えど大変に有効に思います。

 今年も順当に体重を落として臨みます。ここ数年の目標はLDLコレステロール値の低下です。これさえクリアすれば、オールAなのです。しかし、残念ながら、若い頃からBMIは26~27です。これは肥満の数値ですが、診察では医師から問題なしとされてます。筋骨隆々の場合は、通常体形より体重が重いからです。マッチョ度については医師のお墨付きを得ています。

 交通事故被害者の皆様も、治療中の節制は望まれます。骨折などで仕事を休み、治療中はどうしても運動不足に陥ります。事故のストレスから、食生活も荒れがちです。それが3カ月も続けば、血圧、血糖値、中性脂肪、LDLコレステロール、尿酸値がうなぎ上り・・成人病一直線となります。整形外科から内科通いになってしまうのです。健康を損なえば、ケガの回復にも影響します。ケガで休職中の方には、ケガに触らない範囲で、食事と運動にも気を配るよう、呼びかけています。

 

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 近況報告。 年初から多忙を極めております。ただし、事務所の収入はおよそ業務の半年後に入りますので、コロナ前の業務量に戻りつつも、収益面での改善までにもう少し時間を要します。    今年に入って、相談メールや電話は増加傾向です。中には数年前の相談者の方から、数年越しのお電話も入ります。事故は5年以上前です。コロナ期間を挟み、まったく進んでいないようです。その間、何もしていないことは無いのでしょうが、解決まで進めるエネルギーに乏しく、ほとんど冬眠状態だったのでしょうか。最低、時効の延長はしているようです。中でも驚かされる相談は、すでに相手保険会社から債務不存在訴訟を打たれ、法的には決着がついていながら、相変わらず、後遺障害認定を模索して病院巡りをしている方です。ネバーギブアップの精神は驚嘆に値しますが、その方の交通事故はもう終わっているのです。

 言葉は悪いのですが、誰かがキッパリ引導を渡してあげる必要があります。しかしながら、それは私達の仕事ではないと思います。やんわり「等級認定は無理です」と回答しますが、相談者さんの一部は中々引き下がりません。結果として、独力で頑張ることになります。それが、数年前に相談したことを忘れて、ふたたび電話がかかってくるのです。なんとかして差し上げたいのは山々ですが・・言葉選びが難しいのです。    解決のお手伝いはできますが、解決を決定することは被害者さん自身のふんぎり、気持ち次第と思います。  

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 皆さんは、新幹線などで座席の背もたれを倒す際、後ろの方に声を掛けますか?    これって、結構、常識のばらつきを感じます。つまらない話題と言わず、少しお付き合い下さい。普段から気になっていますので。

 まず、大きく5つの流派に分かれると思います。   1.

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 静岡県知事の失言騒動は毎度ですが、知事の弁明を聞くと、確かに全体的は良い訓示ではあると思います。ただし、一部の表現がどうしても引っかかりますし、反感を買いますし、何より、「本音ではそう思っているのかな」と思われかねない部分があったのは事実です。

 行政書士はお役所に書類申請する仕事です。私達は許認可業務をしていませんが、交通事故業務であっても、各役所への問い合わせ、書類提出が頻繁です。お役所の皆様には、いつも丁寧にご対応頂き、感謝しております。一方、非常に稀ですが、大昔の昭和の香りがする担当者に出くわすこともないわけではありません。

 去年、某市の健保担当者から、症状固定後の健保使用に対して、「(交通事故なので)第3者行為届を出すよう」指示を受けました。賠償を受けるべき加害者の存在がある場合、これは必須の書類です。ただし、症状固定後は賠償と切り離されるので、その届け出書類は不必要となります。丁重に、「症状固定したので、不必要と思いますが・・いかがでしょうか?」と言いましたが、「不必要かどうかは、提出後、こちらが判断します。」とぴしゃり。明らかに間違った対応ですが、それに付き合って書類5頁を無駄に書きたくありません。一層丁重に、「今まで何度も、問題なかったと思いますが、お調べ頂けないでしょうか?」と言いました。すると、半ばキレ気味に、「私の説明は間違っていない。提出しなければ、支払えない。」とぴしゃり。ここで、「なんだこの野郎!」と言ってはいけません(あくまで心の声として下さい)。知識が無いが故に、間違った対応をすること自体は仕方ないと思います。ところが、この態度、取りつく島なしの上から目線、最悪のお役所対応です。まるで、「言うこと聞けば、健保を使わせてやる」ような姿勢です。

