先月より品川に会場を移しての相談会、今夜から現地に入ります。
今回の相談者リストを見ますと人数はいつもより少ないようですが、中身は濃密、早急に対策を練らなければならない被害者さんばかりです。協力行政書士、そしてスカイプで待機の弁護士も知恵を尽くして対応します。
レントゲン写真を診るためのシャウカステンやら人体模型やらで大賑わいとなります。
まだ地理感のない青物横丁ですが、駅周辺でよい飲食店、お勧め店など知っている方がいましたら情報乞います。
では今日の日誌はこれまで。
今日は被害者さんを伴って弁護士面談でした。いつもお世話になっております、よつば総合事務所を訪問です。
私が半年間、被害者と医師に張り付いて等級認定までお付き合いしました結果、狙い通りの等級が取れました。この先は弁護士による賠償交渉で仕上げです。
今日の3者の打ち合わせでも、まず争点の整理がされている、受傷から解決までの流れを理解している、医証がはっきりしている、したがってスムーズに話が進みます。
さらに相手側の反論について、すでに医証獲得の段階から想定しているのです。行政書士と弁護士のタッグはここに極まります。
これですよ!!!連携体制がばっちりはまると3者すべてが「楽」なのです。
そして、被害者にとって賠償金の最大化、実利ある解決が果たせるのです。
保険会社ともめている、書類をこれから集める、医証がない、等級を裁判で争う・・・こんな状態からのスタートでは弁護士も大変なのです。
全国の弁護士の先生方! 早くこのスタイルの有用性に気づいて下さい!
数年前、まだ祖母が健在だったころ、祖母がお世話になっている介護施設によくいきました。
クリスマスや節分の際にはイベントがあって、職員の皆さんの演奏会に混ぜてもらったりした思い出があります。 超高齢化社会を迎え、お年寄りは家族ではなくこのような職業者に世話をしてもらうスタイルが普通になるでしょう。私の父母も子供に看てもらうと気兼ねするので、この方が気が楽だと言います。ん~複雑な心境です。
この演奏会で昔の曲をピアノで弾いて、みなさんに歌ってもらいます。認知症気味の方でも昔の曲を覚えているのには驚かされます。節分の日に演奏したのは・・・「函館の女」、「りんご追分」、「津軽海峡冬景色」(これは最近の曲だそうです)、「365歩のマーチ」、「ラヴ・ミー・テンダー」、「我が心のジョージア」などを覚えています。 音楽は世代を超えますね。
品川に場所を移して今年最初の相談会、全日からみぞれ交じりの首都高速を抜けて会場入り。途中、玉突き追突事故が2件あり、渋滞に次ぐ渋滞で大変でした。
前日は5名の経営コンサルタントを招いての会議、当日も急遽、弁護士先生との面談もあり、盛りだくさんの1泊2日でした。 今回の相談会ですが、印象としては過失割合に争いのある件が目立ちました。もしくは保険会社や病院、委任した弁護士に問題のあるケースなど・・・これらは毎回のテーマです。相変わらず被害者を取り巻く環境は厳しく、誰かが良質なアドバイスをしていかなければならないと痛感しています。
直接手を差し伸べて受任して対応する相談者は少なかったですが、それぞれに有益な情報、解決プランを持ち帰っていただけけるよう、全力を尽くしました。終了は夜7時、くたくたで帰路に着きました。
4日は箱根日帰り、6日~7日新宿を拠点に活動、そして今朝から福島行きです。
移動に次ぐ移動ですが、無料対応も多く・・今年も貧乏暇なしが続きそうです。
本日の日誌も情報発信とならず歯がゆいです。明日以降取り戻しますね。
正月返上で頑張ってますが少々バテ気味。一つ一つ押さえていきます。
では行ってまいります。
都庁(西新宿)の昼と夜
昨年は各方面の皆様からたくさんのご指導を頂き、勉強・修行の一年でした。そしてのべ40か所の病院めぐり・・・様々な医師との出会いから貴重な医療ネットワークが実を結んできております。この調子で本年も「病院お遍路」を続けていきたいと思います。
さて、年始にあたり今年の抱負を少し。いわば大枠の目標です。
1、高次脳機能障害の最新マニュアルの出版
