先週土曜は月例の相談会でした。今回の相談者の皆様に共通した傾向として、時期を逸した相談、早すぎる裁判、検査不足、等々、あきらかにしくじった被害者さまが目白押しでした。
毎度、「相談は早めに!」と言っていますのは、失敗を未然に防ぐためです。交通事故の順当な解決や後遺障害の立証を図るには、その段階に応じた正しい対応が必要です。間違った行動をすれば解決までの道は迷走します。時間は巻き戻すことができません。
相談会は実利ある解決を目指した作戦会議としたいのです。決して反省会をしたいのではありません。被害者さんも「しくじり先生」になりたくはないと思います。
・検査が遅れて因果関係を否定された、
・間違った治療先に通い続けて後遺障害は諦め、
・保険会社と大喧嘩、弁護士を入れられた、
・頼りない法律家に依頼して迷走した、
「俺のようになってはいけないのです」