ガソリン臭を帯びたヌルヌル泉、メタケイ酸による浴感はまろやか。      山形県の新庄駅から車で30分、穏やかな山里に3軒の宿が連なる羽根沢温泉にちょっと1泊しました。観光地と呼ぶには程遠い、温泉の為の温泉地でした。

 お湯は評判通り、油好きにはたまらない臭いと浴感です。現在はマニアックな温泉地ですが、大正8年に油田採掘の為に発見された温泉として、名を馳せたそうです。かつて、団体客が押し寄せた旅館は広々としていますが、この日の泊り客は数組、夜の旅館内は寂しい雰囲気になります。古い温泉旅館の多くは、おそらく7割は未使用の部屋、物置と化した大広間(宴会場)が残っているのです。

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 長野県へは新幹線が便利です。かつては、夜行バスで一晩かけてスキー場へ行く事になりましたが、新幹線+バスで3時間もあれば、山奥でない限りOkです。

 今回は、未湯であった戸倉上山田温泉を探索しました。温泉街は千曲川を挟んで西側です。老舗旅館から近代的なホテルが並びます。駅寄りの東側にも温泉が点在しています。こちらは公共施設やスーパー銭湯の構えで、住宅地に4軒ほどありました。今回は、両側から3軒を選びました。  

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 温泉宿を選ぶ際、その温泉地のシンボルとも言うべき古い老舗宿を優先しています。近代的な鉄筋コンクリートに再建された宿はひとまずパス、やはり江戸~昭和初期に建立された黒光りする木造建築こそ、急ぎ泊っておかなければなりません。    それらの歴史的建造物と言える宿は、いつ失われるかわかりません。理由として、宿の後継者問題が真っ先に挙がります。多くは、高齢のご夫婦がやっとのことで管理しています。いつまで存続するのかわかりません。当然ながら、修繕なども行き届きません。実際、朽ち果てて倒壊してしまった那須の宿、火災で失われた福島の宿もありました。残念ながら、ほとんどは再建されません。泊っておいてよかったと思います。

 古い建造物こそ管理が大変で、その費用も膨大です。ある山形の宿は、雪下ろしで毎年100万円の経費と人力が必要です。運営・存続には村人全員の協力が欠かせないのです。そして、何より後継者がいない。幸いにして、常連客が交代で管理している宿が会津に存在します。このような例外を除き、多くは時代と共に消えゆく運命なのです。したがって、世界中のどこでも古宿を優先することになります。

 素晴らしいのは外観だけではありません。増築を重ねた為に迷路のように上下左右に廊下が屈曲、あらゆる宿泊客を迷わすダンジョンと化しています。年期で磨かれた黒光りする板壁、不自然に傾斜している床や畳、なんでそこまで凝っているのか天井の意匠、職人の遊び心からか趣向を凝らした建具、今では使われなくなった木枠の窓(開け閉めがキツキツで大変)、いつの時代の物か?多種多様な置物にも一々怨念がこもっているようです。湯屋の造りでも、現代では再現不能なヒノキ造りや、謎のローマ風モザイクタイル、そして、この子は何代目か?代々続く猫・・これら言い尽くせないミステリーとサスペンス、そして、重厚な歴史とロマンを体感するには泊るしかないのです。

 一方で、宿泊施設としては行き届かない点もあります。家族経営かつご近所さんのお手伝いだけでは、建物全体に掃除が行き届くことは稀です。人手が決定的に足りず、サービス面での不全は致し方ないところです。対策として、海外からのアルバイトさんを住み込みで勤務させている宿も増えました(いつか、私も住み込みで勤務したいものです)。このような古い宿を選ぶお客さんは、ある程度の覚悟をしているようです。逆に、清潔度、接客含めサービスの充実を求める方は避けると思います。まさに、客を選ぶ宿とも言えます。

 行き届かないことの中でも、とりわけ問題視される事・・ノックも無しに仲居さんが部屋に入ってくることです。家族経営の民宿でさえ、ドアの前でノックか、「お湯を持ってきました」など声をかけて、こちらの返事を待ってからドアを開けるものです。何より、適度に放っておかれることが有難いのです。ところが、老舗宿の仲居さんにこそ、接客業の基本教育がなかったでは済まされない、人間性を疑う人が存在したものです。

