長野県にはもう2年以上も通っています。相談会でご依頼頂いた重傷案件のためですが、長野新幹線のスピードがあってこそです。

 学生時代、長野へスキーに行く場合、前日夜のスキーバスに乗って翌朝到着しました。長野は遠ーい所だったのです。今や東京から新幹線で2時間もかかりません。この移動時間の短縮や携帯電話・インターネット等通信の発達により、病院同行や様々な業務が可能となったわけです。これは20年前では考えられないことでした。

 おかげで仕事のテリトリーは東京・周辺県だけではなく、関東甲信越まで容易に拡大できます。弁護士さんの交通事故業務も然り、赤本が適用される県は積極的に受任すべきと思います。なんと言っても、関東甲信越は東京の紛争センターが利用できるのです。

 昨日の弁護士さんと合同の研修会では、長野県民も東京にて「最も慰謝料の相場が高い」赤本で解決できるメリットを訴えました。さらに、長野県の病院に豊富な同行実績のある秋葉事務所の存在をアピールしました。

 受講された皆さんは目から鱗だったはずです。是非、このアドバンテージを活かして、県内の被害者の皆様のお役にたてていただければと思っています。

  2  窓から美しいパノラマ もうすぐ山々は白い帽子を被るでしょう  

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 先週の土曜日は東京相談会でした。新進気鋭の弁護士の参加を得て、後遺障害と賠償交渉、二つ局面に国内最高の対応を実現していると自負しております。

 しかしながら、例年に比べ今年は参加者が減少傾向です。他の弁護士事務所を見ても首都圏各県の中規模事務所は交通事故の相談・依頼が軒並み減少、70%減もあるようです。やはり大手法人事務所のネット攻勢により、業界の趨勢は決したかに見えます。それでも長年の伝統でしょうか、東京相談会は盛り返しを見せています。今月は20名に迫る勢いでした。

 しぶとく継続できるのも参加される相談者さまのおかげです。これは口コミもあり、また、他の相談会に参加された方、既に他の事務所に契約された方の盛況も、このセカンドオピニオンでまざまざと実力の差を感じたからに他なりません。 

 交通事故の知識は法律、医療、保険など他肢に渡る天井知らずの世界です。大勢の相談者さんを励みに驕ることなく、日々精進していきたいものです。

 2015101717190000 2015101717190001   今月はハロウィン仕様

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 (業務日誌が遅れて投稿されていますので日付が少しずれています)月曜日が体育の日で、今月も3連休があります。もちろん3日も休んでいられません。土曜日は事務所の電話回線の工事でした。

 工事に立会いしている時、ふと窓に目をやると銀座のビルの谷間から見慣れない真っ黒い煙が立ち上ってきました。これはもしや火事?と思ってしばらく見ていたら、案の定、消防車が数台集まってきました。ニュースでは幸い軽傷者2名、そして類焼せず間もなく鎮火したようです。これから空気が乾燥してきますので火の元には注意が必要ですね。

 火事つながりですが、実家の火災保険が今月満期を迎えます。契約先は損保ジャパン(当時は安田火災?)、20年ほどの長期契約でしたが、近時の改定で長期契約は10年が限度となるそうです。通常、契約は1年毎ですが、数年まとめての契約ですと、長期率(割引)が適用されてお得なのです。

(例)1年間契約:50000円 ⇒ 

 500000円×10年×長期率0.9=45万円(1年あたり45000円となる)

 ちなみに自動車保険も主要社では3年程度の複数年契約があります。現場の代理店さんは自動車保険の複数年契約をそれ程歓迎していないように感じます。やはり、毎年こまめに調整すべきだからでしょうか。対して火災保険の場合、毎年そう変化はありませんので長期が望ましいと思います。他社さんも10年までなのか?今度、各社の代理店さんに聞いてみようと思います。

0151010at20_t  火事はマガジンハウスさんの向かいのビルのようです。数件先に行きつけのクリーニング屋さんがあります。そういえば、夏物はまだ出してなかった。週明けには出そう。  

