「自動車保険はどこがお勧めですか?」、「自動車保険はどこがいいでしょうか?」・・・交通事故で難儀した被害者の方からよく聞かれる質問です。
各社、掛け金、補償内容とも違いがあり、一口に〇〇損保がいいですとは言い難いものです。契約者はネットや広告で色々と比較していますが、どこの会社もリスク細分型(細かく使用条件を絞る)ですので、大差はなく、どこの会社であってもしっかりと保険設計をすることが重要と思います。
しかし、従来の代理店を介した契約といわゆる通販型では厳密な差が存在します。違いは以下の通りです。
① 代理店が契約を仲介する場合、その代理店は営業担当者となりますが、通販型は損保対顧客ですので、決まった担当者はいません。通販でも「専任制」とうたっていますが、これは事故が起きたら事故処理担当者が選任されることを指します。
② 通販型は掛け金が大幅に安い。仲介する代理店の手数料分がないのが決定的な価格の差です。
③ サービスセンター(事故処理担当事務所)の数。TN社やSJ社など国内メガ損保は250か所ほどあります。しかし通販社はほぼ1~2か所です。したがって事故処理を外部の会社に委託することもあります。
★ 目に見えない絆
最後に「目に見えない絆」について。これは毎年更新の際、連絡を取り合う代理店さんと顧客の信頼関係を指します。通販社は保険会社対顧客なので、ある意味、冷たい契約関係のみの間柄ですが、定期的に会っている代理店さんとは人間関係が築かれていきます。やはり対人サービスで差が存在すると思います。
代表的な例は、保険を使わない事故で困っているときも、代理店さんは親身に相談に乗ってくれます。その他事故に限らず細々としたサービスが期待できます。なぜなら顧客の期待に応え、来年も更新してもらえないと手数料が入ってきません。
対して通販社は次年度の更新については積極的な営業姿勢が弱くなります。なぜなら営業担当者がいないので、契約(顧客)が来年他社に移っても、誰も直接に損をしません。顧客対応について誰も責任者がいない・・・これは対人サービスにおいて決定的な差がでるはずです。
やはり掛金に高い安いの差があるのに同品質はあり得ないのです。
代表的な例は、保険を使わない事故で困っているときも、代理店さんは親身に相談に乗ってくれます。その他事故に限らず細々としたサービスが期待できます。なぜなら顧客の期待に応え、来年も更新してもらえないと手数料が入ってきません。
対して通販社は次年度の更新については積極的な営業姿勢が弱くなります。なぜなら営業担当者がいないので、契約(顧客)が来年他社に移っても、誰も直接に損をしません。顧客対応について誰も責任者がいない・・・これは対人サービスにおいて決定的な差がでるはずです。
やはり掛金に高い安いの差があるのに同品質はあり得ないのです。
明日はさらに踏み込んだ比較をします。