 バックパッカーをしていた秋葉は、海外ではドミトリー(集団の相部屋、鍵などなく出入り自由)に泊ることが多かったので、たいていの事は気になりません。些細なマナー違反など、一々気にしてはいませんが・・ある宿では、朝7:00にお茶の交換を日課としているのは分かりますが、寝ているのに勝手に入室して(ノック・声掛けなどなし)、茶器をカチャカチャ片付ける音で起こされました。眠い目をこすると、枕元に仲居さんです。朝食まで、まだ1時間はあります。幸せな二度寝中を叩き起こされるとなると・・さすがにイラっとします。接客教育などされていない昭和、いえ鍵のない相部屋が普通だった江戸時代から変わらぬ姿勢なのかもしれません。

 また、山形のある宿では、男性の仲居さんが浴衣の代えを持ってきてくれたのは良いのですが、(ドア前にスリッパがあるので、在室はわかると思いますが)いきなりガチャガチャと鍵を解除しての入室です。こちらが、入室許可を返事する前に入ってきました。おそらく、昼間の不在中に浴衣を補充しようとして、鍵を持っていたのだと思います。急いでいるのでしょうが、私が女性でしたら犯罪成立です。近年は男女の差はありませんが・・。

 おばあちゃんだから、悪気はないから、昔の風習のままだから、これらを「仕方ない」とは言えないと思います。あるボロ宿(失礼)の90歳現役の仲居さんは、普通に許可を求めてから入室します。返事がないと、ドアの前にそっと備品を置いてくれます。やはり、その仲居さんの人間性の問題です。許可なく入ってくる仲居さんは、思いやりやマナーのない、ダメな人なのだと思います。そして、やっとのことで経営してる古宿は、接客面について改善する気など、さらさらないと思います。      いくつかのデメリットを覚悟しつつも、貴重な歴史的構造物への逗留は捨てがたいものです。日本に限らず、どこでも常に、古い宿を目指してしまうのです。    ↑ 写真は、栃木にある安政(江戸時代)に建てられた宿の廊下と階段。廊下は狭く迷路のよう、天井も低いのです。外国人は頭を何度もぶつけます。(上記とは無関係の宿です)  

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 久々に大阪行きです。お盆休みにかかる日程で余裕がありましたので、関西の湯を攻めておこうと・・しかし、寄り道と言うには、ちょっと遠い和歌山に。ここには必湯、世界遺産の地にある「つぼ湯」があるからです。

 新大阪から特急くろしお号に乗って2時間で紀伊田辺駅に、そこから路線バスでさらに2時間ほどで熊野大社本宮につきます。軽く詣でて、大日越の峠を越えて湯の峰温泉へ。小1時間のプチ熊野古道の体験です。ズボンからも滴るほどの汗をかきかき、その到着地こそ「つぼ湯」でした。

 目当てのつぼ湯ですが、川岸にあるがゆえ、前日の雨による増水で閉鎖中でした。明日の早朝を狙おうと考え、食堂で鮎の塩焼きをほおばりビールで流し込んだ後、明日の開始時間の確認でつぼ湯の窓口に声を掛けました。すると、ちょうど再開したそうで、なんとその日の1番で入浴が叶いました。お盆で激混みを覚悟していましたが、ラッキーでした。   続きを読む »

 電球色、いいですね~。おそらく、LED化していると思いますが、黒ずんだ木板張りの建物にはオレンジ色の電球色が合うと思います。明治時代の建物ですが、新旧の技術が融合した形です。少し早いですが、この湯宿(本館)の正面写真を今年のベストショットとします。    

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 神社仏閣を詣でる趣味はありませんが、歴史ある建造物の雰囲気は良いものです。パワースポットと言うよりは、穏やかさを感じます。私の脳内は、アドレナリンではなくセロトニン、いえオキシトシンに近いようです。松本行きでは毎度通り過ぎる下諏訪温泉、今回はここに。

