東武線のポスターでもお馴染み、鹿又川の川沿い露天風呂を誇る明賀屋さんをレポートします。宇都宮での病院同行を終え、慣れないレンタカーで八方ヶ原ルートを走破し、夕闇迫る宿へ到着しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA翌朝、お目当ての露天風呂を目指し、およそ80段の階段を下りました。(こりゃ帰りが大変だ)

渓流沿いまで降りる階段と言えば、那須の雲海閣、福島・土湯の不動湯温泉(残念ながら昨年、火事で焼失)が印象的です。こちらもなかなかの風情でした。

そして、写真の通り、渓流と一体となったような湯船が眼前に。塩原の有名どころはほぼ制覇したつもりですが、ここだけが未湯だったのです。

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ごらんの通り、翡翠色の水面と赤茶の湯船、泉色は緑がかった黄土色、時折の太陽光により深い黄金色に輝きます。 もう、美しい!の一言。

感触は中性でさっぱり系、香は薄土香、味は粘土に薄甘塩を足した感じ。温泉は五感で楽しむものと思っています。温度は40℃、清流の冷たい風を浴びれば、何時間でも浸かっていられます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA← イワナが眼前に! 水生虫を捕食しています。

内湯は震災で新しく湧き出た黒湯が引き込まれています。こちらは癖のない単純温泉でややエグ味、キシキシ感ありです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA← 内湯は二種類の泉質が楽しめます。

最近は出張しても急いで東京に戻ることが多いのですが、立ち寄り湯を楽しむ程度の余裕は必要と思っています。明日から2日連続の相談会ですが、温泉の再生力を発揮したいところです。