 これ以上言ってもケンカになるので、「わかりました」とそっと受話器を置き、(上の)県庁の担当部署に電話、経緯を説明し、「提出の必要はない」回答を得ました。返す刀で、先の市の担当者に電話しますとしたところ、県の担当者は「いえ、私からその担当者に連絡しておきますので大丈夫です」とのこと。役所側の間違いを内部で穏便に処理、クレームに発展しないよう配慮したのだと思います。    このエピソードから、この担当者の普段の姿勢が垣間見れると思います。普段から、無意識に「払ってやる」意識が根底にあるからこその言動に感じました。言葉は意思表明です。「自分はそういうつもりで発言したのではない。」・・確かに真意を伝えるには、前後の文脈や補足が必要な時があるかもしれません。ただし、補足は言い訳とも捉えられます。言葉は発した瞬間、切り取られる運命、そして補正は難しいのです。つまり、「どう伝えるか」より、「どう伝わるか」に尽きると思うのです。とくに優越的な立場の人は、「どう伝わるか」を軽んじると、命取りになると思います。  

 

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 いやぁ~、この四半期きつかったです。昨年はコロナ明けの年、まだ復調したとは言えない受任数でした。今年は、コロナ以前の活況に戻ったと言ってよいと思います。交通事故の多さを活況と言うには憚られますが、困った方の声が届く、これは良い事だと思います。    この業界、弁護士に相談や委任しても、途中で解任・交代が多いのです。理由はそれぞれですが、頼んだ先生が動いてくれない、が一番です。弁護士の仕事は賠償交渉です。もちろん、交通事故の解決に賠償交渉は不可欠です。しかし、それにたどり着くまで、治療や検査、各種保険手続き、後遺障害の立証まで、被害者さんに課された事務は山ほどあります。その部分を「守備範囲外」として、傍観する先生が大多数と思います。ことある度に質問しても、応対は事務員ばかり、たまにアドバイスには答えてくれますが、ほとんど、被害者自ら動く必要があるのです。自分でできる被害者さんもおりますが、高齢者や重傷者含め、独力はしんどいのです。そこで、お金を払って依頼した弁護士に聞く事を諦め、秋葉へ無料相談となるわけです。    だから、秋葉事務所が忙しくなるのだと思います。    大変で損な役回りかもしれませんが、仕事とは、「人も求めに応えてお金をもらう」ものだと思います。シンプルに、多忙こそ健全な業務と、捉えていきたいと思います。    事務所のアプローチに桜。今年は十数年ぶりの遅咲き、昔あった風景、入学式シーズンの桜となりました。

 

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 カップラーメンが食べたいのです。    ここ数年、栄養バランス重視のため、カップラーメンを控えています。昨年は年間で3個しか食べませんでした。かつて、事務所でカップラーメンを食べると、健康を気遣われて社員から軽く怒られたものです。    👉 どうして女子社員はお母さんになってしまうのだろう    ところが、今年は1月だけで早くも3個です。理由は寒さです。毎度、冷たいサラダの食事が味気なく、+汁物を欲するからです。ただし、1人分の味噌汁やスープ、ましてや麺類の調理は実に面倒です。カップ麺はお湯を入れるだけの、速攻の御馳走なのです。    昨年暮れの病院同行でしたが、到着駅にて時間調整、昼食を取りたかったのですが、駅前に飲食店がまったくありません。コンビニは駅内の売店のみです。仕方なく、パンとコーヒーでも買うかと思いましたが、レジ横にポットがありました。もしかして、お湯を下さるの?と聞くと、「カップラーメン用でお使い下さい」と。

 立ち食いそばもない駅で、カップ麺はまさに冬のオアシスです。体も温まりました。

 

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 今年も色々なニュースがありましたが、交通事故絡みに関しては、時々意見展開しています。今回は、交通事故と直接関係ない事ではありますが、愚見をお許しください。   (1)韓国の女性DJさんへの痴漢行為