 やはり、目的は温泉です。目的地は秘湯の会の宿でもある毒沢鉱泉です。下諏訪駅からおよそ50分、てくてく住宅街の坂道を登って行くと、突然現れた山道の急坂を登り到着です。噂で聞いていた、渋いレモン味の酸性の鉱泉に浸かりました。加熱槽と源泉、交互に温冷浴がミッションです。 続きを読む »

 長野県松本方面への病院同行、数年前までは何件かありましたが、ここ数年は遠のいています。松本と言えば、現存する天守閣を誇る松本城です。じっくり見学したことはなかったのですが、今回、温泉帰りに立ち寄りました。

   連休中なので仕方ないですが、城内に入るには1時間待ちの列です。外観だけで満足ですから、いずれかの機会に譲ることにしました。各地の名城・天守閣をいくつか観てきましたが、松本状の黒い威容にはうならされます。まさに質実剛健、城本来の守備能力だけではなく、造形美も意識したと思います。戦国末期から江戸時代は政庁として、一国のシンボルに役目を進化させた城ですが、よくぞ当時の形を保ってくれたと思います。

 帰途の特急まで、時間つぶしは城から近い銭湯で。ここは畳敷きの休憩室があって、旅行者には大助かりです。水風呂に湧き水が引かれており、水質の良さに軽く感激、もちろん飲んでも美味しかった。

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 中房温泉は、登山客向けの山小屋と旅館棟に建物が分かれています。旅館棟は、山奥にも関わらず管理が行き届いたもので、とくに不便は感じませんでした。敷地内の温泉数は、屋内、露天、打たせ湯、蒸し風呂、足湯、数えると14か所! うち、一か所は夏場限定の温泉プールで使用不可、もう一か所は今年の雪で湯屋がつぶれて使用できませんでした。できれば、残りをコンプリートしたい。二泊三日の挑戦となりました。

 すべての温泉に浸かるつもりが、結果は7か所。気にいった湯に3回浸かったこともあり、全湯制覇はできませんでした。↓ 一番のお気に入り、白滝の湯。すぐ横の岩目から湯が湧出して流れ込んでおり、鮮度が抜群なのです。無色透明ながら湯花がちらちら漂い、かすかな硫黄臭と軽いぬめりを感じる弱アルカリ性、ちょうどよい41°の浴感が優しいのです。まだ新緑が及ばぬ高地の渓流を眼下に、水音に鳥のさえずりが混じります。

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 昭和の繁栄から没落している各地の大型温泉地ですが、その中で変わらぬ隆盛が続く熱海です。一時期は客足が減ったようですが、寂れなどまったく感じさせない復活状況です。確かに朝から晩まで温泉街の人通りは列をなし、インバウンドだけではなく、若者率が高い。がやがやと喧騒が寝床まで聞こえてきます。久々の賑やかな温泉街に逗留、翌日の病院同行の前のりとしました。  

 宿ですが、鉄筋コンクリートのビジネスホテルはできるだけ避けたいところ、ネット情報から、明治創建の竜宮閣さんへ。高層のホテルが海岸沿いに並ぶ熱海ですが、まだこのような木造建築わずかが残っています。このような宿は果たしていつまで残るのでしょうか。急ぎ泊っておかなければ後悔することでしょう。 続きを読む »

 先月半ばから土日はすべて事務所に出勤、ほとんど休みなしです。疲労回避から、土日のどちらかは半日だけの業務にしています。そのような中、2月の3連休は、よいインターバルになります。リフレッシュではなく、ひたすら休みたいので、温泉宿に籠るが最適です。しかも、観光地ではない、人が少ないところが一番です。

 湯宿温泉は、東京駅から新幹線とバスを乗り継いで、乗換え待ち時間を入れても2時間ほどで着きます。今回は2回目となる逗留です。宿の泉質は、中庭から5mほどの距離の引き湯ですから、鮮度抜群です。

