事務所開設以来、圧迫骨折の様々なケースを積み重ねてきました。昨年は5件を数えます。

 圧迫骨折は、ズバり画像勝負です。高齢者の場合、陳旧性(事故前から骨が潰れている)と新鮮骨折(事故受傷で骨が潰れた)との区別に注意が必要です。したがって、受傷直後からのMRI検査が必要です。軽度の圧迫骨折の場合、レントゲンしか残っていないケースがありますが、これは大ピンチです。だからこそ、私達はいつでも早期の相談を呼びかけているのです。


立証作業は画像を的確に残すことです

11級7号:胸椎圧迫骨折(50代女性・千葉県)

【事案】

自動車にて高速道路のトンネルを走行していたところ、対向車に正面衝突される。直後から全身の痛みに悩まされる。

【問題点】

当日撮影されたMRIにて外形の圧壊についても所見が取れており、11級認定は堅かった。

(参考画像)

【立証ポイント】

痛みについてはどんどん回復していた為、きっちり半年で症状固定。症状固定時のレントゲンでも圧壊がはっきりわかる為、11級7号認定となった。