 このニュースに関しては、テレビやネットで侃々諤々、様々な意見が飛び交いました。それらの意見の多くは、以下ABに二分しているようです。    A: 痴漢行為を受けて当然の恰好や、受ける可能性が高いシチュエーションに自ら飛び込んだ・・痴漢行為をされる側にも責任がある。    B:痴漢行為は100%加害者が悪い。加害者の為に、何故、(この場合)女性が服装や行動に制限を受けなければならないのか(怒)。     どちらの意見が正しいか? それは当然、Bに決まっています。犯罪行為の是非など問うまでもないと思います。ただし、Aの意見が根強いことも事実です。すると、B派は、女性に対する不当な抑制だのと激昂、Me Too運動、広くジェンダーの問題に発展させるのです。     ちょっと、待って、    この場合、議論を二つに分ける必要があります。   C:痴漢行為自体は、犯罪ですから絶対的に悪であり、加害者が100%悪いことで、ひと段落とします。次に、犯罪行為を惹起する服装や行動、管理体制については、相当に問題があったと思います。誰でも予想のつく事件で、起きても何ら不思議な事件ではないのです。残念ながら、世の中には悪い人や、避けようのない事故や天災が存在します。生きていく上でリスク管理が必要なのです。その点、被害者側の「うかつさ」は問われて当然です。つまり、この問題は、両極端な意見の勝敗や正誤ではなく、二つの問題として、別々に議論する必要があります。    少数ながら二つを分けて意見展開する=C派の方も散見しました。C派の人で、交通事故を例に、上手い説明をした方の意見をみました。それを引用します。「交差点で青信号になったので、渡りました。すると、信号無視の自動車に跳ねられました。これは、自動車が100%悪いです(0:100)。ただし、ケガをして大変な目に遭います。だから、青信号でも左右を観て渡りましょうね、と安全指導されるのです」。自動車運転過失傷害罪と交通安全指導、別々の問題ですね。まさに、本件の痴漢問題にも当てはまります。

 世の出来事は複雑です。物事を二つの対立軸にすることは、「おろか」とまでは言い過ぎですが、まったく未熟な発想で、その発想が極端であることが問題なのです。何事も善悪、白黒では計れない事があります。善悪は立場で逆転しますし、どっちとも取れないグレーもあれば、問題をいくつかに分けて考えるケースもあるのです。本件は、まさに、痴漢行為と予防対策、別々の議論にすべきなのです。    (2)マスク拒否男性の無罪主張

 この事件、高裁でも威力業務妨害などの判決となりましたが、最高裁へ上告するようです(周囲の弁護士さんによると、最高裁では却下されるとの予想です)。これは、意見が二分することなく、被告であるマスク拒否の男性への判決が正当との意見が大多数、議論の余地はないようです。それでも、小数意見を蔑ろにせず、審理することは民主主義の根幹です。

 ただし、裁判の争点ですでに問題がズレています。この裁判はマスクの規制の正当性は関係ありません。切符は、乗客の規定順守を条件で購入していますから、乗客は航空会社・乗務員の指示に従う事になっています。マスクの着脱どころか、フライトに適さない服装なども規制の対象で、極論すれば、フライトの安全確保の為には、ある意味、人権すら制限されているのです。本件の場合は、乗務員の指示に従わないこと、乗務員の腕をつかむこと(暴行と判断された)、騒ぎを起こすこと、結果としてフライトが遅れること、これが問題なのです。飛行前の機内は、マスク着脱の論争をする場ではないのです。この点、議論が平行線となっています。

 被告は暴行や職務の妨害を否定していますが、10月30日の高裁判決は「乗務員は被告に対応するため、機内監視などの保安業務や他の職務ができない状態だった」と、判決の理由としています。つまり、マスクの是非など、審理の外、どうでもよいのです。フライトの安全の期する規制と、コロナ対策としてのマスク義務は、別の議論なのです。完全に別問題と言ってもよいでしょう。

 もっとも、普通であれば、不承不承マスクをして乗り、後に(マスク規制は人権侵害だと)問題提起する。あるいは、降りる。このように対処すべきでしょう。どうして、たかがマスクの着脱で、こうも頑張るのかなぁ、その人にとっては、その場で絶対に譲れない、その場で絶対に解決しなければならない、大事な問題なのでしょうが・・。    マスク警察・・もはや思い出になってしまった感があります。確かに、同調圧力や過剰な正義を振りかざすことに対する警鐘は必要だと思います。コロナ対策の総括として、議論すべきことは残ったと思います。ただし、これは飛行機の搭乗中のいさかいとは、まったく別の問題です。この方は、その場で、分けて考えることはできなかったのでしょうか。    もっとも、議論すべき意見の相違ではなく、必要な検証でもなく、単なる思い違いを起こす人、巷に少なからず存在します。裁判まで発展する前に、知恵で回避できないものか・・と思ってしまいます。     

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