いやぁ~、この四半期きつかったです。昨年はコロナ明けの年、まだ復調したとは言えない受任数でした。今年は、コロナ以前の活況に戻ったと言ってよいと思います。交通事故の多さを活況と言うには憚られますが、困った方の声が届く、これは良い事だと思います。
この業界、弁護士に相談や委任しても、途中で解任・交代が多いのです。理由はそれぞれですが、頼んだ先生が動いてくれない、が一番です。弁護士の仕事は賠償交渉です。もちろん、交通事故の解決に賠償交渉は不可欠です。しかし、それにたどり着くまで、治療や検査、各種保険手続き、後遺障害の立証まで、被害者さんに課された事務は山ほどあります。その部分を「守備範囲外」として、傍観する先生が大多数と思います。ことある度に質問しても、応対は事務員ばかり、たまにアドバイスには答えてくれますが、ほとんど、被害者自ら動く必要があるのです。自分でできる被害者さんもおりますが、高齢者や重傷者含め、独力はしんどいのです。そこで、お金を払って依頼した弁護士に聞く事を諦め、秋葉へ無料相談となるわけです。
だから、秋葉事務所が忙しくなるのだと思います。
大変で損な役回りかもしれませんが、仕事とは、「人も求めに応えてお金をもらう」ものだと思います。シンプルに、多忙こそ健全な業務と、捉えていきたいと思います。
事務所のアプローチに桜。今年は十数年ぶりの遅咲き、昔あった風景、入学式シーズンの桜となりました。