交通事故の交渉はお金を取る戦いです。
被害者から委任を受けた弁護士はお金を取るべく戦います。
お金をできるだけ払いたくない相手(≒保険会社)は必死に反撃してきます。
戦う場面は直接交渉、調停、紛争センター、裁判などが挙げられます。
そして武器は賠償金の根拠となる「証拠」です。ケガについてはそれを「医証」と呼びます。
勝負はこの「医証」という名の武器で決まります。
対して相手の保険会社は顧問医の意見書で反撃してきます。患者を診た医師の書く診断書に比べ、患者を診てもいない医師の書く意見書など取るに足りない資料=武器です。しかし診断書を取れなかった=丸腰の弁護士はこの意見書にさえ負けてしまいます。
そこでM/Cの再登場となるわけです。受傷後から何度か面談し、それなりに信頼関係を築いている医師に再度の協力を仰ぎます。そして必要な検査や専門医の再診断へ誘導します。つまり武器の再調達です。 このように弁護士とM/C(行政書士)の連携は解決(判決)まで続くことがあります。現在そのような追加医証の獲得で数件奔走しています。紛争中のクライアントの皆さん、担当の弁護士先生、「最後まで戦い、そして勝ちましょう!」