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 私達は個人事務所としてそれぞれ独立して営業をしています。皆、後遺症に特化した専門事務所として日々活動しています。しかし、専門事務所であっても人体の数千種にも及ぶ交通事故外傷すべてに精通することは不可能です。もっとも、後遺症の立証に苦戦する被害者さんは一定の傷病名に集中します。それはおよそ50種程度でしょうか。それでも世の専門家を標榜する弁護士先生、行政書士とて、到底その50種の経験すら及ばないでしょう。

 しかし、私には強い味方が存在します。それは全国のチーム事務所です。本HPを観ていただいてもお分かりと思いますが、実績ページでおよそ数十種の傷病名が実際に受任・立証した実例として語られています。それを全国の仲間と共有し、お互いの経験値を高めています。どんなに優秀な個人、事務所であっても、経験数は限られます。これぞ、チームの力なのです。 tizu  昨日は久々に京都にチーム全員が集まっての会議でした。議題は被害者救済に向けての新たな施策など、各地域の情報を集約しました。また、当然ながらそれぞれの経験・知識の交換があり、実り多い一日でした。

 会議後の食事は秋の味覚、松茸を堪能しました。次回の忘年会までそれぞれ切磋琢磨し、より成長して再会したいものです。  

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 千歳空港からレンタカー。明日の病院同行に備え、前日から真駒内入り。ホテルは定山渓方面の山間部に少し入った所です。窓から緑豊かな山肌が迫ります。豊平川の渓流の音も涼やかです。   2015092314440000  ホテルの方から聞くと、この辺は野生のキツネ、タヌキが見られ、稀にヒグマも現れるそうです。

 本件、高次脳機能障害の立証作業は順調です。    

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usagi11  明日の東京相談会が終わると、シルバーウィークに突入です。しかしながら、相変わらず書類仕事が山積、完全に休むことは不可能です。それでも合間を縫ってリフレッシュを図りたいところです。水曜から北海道出張がありますが、今度はレンタカーを借りてドライブ気分を画策しています。

 

 お待たせしている皆様、この休みで取り返します。もう少しのご猶予をお願いします。

   相談会受付ボードを新たに製作しました。伝統を絶やさぬよう継続したいと思います。

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 所用の帰り、上野を散策。夕日のオレンジ色に染まった不忍池を左に動物園通りを進みます。上野動物園を抜けると、急に下町風情漂う路地に入ります。ようやく目当ての屋根瓦が見えました。1931年開業、ついに六龍鉱泉に入湯です。

270912rokuryou この入り口だけで期待は否応なしに高まります。  泉質は重炭酸ナトリウムを多く含む、都内随所にみられる黒湯系です。温泉と違い、鉱泉なので沸かしています。鉱泉銭湯と呼ぶべきでしょうか。  当然ながら地元の入湯客ばかりです。しかし、湯船にひしめいている様子はなく、洗い場に張り付き、せっせと体を洗っていたり、ひげを剃っていたり・・その理由は湯船に入ればわかります。湯船は2区画で左がジャグジーの気泡、右が熱湯です。温度を言いましょう。左が45度、右が47度です。これは罰ゲームレベルです。熱さでは赤羽の銭湯がトップクラスと思っていましたが、ここが都内一でしょう。なぜなら45度の湯船も気泡の噴射によって体感1度は上がります。そして、この二つの湯船以外ないのです。やはり、皆1分浸かる程度で、湯船はいつもすいています。

 湯船の縁に手をかけ、心の中で「押すなよ、押すなよ」と二度つぶやいてから一気に湯船に身を落としました。(ちなみにダチョウ倶楽部でお馴染みの熱湯風呂、50度設定ながらスタジオでは48度に下がるそうです。)

 ゆっくり疲れをとる湯ではありません。まさに江戸っ子のせっかちな気質を体現、気合を入れる湯です。

 銭湯を出ると既に夕闇迫る路地、真っ赤になった手足をさましながら歩きました。自動車も通れないようなせまい路地をくねくね進みます。ふとイスタンブールの旧市街を思い出しました。下町の路地は世界共通の雰囲気を持っているのでしょう。