 温泉街の建物はどんどん新しくなり、共同湯を除けば、ほとんど普通の住宅街となっています。昭和の枯れた風情、つげ義春の世界は失われつつあります。それでも、連休だといういうのに、わずか300mほどの温泉街を歩いても営業中の商店はなく、まったく人とすれ違いません。人疲れしているビジネスマンには最適の隠れ家と言えます。

温泉街の入り口   続きを読む »

 温泉番付、東西の横綱は「草津」と「別府」、これは江戸時代から言われていることです。草津は、自家用車で度々訪問してきましたが、別府行は飛行機なので、足が遠のいていました。テレビやネットで度々、映像を観てきましたが、このお正月、遂に訪問の機会を得ました。

 やはり、定番の地獄めぐりはコンプリートしておきました。よく整備されています。韓国からの旅行者が多かったように思います。   続きを読む »

 実家の越谷にザ・昭和施設があります。かつて、バンドのドラムO君が交通事故で上腕神経麻痺になり、その療養として一緒によく通ったものです。    そのエピソード ☞ 上腕神経麻痺の想い出 ① 英国ロックバンド デフ・レパードの話    今から30数年前、1000m以上掘って湧出した湯は、関東のうす黒湯系、ぬるぬる感が特徴です。

 実家車庫の水道工事で戻った際、邪魔な自動車を移動させる必要があり、その工事の間、時間つぶしで一っ風呂と決め込みました。激務の中、休養も仕事のうちです。だいぶ老朽化が進んでいまいたが、懐かしい施設でした。  

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 温泉ですが、必ずしも湯舟に腰掛けるものとは限りません。ここは大谷さんで有名な岩手県花巻、全国的にも知られた鉛温泉藤三旅館です。

 旧い建物です。壁面を補修中のようです。    湯宿は撮影禁止なので、HPから拝借しました。最深で160㎝位でしょうか。ずっと立ったままではなく、側面にわずかな段差があり、皆そこに腰を掛けて入っています。何より、足元湧出の湯ですから鮮度抜群です。さらに、その深さから、かつてない水圧を全身に受けます・・温泉好きなら絶対に体感したいはずです。 続きを読む »

 群馬ロードはそろそろ飽きてきたのですが、未湯であった群馬の老神温泉へ。聞くところによると、特徴のない湯だそうです。泉質からあまり触手が伸びなかったのですが、あるきっかけで訪問しました。  沼津駅から車で40分ほど、山間部の静かな温泉街です。泉質は弱アルカリ性の単純泉と思います。旅館によって、成分が微妙に違うようです。ここでは、宿の露天風呂やお料理に力を入れているように思いました。

 宿泊客の多くは、公民館の朝市を目当てにしています。ここでは、お祭りに使う大蛇の張りぼてが保管してあります。50m位の長さですので、朝一を囲むようにぐるりと収まっていました。

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 恐らく、東日本の露天風呂で最も有名ではないでしょうか。ここは、日本人なら誰もが郷愁を感じます。ノスタルジー部門であれば、まずNo.1でしょう。

   遅ればせながら、今年、初入湯の乳頭温泉。温泉に関しては個性を愛でる志向から、マイナー湯まで網羅していますので、意外とメジャーどころは漏れています。期待通りの乳白色かつシルキーな肌触り、底からぷくぷく自噴泉、景観も日本の原風景・・ますます、外国からのお客さんも激増すると思います。

 宿は再現された張りぼての建物ではなく、出来るだけ往時の状態を保っています。文化財として、いつまでも残ってほしいものです。人気から日帰りは喧騒あり、やはり、宿泊でじっくり攻める湯と思います。とは言え、閑散期の平日以外、予約が取りづらい宿でもあります。  

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 渓谷沿いの露天風呂が売りの温泉地へ。お部屋も渓谷を見下ろす、クーラー要らずの避暑地です。

 ところが、今年は宿のご主人が嘆く程、暑い。真夏でも、夕方には涼しくなるはずが・・ここ数年の酷暑により、扇風機 → 冷風機 の導入を余儀なくされたそうです。とくに、ここの泉質は湯上がりの熱が半端なく残ります。冬はいつまでもポカポカで良いですが、夏はきついものがあります。

