夏の疲れを残す9月も終わり、秋の相談会シリーズ真っ最中です。 事務所も毎日、提出書類のラッシュです。弊事務所では重傷案件が多く、中には3年越しの案件で、いよいよ申請の大詰めを迎えている申請もあります。先月は体調を壊す社員もおり、過酷な業務が続いております。多くのご依頼者の皆様がお待ちなので、少し頑張りすぎたかもしれません。
最近、職場で体や精神を病んだ結果、残念ながら命を落とした方のニュースが目立つようになりました。昔と違って労災は柔軟に過労死認定をする傾向のようです。それでも、悲劇を回避するため、労働と健康の両立は重大なテーマです。
過大な労働時間、劣悪な労務環境を強いられる会社をブラック企業などと呼ぶようになりました。日本の97%は中小企業と言われていますが、厚労省が示す労働時間や環境を守っている会社はどの位あるでしょうか。大なり小なり、厳格なルールを守っていては業務が成り立たないと、多くの社長さんが嘆いているかもしれません。
私達の事務所でも当然ですが労働時間、環境には順法を心がけでいます。大抵のことは工夫してやりくりしていますが、目下の悩みは業務の性質と量から有給が取り辛いことです。それと、担当を持てば、相談者さん・依頼者さんから土日祭日関わらず電話がは入ることでしょうか。休日対応に対して厳格に線を引くことは、社員の体力・精神力を損耗しないためにも必要かもしれません。私は学校を卒業して以来25年、携帯の電源を切ったことがありません(最初の3年はポケベルでしたが)。まさに昭和の悪習です。これでは説得力がありませんね。
定められた労働時間で成果をだす・・至上命題ながら苦戦が続いています。しかし、平素から依頼者の皆様からたくさんの励ましを頂いております。事務所一同、疲労困憊してもモチベーションだけはマックス・ハイテンションです。
入所希望の皆様、そんなひどい事務所ではないですよ。頭に鳥が止まることはないですが、順法第一です。