 まだ熱気は冷めていませんが、迷うことなく根津駅にでました。あとは地下鉄に乗って帰るだけです。  

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 今月の札幌出張は病院同行です。

 長い治療期間、骨折の治療でいくつかの病院に通いました。毎度のことですが肝心の高次脳機能障害は十分な検査が成されていません。訪問した病院では既に主治医は転勤しています。それでもまず、最初の脳外科に戻って必要な検査の実施について検討しなければなりません。

 運よく、代わりの医師は高次脳機能障害の評価に速やかに応じていただけました。続いて最後のMRI検査を経て、言語聴覚士の先生と神経心理学検査の選択について打合せをしました。ここで検査について「何をどこまでできるか」を確認、短時間ながら綿密な計画を策定します。最後に医事課と一括対応の継続について調整、これにて被害者は高次脳機能障害の立証に向けてレールに乗ったことになります。飛行機代をかけてまで随行するのはこのような流れに誘導するため、現場で話をつけることが最も確実だからです。      coordninate     それでは恒例の温泉立ち寄りをレポートします。千歳空港から50分足らずの登別温泉に泊まりました。ろくに夏休みを取っていないのでよい休暇となりました。宿はビジネス利用っぽいホテルですが、高層階からの山々が美しい。 2015082104430001  温泉ですが、「源泉かけ流し」をうたっているホテルであっても多少は温泉を加工しています。大勢の宿泊客を受け入れる宿では循環式が普通です。循環を用いず、かけ流しとしながらも加水や加温、止む無しでしょう。やはり、お湯は香りも味も薄く、勢いがありません。そこで公共浴場「さぎり湯」を目指して温泉街をそぞろ歩き。ここでは引き湯を工夫して自然な温度低下を心がけているのか、硫化水素のパワーを感じることができました。硫黄臭は濃厚、味はレモン、酸性ながらピリピリ感は薄く、マイルドな湯ざわりです。  久々に「これぞ硫黄泉!」を堪能しました。湯上り後に着たシャツに火薬の匂いが残りました。

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 埼玉県代理店協会のセミナー講師を拝命、無事、務めてまいりました。事務所の総力をあげて準備し、灼熱の大宮に昼過ぎに入りました。37度を記録する猛暑日、空気が重いのなんのって・・。

2015080714060000  テーマはむち打ちを中心とした交通事故・後遺障害を取り上げました。県内、各社をリードする錚々たる大型損保代理店さま、およそ70代理店のご参加をいただきました。随所にギャク炸裂、ご質問も活発に頂き、楽しい勉強の時間となりました。普段は弁護士先生を対象とする講義が多い中、やはり代理店さんは昔からの仲間、親和性を感じます。 DSC00686続きを読む »

 季節は巡り、何度目の山梨でしょうか。昨年は記録的な大雪もありましたが、夏は盆地特有の灼熱地帯です。

 本日の病院同行は石和温泉です。駅舎が2階建ての近代的な駅に変わっていました。以前は下の写真のように風情があったのですが・・・ 20130312111113

 補助者を連れて高次脳機能障害の被害者さまの入院先に同行です。来月、症状固定となります。ドクター、ご家族と打合せを済ませ、暑さから逃げるように特急電車に乗り込みました。うれしい事に依頼者さまからお弁当を頂きました。帰りの電車で昼食を頂くことが出来きましたので、東京に戻ってからただちに仕事ができそうです。Iさま、ありがとうございました。    明日は関東の灼熱地、埼玉・大宮です。頑張って乗り切ろう!    

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 昨年から週に一日は休むようにしています。以前の様に無理をしていては体がもたなくなりました。しかし、休日はほぼ一日中寝ているだけです。それではいかん!と、日没後、やや涼しくなった浅草をぶらり。学生時代は外国からのお友達を連れていく定番スポットでした。

 まず、浅草ROXのまつり湯で汗を流します。比較的新しいスパで、露天風呂からスカイツリーを眺めることができます。実はすぐ近くの蛇骨湯がお気に入りで、こちらは歴史ある、よりディープな銭湯です。

