歴史上の人物や郷土に貢献した偉人さんの銅像はよく目にします。よその国ですと、英雄と崇めさせる為の支配層、独裁者などが多いと思います。政治や思想が絡めば、銅像の建立に賛否があり、いずれ体制が代われば引き倒される運命です。
きな臭い英雄より、芸能、しかもお笑いという分野で、これだけ大衆の賛同を集めたことはすごいことです。日本人の民度の高さを象徴するように思います。寅さんに並び、志村 けんさんも永遠に残るモニュメントとなりました。
新型コロナウイルスで亡くなったタレントの志村けんさんの銅像がきょう午前、出身地の東京・東村山市の駅前に完成した。
午前11時から始まった除幕式には志村けんさんの兄、知之さんやザ・ドリフターズの高木ブーらが出席した。志村さんは去年3月、新型コロナによる肺炎で亡くなった。その後、出身地の東村山市で銅像を作る活動が始まり、国内・国外のファンら6000人以上からクラウドファンディングなどで3000万円を超える資金が集まった。中野陽介実行委員長は「志村さんの銅像がみんなを笑顔にする明るい未来の象徴になって欲しい」と話している。
<ANNニュースさまより>