自賠責が示す高次脳機能障害の等級認定基準ですが、被害者や医師に対し未だ周知されていません。これだけ情報が出回っていながら、有用な情報、専門家、機関に出会えず右往左往している被害者が本当に多いのです。深刻なのは頼るべき弁護士、行政書士等の各法律職者、民間機関、公的機関の方々が、はったりやにわか知識で専門家を名乗るケースです。ではよく勉強し、医学的な知識が豊富であればいいのか?そうではありません。具体的な立証方法を理解・確立し、専門医・検査機関への誘致ができなければまったく意味はないのです。
医学書は山のようにあります。しかし実践的な立証マニュアルとなると・・・交通事故110番の出版物以外見当たりません。幸い昨年も多くの被害者と専門医に接し、最新のノウハウが蓄積されつつあります。「これらを世に出さねば!」 これは立証型行政書士の使命だと思います。
2、立証型行政書士を名乗る
昨年の業務で痛感しています。それは、
「後遺障害を異議申立てや裁判上で争うような苦労を被害者にさせてはいけない」 ことです。
それには受傷から一貫したフォローを行い、間違いのない等級認定に導くことが一番です。これは行政書士業務にぴったりはまります。行政書士は事実証明(自らの権利・義務を法律文章化すること)が仕事です。そして予防法務(裁判などの紛争を未然に防ぐこと)の専門家です。行政書士法を読めばそのような解釈となり、これに対し誰からも異論はないのです。
我々が目指すところは「立証型行政書士」としてより力をつけることです。
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年末はギリギリまで事務に忙殺されると思いますが、25~26日は強引に休暇を取りました。研修を兼ねて温泉に行ったのですが、しかしねぇ・・神様は良く見てらっしゃる。緊急の事故相談の電話が入ってきまして、それがなんと現地にお住まい方から!本当に奇跡的な偶然で、宿を出てから10分後に喫茶店で面談となりました。 10年前も軽井沢で休暇中、現地でお客さんの事故に出くわす偶然がありました。この手の巡り合わせは何故か起こるのです。
難しい案件です。脊椎の手術の段階ですので等級認定まで慎重な判断が続きます。まずは経過を整理し、方針を見定め、安心してお正月を迎えていただきたいものです。
終始、晴天でしたが富士山は雲帽子。寒さは尋常ではなかったです。
X’masイルミネーション輝く赤坂、12月の相談会も20名弱の相談者がやってきました。交通事故の岐路に立たされ、それぞれ解決を模索しています。相談者さん達に最良の道しるべを示すことができるのか?ガチンコ面談が続きます。
<今回のレポート>
1、山崎先生、高次脳機能障害等の神経心理学検査でおなじみのウェスコンシン・カード・ソーティング・テストに挑戦です。 結果は・・・遂行能力問題なし。前頭葉は大丈夫のようでした。
2、スカイプ三者面談
相談会の途中、都内の弁護士事務所より被害者面談のスカイプ中継を挟む。弁護士、行政書士、被害者の疑似三者面談を試行しました。離れていてもこの三者で打ち合わせができます。連携体制のダイナミズムを実感です。続きを読む »
昨日は病院3軒はしごです。検査につぐ検査!その間も携帯は鳴りっぱなしです。
その電話でもっとも絶句した件を。なんと、主治医が捕まってしまった!の巻です。
その医師とは先日面談し、来月には症状固定し後遺障害診断書を書いていただくよう、打ち合わせは済んでいました。
秋葉 「どうしました?」
Tさん 「今病院に行ったら休診というか休院なんです、先生が捕まっちゃって!」
秋葉 「? えっ、何でですか?」
Tさん 「ひき逃げして警察に拘留されたみたいです。看護婦の話では今回2度目で、そもそも無免許・無車検みたいです」
秋葉 「(絶句)ダメだこりゃ・・・しょうがないです。転院して下さい。保険会社にはその旨連絡して下さい」
Tさん 「はい。 新聞にもでてましたし、朝のテレビでみのもんたさんに呆れられていました」 続きを読む »
急に寒くなりましたね。今日はコートを引っ張り出して柏市へ。よつば総合法律事務所の法律実務研究会に参加してきました。 シリーズ中の「高次脳機能障害の新認定システム」は明日から再開しますね。