 伝法院通りから仲見世通りを散策。遅い時間では写真の通り、お店は閉まっていますが、照明は割りと遅くまで灯っています。時折、外国のお客さんから記念写真を頼まれ、シャッターを押す係となります。

2015071222250000  雷門を出ると都営浅草線駅はすぐ近く、10分ほどで東銀座駅、歌舞伎座の真下につきます。江戸情緒溢れる真夏の夜でした。

 明日からも頑張ろう。(日記が2日遅れで、日付がずれています)

2015071222260000続きを読む »

 木更津相談会です。海ホタルを越えると東京湾のど真ん中!房総半島が眼前です。潮の香りが窓の隙間から流れてきます。

2015071117300000

 相談者は少な目ながら、むち打ちがわずか2名、重傷者中心の参加となりました。どの被害者さんも弁護士への委任は必須です。後遺障害のお手伝いが必要と思われる方も数名・・。やはり、助けの必要な交通事故被害者は潜在的に存在しています。積極的に声がけをしていかなければなりません。

 また、うれしい事に、昨年ご依頼いただいた当地の依頼者さまがわざわざお礼にみえました。ご依頼者様の評価あってこそ、辛い業務にも耐えられます。

 私は日本でもっとも依頼者様に感謝されている交通事故・行政書士ではないか! 今日はそんなうぬぼれをお許し下さい。(今週、たくさんのお中元を頂いております。こちらも感謝申し上げます。)

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寒っ! 札幌で半袖は私だけのようです。

雨の札幌、高層階の眼下に広がる街並みは東京と変わりません。

2015063017190000 この地でも医療と賠償を繋ぐ連携体制の地ならしが必要です。北海道でも有能なメディカルコーディネーターの出現を待っています。

人材を待てど被害者は待ってくれません。それまでは頑張らねばなりません。   風邪をひかないうちに東京に戻ります。  

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 朝から雨。大阪の疲れが残るまま早朝の新幹線、ローカル線を乗り継いで塩尻へ。前回は冬の寒い日でした。車窓から季節のうつろいを感じます。

 本日、病院同行で皆出払って事務所は空です。増員を急がねばなりません。

 うちの事務所は病院同行しないでも済むような楽な案件は極めて少ないです。入所希望の皆さんには相当の覚悟が要ります。しかし、どの仕事でも難しい専門職ほど食いっぱぐれません。簡単な自賠責保険の手続き・代書業で御代を稼ぐではない、真の「被害者救済のプロ」を育てています。  

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 昨晩、激混みの新幹線で帰京の途に。2時間半立ちっぱなしは堪えました。新幹線は座るものです。

   それでは恒例のレポートを。弁護士向け実務講座も7回目を迎えました。今回は交通事故外傷の上肢、下肢を傷病名別に、実際の画像を確認しながら解説しました。地味ながら骨太の研修です。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA   交通事故外傷を語るに画像読影は避けて通れません。「医師でもない素人が画像読影?」、疑問を呈する弁護士先生も少なからずおります。確かに専門知識・技術、さらに診断権を持たない者が画像に踏み込むのは不遜、素人見立てはトラブルすら予想されます。しかし、画像に対して「まったくわかりません」「すべて医師に任せるべき」としていては対応は後手に回るばかり、突き詰めれば「立証は医師任せ、医師の言うことは(間違っていても)絶対」となります。確かに法律家は医療にアンタッチャブル、基本的にこの姿勢は正しいと思います。しかし、現実は完全に医師任せがために、自らの障害を立証しきれない被害者が続出しているのです。なぜなら医師は治療のために読影するのであって、治らなかったケガの画像精査など治療上、意味を成さないからです。

 立証を託された法律家は、せめて専門医と潤滑に会話が出来るレベルの読影力が必要ではないでしょうか。私はそれが交通事故の専門家を名乗る必須条件と思っています。障害の立証作業に限定すれば、証明することは当然に医師の領分ですが、予断することを立証側の仕事としても然るべきです。

 参加された弁護士、行政書士は皆、画像から逃げずに必死に食い入っています。2日間ですべての画像を理解できようがありませんが、常日頃、観続ける姿勢を堅持していただきたいものです。

