埼玉県代理店協会のセミナー講師を拝命、無事、務めてまいりました。事務所の総力をあげて準備し、灼熱の大宮に昼過ぎに入りました。37度を記録する猛暑日、空気が重いのなんのって・・。
テーマはむち打ちを中心とした交通事故・後遺障害を取り上げました。県内、各社をリードする錚々たる大型損保代理店さま、およそ70代理店のご参加をいただきました。随所にギャク炸裂、ご質問も活発に頂き、楽しい勉強の時間となりました。普段は弁護士先生を対象とする講義が多い中、やはり代理店さんは昔からの仲間、親和性を感じます。
損保代理店さんとは保険会社の保険販売の代理業です。しかし、それがすべてではありません。反面、契約者さまの代理者でもあります。参加された代理店の皆様はまさに双方の代理として、抜群のバランス感覚をもって活動されています。今後、契約者さまの被害事故についても一層の活躍が期待されます。私の少しばかりの知識・経験がお役にたてば幸いです。また、最新の約款改定など代理店の皆様から教わることも多く、さすが交通事故・最前線のプロだと感心しきりでした。
最近の交通事故業界は食うか食われるかの戦国時代! 弁護士はじめ、関係業者は依頼者の獲得=売上ばかりを追いかける風潮を感じています。今日は商売抜きに「交通事故被害者救済」のスローガン(基本)に戻って、被害者の皆様、代理店さまにとっては顧客様の窮地を救う仕事を見つめる2時間でした。終了後の懇親会でも大勢の代理店さんの皆様と飲み、語らい、保険を駆使していかに被害者を救うか?について盛り上がりました。
まさに基本に返る一日でした。ありがたいことに早くも県内各支部、各代理店さまから研修会のお呼びがかかりました。
お招き頂いた会長さま、万事ご手配に奔走して下さったS様、そして多くの代理店さまにweb上ながら感謝申し上げます。