秋から大澤先生はじめ、よつば事務所の弁護士の先生方と共に被害者救済業務にあたっています。交通事故業務に対する取り組みで千葉県下名前がとどろいている法人事務所です。今回は講師としてのお招きですので、まだまだ勉強の足りない身としては恐縮しきりです(焦、焦)。
内容は・・
1、交通事故相談の初期対応
2、後遺障害12級獲得のチェックポイント
3、個別事例の報告、検証
とくに初期対応、12級の立証については共に苦労している掲題なので話が弾みました。
被害者は、まず「相談」にやってきます。入り口は電話、メール、訪問と分かれますが、その際に被害者のケガの程度や今後の展望についてある程度シミュレーションが必要です。業務経験が問われるところですが、毎度苦慮する部分は行政書士も弁護士も変わりません。それについてはテクニック的な部分、”法律家でもできる神経学的検査”に焦点を当ててみました。
1時間半の楽しい勉強会となりました。また、よつば事務所の雰囲気や勉強熱心な諸先生方の人柄に触れ、温かい気持ちになりました。
さすが千葉で屈指の若手弁護士法人事務所です。今後も知識・情報の共有化を進め、よりよい被害者救済が果たせるよう務めていきたいと思います。
大澤先生、川崎先生、藤原先生、前原先生 ありがとうございました。
前日に書いています。月曜は事務所を6時に出発、平塚の病院へ。その後横浜地方検察庁に寄って、夕方は事務所に来客2件です。ふぅ~。
事故報告や相談など電話が殺到する月曜日ですが、なんとか対応していきます。移動中は携帯にでられない場合もありますので予めご了承下さい。
先週の金曜日は行政書士会越谷支部の研修でした。講師は弁護士坂本先生です。行政書士の「代理」についての解釈は新鮮でした。
AさんとBさんで商談があるとします。
Aさんの代理で行政書士がBさんに契約を持ちかけることは、民法でいう「意思表示」です。
しかし、Aさんの代わりに行政書士が自らの判断でBさんと契約してしまっては「代理権」行使です。
代理の意味も日常の言葉使いと民法上の定義では違いがあります。ここがまさに民法の勉強度が問われるところです。
したがって、民法上の代理権行使でなければ、行政書士も相当の範囲で仕事ができるはず、との持論が続きます。 講義後の懇親会でも話は尽きません。「紛争性のある問題が仕事として利益性が高い。」、そして「しっかり民法を勉強するように」等々・・・。いろいろなヒントを与えてくださいました。 弁護士以外の各士業にはどこまでの「代理権」が許されるのか?学術上ではある程度整理できますが、実務上、法解釈はやっかいです。なぜなら3人いれば3通りの解釈が生まれる場合があります。商売上重なる部分があれば、例えば離婚業務や交通事故業務など、弁護士会としては代理権のない行政書士を排除する動きがあります。やはりこのような業際問題は全体的な働きかけ、行政書士会がきちんと有力学説を用い、理詰めで調整してくべきだと再認識しました。 まず個人としてできることは民法の勉強でしょうか。
先週に続き週末3日間は赤坂のホテルに缶詰。相談会を挟んで打ち合わせも山盛りで、くたくたの3日間でした。
この相談会、先日の具体例からどんな内容か少し紹介します。 ○まず可動域の計測をしちゃいましょう
理屈よりまずその場でゴニオメーター(関節計測用定規)で測ってしまいます。
「ええと・・掌屈25°、背屈30°、このまま回復しなければ10級ですね」。
ここから後遺障害立証計画がスタートします。被害者は解決への道筋がぱっと開けます。
○ 画像を確認します
「肩の腱板損傷?じゃ画像見せて」 (T2で高輝度所見がでています) 「おお、棘上筋が部分断裂してますね」
次に手術するか先に症状固定するか検討に移ります。
器質的損傷が定かではないのに話を進めても意味ありません。画像を診ずに後遺障害を語るのはナンセンスです。
○ これが12級獲得の条件です
ゴニオメーター(関節計測用定規)を片手に都内の病院を梯子です。そして車の中は骨格模型で一杯です。
今回搭載した模型は以下の通り・・・事前に相談者のファイルを拝見しましたのでそれに合わせた準備です。
・ 体幹骨 (頚部~脊柱~骨盤)&大腿骨
・ 肩関節 (腱板付き)
・ 肘関節 (腱板付き)
・ 膝関節 (腱板付き)
・ 手骨
・ ...