 後遺障害の立証は画像からスタートするものです。厳しい道ですが・・日々勉強、専門家は簡単に名乗れません。

 

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 システム改修中と書けば体裁がいいのですが、古いPCの入れ替え作業が続いています。その最中、メインのPCがまさかのマザーボードとハードディスクのダブル故障!手に負えず、修理業者を呼んでデータの保全に当たっています。  このようにシステムが混乱中の新年度となってしまいました。GWまで遅れている書類に追いつくよう奮闘中です。お待ちの皆様、もう少しのご猶予お許し下さい。

   さて、連日、補助者の応募をいただいております。特殊な仕事ですので行政書士に限らず志のある人材を待っております。今日は入所後の研修について少し語ります。    個人事務所ゆえ、大会社のような体系的な研修というわけにはいきません。それでもマンツーマンの指導の良さはあると思います。単なる知識の習得ではなく、徒弟制度のような関係から交通事故外傷、障害立証に関するエッセンスを学んでいただいています。そこには言葉にできない人の機微、臨機応変の判断などがあり、実務でしか得られないものばかりです。

 また、新卒者にはビジネスの基本からしっかり教える必要があります。挨拶から電話応対、文章作成、ビジネスマナー全般を叩き込みます。実はこの基本ができていない人が非常に多いのです。若い弁護士先生と一緒に仕事をしていて、特に感じる部分です。

 資格者は学生時代から現在まで資格試験一辺倒ですから、社会的マナーやもっと言えば人の機微を学ぶ機会が非常に限られてしまうのです。弁護士といえど司法修習を終えて事務所に属すれば、単なる新人・新卒者・新入社員なのです。そこで社会人、ビジネスマン一般の常識・マナーを学び損なえば、今後の仕事に大変なマイナスとなるでしょう。なまじっか先生と呼ばれる立場から、周囲から指導・指摘を受けないままキャリアが進み、40過ぎれば手がつけられない非常識先生の完成です。特徴は傍若無人でとにかく威張っていますのですぐわかります。

 逆に新司法制度下、民間企業に一度就職し、脱サラで弁護士となった先生はその辺がしっかりしており、非常に仕事がしやすい傾向があります。やはり、ビジネスの基本が身についているからでしょう。一様に謙虚で礼儀正しい先生です。

 先生・専門家と呼ばれる前に、まず、しっかりとした一社会人、一ビジネスマンにならなければなりません。そのような意味で、新卒者を預かることは人間育成からなのです。責任を感じます。

 私もかつて旧安田火災で徹底して「猿から人間になる」厳しい研修を半年間強いられました。今もってその時の経験が糧となっています。

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 甲府は今年初です。今回も15名のご参加を頂きました。傷病名もバラエティに富んでいます。毎回、所感として共通することは相談時期による明暗です。

  1、受傷から3か月以内の方は解決に向けて先手を取ることができます。あれこれと事前に対策を練ります。どのように保険会社へ対処すべきか、健保・労災の使用について、物損の解決、そして予想される後遺障害について・・言わば作戦会議になります。

2、半年ほど経過した方はのんびり作戦を練る時間はありません。やるべきことを急ぎます。つまり、足りない検査の実施と症状固定に向けたアクションです。相手保険会社はのんびり待ってはくれません。

3、相手保険会社が治療費を打ち切った、相手保険会社が弁護士をいれてきた・・これらで行き詰った状態での相談では、もはやすべきことが限定されます。とにかく症状固定、後遺障害審査に進めるしかありません。治療経緯に問題があっても取り返しがつきません。

4、既に等級審査が終わった後・・認定等級が妥当であれば賠償交渉に進めます。

5、等級が認められなかった・・異議申立の検討となりますが、認定率はわずか7%です。多くの場合、諦めることになります。  

 このように交通事故の解決は先手必勝が望ましいのです。「もっと早く相談に来れば良かった・・」このようにため息をつく相談者さんが少なくありません。

   相談会の会場をでたのは7時を回っていましたので、現地で夕食をとりました。おなじみ、甲州名物の鳥もつ、山菜の天ぷらなどを頂きました。

2015041119580000  

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部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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