先週土曜日は月例の相談会で赤坂に。
今回も飛び入りも含め、16名程だったでしょうか。遠方は神戸からいらした方もおります。
無料相談会の一つの心配として、「とりあえずタダだから来てみよう」といった軽薄な相談者が増えるかも?がありました。しかしそれはまったく紀優です。皆真剣に解決を模索しています。そして事故から3か月以内の早期相談者の占める割合が伸びています。 「交通事故の実利ある解決は受傷から計画的に進めるもの!」 ・・・かなり浸透してきています。
今回の案件で気になった事をいくつか挙げます。
1、味覚、嗅覚の障害は残ったけど、その原因となる外傷・傷病名が希薄。
味覚・嗅覚等の神経がやられるような衝撃と器質的損傷(骨折等)が前提です。これがはっきりしなければ、障害そのものが認められません。苦しい立証作業になります。
2、高次脳機能障害の診断で交代した主治医が否定的。
医師によって診断は当然に変わってきます。否定的な医師のもとでは立証は不可能です。医療ネットワークにより最適な病院、検査先を選定しなければなりません。
3、可動域制限はその原因となる外傷・器質的損傷がないと、説明つかない。
捻挫や打撲で関節が曲がらなく程の機能障害は常識的に起きません。骨折や靭帯損傷が前提です。そしてしっかりとした画像所見が必要です。
4、間違った説明をしてる専門家は困る・・
すでに他で相談や契約をしている方もおりますが、そこで受けた説明にかなり大きな間違いがありました。これらも早めに修正しなければなりません。
5、事前予約をしっかりして欲しい。
無料だからといって気軽に来られては困ります。他の相談者は事前に予約をしています。スケジュール通りに進まないと他の相談者に迷惑になります。また、短時間での打合せなので、事前に事故の詳細をメールしていただくと、問題の抽出が容易になります。
ほとんどの方はアドバイスに沿って順調に解決まで進めていきます。アドバイスのみなら無償ですが、どうしても専門家に頼らざるを得ない方もおります。そのような方は最適な専門家が追って有償対応しますが、できればお金をかけずに解決が図れるよう誘導して差し上げたいものです。
ボランティアと紙一重ですが、歯をくいしばって継続していきます!
さぁ今週も頑張りましょう!!!