■ 腰椎間板ヘルニア
・ 髄核または繊維輪内層が周囲の繊維輪を突破して、周囲へ突出した状態。左図のように突出・脱出・剥離の悪化形態をとります。多くは膨隆とよばれるやや突出した状態にとどまります。
・ 後側方脱出が多く、片側の足に痛みを発する。20~40代によく発症する。
・ 発症位置はL4/5、L5/S1、L3/4の順に多い。
・ ほとんどが保存療法で軽快、ひどいと「ラヴ法」とよばられる切除手術。近年は内視鏡を使った鏡下手術も用いられます。この場合切開をわずかに抑えられるため、術後回復が早くなります。
<診断>
1、SLRテスト(下肢伸展拳上) Straight leg raising の略です
L4/5ならびにL5/S1の椎間板ヘルニアの疼痛誘発テスト。
下肢を伸展させたまま拳上させる。70°未満で坐骨神経に沿った疼痛が誘発されれば陽性。
2、ラセーグテスト(ラセーグ徴候)
L4/5ならびにL5/S1の椎間板ヘルニアの疼痛誘発テスト。
下肢を膝で曲げて拳上させる。坐骨神経に沿った疼痛が誘発されれば陽性。
3、FNSテスト(大腿神経伸展)
股関節伸展で、大腿神経領域に誘発痛。
腰椎間板ヘルニアと他の疾患を分別するのに有効な所見が得られます。
4、ヴァレー圧痛点
神経が筋や骨付近から体表近くに出る部位で、圧迫すると激しい疼痛を生じる部位。坐骨神経では殿部などにみられる。
でかける時間になってしまいました。さらに神経学的検査が続きます。また明日に。
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