安価が魅力、各都道府県民共済について、補償内容をまとめておきます。
先日、県民共済の電話相談をお受けしまして、勉強不足から正確な回答ができなかったのです。その反省から、ほぼ10年ぶりに補償内容を調べました。内容もかなり変わっていました。今後も改定が続きますので、あくまで2024年3月現在と、ご理解下さい。
まずは、平成29年9月より新しく発売、新型2500円コースの表です。5000円コースは単純に補償金額を2倍にして下さい。ちなみに、県民共済発祥の地、埼玉県の内容をまとめました。全県の確認はしませんが、以前に比べ、各県横並びの傾向です。
◎ 旧型からの一番大きな変更点は「通院」の支払いが無くなったことでしょうか。旧型の通院は、受傷後14日目からの支給でしたが、ついに廃止となりました。理由はリザルト(損害率)が保てなくなったからと思います。
★(支払い対象外の手術)
1. 診療報酬点数が1,400点未満の手術
・・・ 手術を受けた時点における手術料の診療報酬点数(健康保険法に基づくもの)が、1,400点未満である場合
2. 創傷処理 ・・・ すり傷、切り傷、裂き傷、刺し傷を洗浄や止血、縫合すること
3. 皮膚切開術 ・・・ たまった膿瘍(うみ)等を排除するために局部を切開すること
4. デブリードマン ・・・ 感染、壊死組織を切除し他の組織への影響を防ぐために行う外科処置などのこと
5. 骨または関節の非観血的整復術、非観血的整復固定術および非観血的授動術
・・・ 骨折または関節脱臼等に際して、メスを使わず、皮膚の上から手等を使って元の状態にもどすこと
6. 抜歯 ・・・ 歯を抜くこと
※ 70歳~80歳の入院保障は1回の入院につき60日分が限度となります。
※ 入院日と退院日が同日(日帰り入院)の場合には入院日数を1日とし、入院料の支払いの有無などにより判断します。
⇒ 旧型を振り返る