「経験豊富です」・・どのホームページでも謳われている宣伝文句です。
 
 秋葉事務所もご他聞に漏れず、経験を売りにしています。しかし、比べれば具体性に大きな違いがあると思います。それは、本件の「腓骨神経麻痺」はじめ、「排尿障害」や「骨盤骨折」などレアな傷病名、そして「高次脳機能障害」「脊髄損傷」のような重傷名、これらが専門書を丸写しした解説ではなく、実際に受任、立証に成功した実例から語られている点です。
 
 宣伝はあくまで客寄せ、誇大、お手盛りの類です。派手な宣伝に踊らされることなく、自らの障害について、実際に経験のある事務所へご相談を頂きたいのです。

 そして、秋葉事務所の実績ページをご覧になる、多くの被害者さまへの参考となるよう、実績で語る姿勢を堅持していきたいと思います。
 
 それでは、今年上半期の下肢の障害について、シリーズでご紹介します。
  

併合9級:腓骨神経麻痺・足関節脱臼骨折(40代男性・東京都)

【事案】

バイクで交差点を横断中、信号無視の対抗右折自動車と衝突。
脛骨遠位端、腓骨骨幹部、足関節脱臼、足根骨、中足骨を骨折、プレート固定術を施行。この情報だけで10級以上を予断した。

【問題点】

骨癒合が進み、リハビリも順調、しかし、足関節及び足の親指は自らの意志では、わずかしか動かない。腓骨神経麻痺である。症状固定まで周到な準備を重ねる必要がある。

【立証ポイント】

完全麻痺ではなかったが、神経伝導速度検査を指示、早くに有用なデータを備えた。症状固定時は主治医に面談、足関節・足指は自動値での計測をお願いした。
 sinkei1(参考)検査表

余裕を持った立証作業で足関節は10級11号、足指は12級12号の認定。同症状について経験豊富な弊事務所にご依頼頂いた結果、横綱相撲で併合9級としました。