2日目はむち打ち以外で多い交通事故外傷について、前日マスターした画像ソフトを使い、それぞれ病変部の抽出を進めます。
取り上げた傷病名は以下の通り
(2)右肩鎖関節脱臼骨折
(3)右股関節脱臼骨折
(4)右脛骨近位端骨折
(5)右足関節内・外果粉砕骨折
午後の1時間は毎回の研修で恒例となった放射線科医師による画像解説です。
弁護士やメディカルコーディネーターが病変部を理解し、該当箇所を見出すことは重要です。しかし後遺障害審査や裁判で外傷を証明するのはあくまで医師です。放射線科の医師による遠隔読影の拡大化など、今後、画像読影の専門化、独立化がアメリカ並みに進むと予想します。
交通事故外傷の世界は「画像がすべて」と言い切れそうな2日間でした。ご参加された弁護士、司法書士、行政書士、弁護士事務所の職員の皆様、お疲れ様でした。
月末は大阪に会場を移し、同内容の研修を実施します。もちろん私も参加、前日から大阪入りです。