   夏休み前ですが、久々に連休を頂き、のんびり読書にふけりました。  

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 宮城県の鳴子温泉郷もお気に入りで、たまに2~3泊で逗留します。東北はそれなりに遠路ですが、東京から古川の新幹線は2時間、そこから陸羽東線で40分、接続が良いと東京のマンション玄関から宿まで3時間を切ります。鳴子温泉は何と言っても泉質の多彩さ、宿のグレードも幅広く、懐の広い温泉地です。そして、温泉宿の多くが駅から徒歩圏内、これは結構珍しい温泉地と思います。たいてい、駅からバスに乗り換えるものですので。

 JR鳴子温泉駅が中心地で、大型ホテルや老舗宿が連なります。一駅前の鳴子御殿湯駅から川渡温泉駅までは個性的な湯治宿が点在し、泉質も独特です。ただし、鄙びたどころか廃屋寸前の宿もあり、宿泊客はそれなりの覚悟が必要です。15年前は鳴子温泉駅から川渡温泉駅まで、温泉に立ち寄りながら、てくてく歩きました。

 鳴子駅から一つ先は中山平温泉、ここはぬるぬるアルカリ泉です。駅は無人駅、周辺に飲食店もコンビニもない、普通の田舎町です。鳴子温泉駅北口からバスで江合川を遡上すると、鬼首温泉です。ここでは有名な滝つぼが温泉の宿があります。鬼首地区は未湯なので、いずれ駅からレンタカーで訪問したいと思います。

 さて、今年は猫さん宿へ再訪。ここは鳴子御殿湯駅からわずか100mなのです。旅館と言っても、素泊まりの湯治宿ですので、実際にご病気の方がおります。最近は家族、あるいは一人でゆっくり過ごす方が増えたそうです。確かに、周辺観光の拠点と言うよりは、宿に入りびたりで何もしない、ひたすら湯に浸かる事がデフォルトのようです。

 まず、スーパーまで食材を買い出し、料理は基本、厨房で行います。冷蔵庫、コンロと電子レンジ、食器や調理具は揃っていますので、ほとんど手ぶらでOKです。 湯屋はほぼ一人、独泉状態です。何度も湯に浸かり、猫ちゃんと遊びます。飽きてもテレビやWiFiがありますので、退屈はしません。注意点としては、廊下がギシギシ鳴るので、忍び足で歩くこと、夜のテレビは音量を下げる事でしょうか。ゆる~い合宿生活、だらしなくも充実したものです。  

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 ひと昔までは、関東最後の秘境と言われていました奥鬼怒の四湯、インバウンドのお客さんも増えて、世界的にもメジャーな温泉地になってしまったようです。私は20年前に初訪湯、以来、手白澤を除いてコンプリートしています。梅雨に入る前に、久々に渓流沿いのコースを歩いて訪問しました。何故か、行く度にタイムの短縮を目指して急ぎ足、サクサク歩きました。八丁湯までおよそ55分、地元民のスピードです。  

ここ何年も熊は出没していないそうです

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   泥濁りの露天風呂が有名な藤七温泉・彩雲荘です。ここも長らく未湯でした。盛岡からバスが岩手山の回りをぐるりと半周、やがて道はぐんぐん登坂となり八幡平に至ります。秋田・岩手に股がる八幡平周辺には、温泉マニア垂涎の温泉が点在、岩手側には他に松川温泉の3宿、秋田側には後生掛温泉と蒸ノ湯温泉、玉川温泉も近いのです。いずれも、いつの日か丁寧にめぐりたいものです。

 さて、藤七温泉の有名な露天風呂ですが、GWには冬季閉鎖が解除され、ピーカンの中、大勢が押し寄せています。それでも湯舟の数が多く、芋煮状態までは至りません。中には、白濁した硫黄泥を全身に広げ、顔パックまでしています。まるで、アダモちゃん(故 島崎 俊郎さん)みたいです。子供から大人まで国籍も様々、混浴なので湯浴み着の女性も混ざり、プール感覚と言うか、実に牧歌的です(写真撮影は全面禁止なので、写真はありません。↓は宿のHPからお借りしました)。

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