週末3日間の勉強会も最終日です。目下首都圏で大活躍中の先生3人が合流しました。
交通事故業務の取組、問題点、展望と白熱の講義が続きます。被害者にとって最も実利ある、もしくは納得できる取組とは?打破すべき課題とは?マーケティングの問題は?士業の連携体制強化を!経験則の共有を!
小難しい法解釈など披見する先生は一人もいません。目の前の被害者に対する実践的・効果的なアプローチ、有効なメソッドが飛び交います。
感想は単に「勉強になりました」だけではありません。期待と遠望を得ることができました。それは被害者救済業務の将来を担うのは今日ここに集まった人材ではないか?と感じさせられるものでした。
より前へ! 珠玉の経験を積みました。
今日から3日間お勉強です。
交通事故に取り組んでいらっしゃる弁護士先生に交じって、交通事故外傷の勉強会に参加しています。講師はNPO法人交通事故110番の宮尾一郎 先生です。 この数か月、先生のご指導を仰ぎに全国から弁護士が参加しています。
交通事故の裁判、賠償交渉を業務としている弁護士先生が毎度苦労するのが、医証の獲得です。医証とは医学的見地からの医師の証明、医学的根拠、医療立証資料を指します。これがなければ後遺障害の有無・程度を争点とする裁判では勝てません。 つまり「賠償金額=医療立証された後遺障害等級」、といっても過言ではないのです。裁判前にこの後遺障害等級について間違いのない認定がなされていれば良いのですが、しばしば不当な等級認定について、その妥当性が法廷で争われます。相手弁護士も原告側(被害者側)の障害について否定的な医証を提出してきます。いかにしっかりとした医証の獲得と医療立証がなされているか・・・これが弁護士の腕、能力です。
現状ですがおよそ80%が和解となる交通事故裁判では、後遺障害の相当性が争点となっても、はっきりとした医証が不十分なため、グレーな判断に落ち着くことが多くみられます。被害者の立場としてはやはり「白黒つけて=戦って」欲しいのです。それは賠償金額の多寡のみならず、気持ちの上でも納得をしたいからです。事故で苦しんだ日々をうやむやな和解ではなく、きちんと決着をつけたい気持ちは理解できます。
前置きが長くなりました。残念ながら医証の獲得、医学的な立証ができる弁護士は非常に少ないと思います。被害者もこれができる弁護士と巡り会えればラッキーです。したがって志ある弁護士先生はこの医療の知識に踏み込むのです。
この勉強会でも、交通事故外傷と後遺障害について実例を挿入しながら総覧していきます。
1日目: 後遺障害部位別総論・・・外傷性頚部症候群、体幹骨、 醜状障害、目鼻口目、
2日目: 同じく・・・上肢、下肢、高次脳機能障害
3日目: 後遺障害立証・裁判上での取組 交通事故専門弁護士・行政書士の取組事例、 連携体制の確立、全体会議
とくに3日目は楽しみです。現状の交通事故賠償の問題点に踏み込み、理不尽な等級認定・保険支払例を覆す、新判例の獲得を目指す取組を計画します。超未来志向です!!!
参加する弁護士先生の皆様、よろしくお願いします。・・・N先生、O先生、K先生もここ見てるかな?
恒例、国保の無料健康診断です。期限が11月10日までとなってしまいました。毎日のように病院に行っているのですが、自分の事となると面倒です。なるべく空いている病院がいいので、評判悪い?病院を選らんで受けてきました。
いやぁ~運動不足、不摂生、食事の偏り・・・これほど人生において不健康な毎日を送っているのは初めてです。結果が怖い怖い。
少し余裕を見つけて運動とダイエットしたいところです。そんなわけで今朝は健康第一の宣言と反省で業務日誌を埋めました。