こんにちは、金澤です。
 
 突然ですが、今日は世の中にもう一つ存在するサ道をご紹介いたします。日本には、剣道・柔道・茶道等々日本を伝統する文化がある。では、皆様は“サ道”と言う言葉をご存知だろうか?近年はだいぶ浸透してきているが、やはりまだまだ駆け出しの道である。

 私はサ道を歩み始めてまだ5年ほどだ。サ道とは何か?ズバリ、サウナ道である。

 サウナを愛する人、サウナ道を歩む人の事をサウナ―と呼ぶのは、アップル社のロゴがリンゴのマークと言うくらい当たり前の事なので割愛致しますが、サ道と言う本がある。これはタナカカツキと言う漫画家が書いた本である。余談ではあるがタナカカツキはコップのフチ子ちゃんと言うキャラクターの生みの親でもあり、サ道はモーニングコミックスで連載されていた。

今回はそこで、サウナの気持ちよさがイマイチ分からないという方の為に、本格的にサ道を初めて5年(サウナが好きなのは幼稚園から)の私がサウナの魅力と、おすすめの立ち回りを書きたいと思います。
 
1.サウナの本当の気持ちよさ

~サウナの正しい立ち回りをすると、物凄い充実感が得られます。これをサ道では「サウナトランス」「整う」と言います。
 
2.サウナトランスでは何が起こるか?
(茶道書に書いてることを引用させていただきます。)

① 心音と共に全身の細胞に血液が回る感覚がやってき、
② その次に全身にジーンと痺れががやってきて、深いリラックス状態になる。
③ 同時に目をつぶると、無の境地へ一瞬たどりつく。
④ このサウナトランスの状態を十分に楽しみ圧倒的多幸感に包まれる。

 と言うのが、サウナの魅力である。と書かれており、私も全くその通りだと思います!!!

ですが普通にサウナにはいるだけではこの多幸感は味わえません!そこでサウナのおすすめの入り方についてご紹介いたします。

① まずは身体を湯船で温め、同時に水分補給をしっかりとする。
(ここで水分補給を怠ると1度目のサウナが厳しいです)

② サウナを7分~10分身体の具合を見ながら入る。
(1回目のサウナは個人的に一番辛いので7分に設定しています)

③ サウナを出た後は即、水風呂に浸かります。約2~3分前後でしょうか
(ここが物凄く大切で、水風呂の中に静かにでも素早く全身を入れます。)

 そしてじっと冷たいのを我慢するのです。そうすると、必ず温かくなってきます。
 身体の中からじんじん温かくなり、やがて水の中なのに、
 身体全体がベールで包まれたかのように温かくなります。
 この感覚をつかむのがとても大切で、このベールを“温度の羽衣”と呼びます。

③ そのまま、温泉に設置された椅子に腰かけ、目を瞑ります。

 これを、インターバルと呼びます。

※このインターバルがなければ、“整う”ことはありません。
(この時に全身の血液が巡る感覚や、何とも言えない気持ちよさがやってきます。)

④ 10分程インターバルを置いた後、水分を補給してサウナに入ります。

 これを私は大体4~5クール繰り返します。1クール大体20分ですので、1時間半はサウナに注いでおります。

⑤ 最終クールが終え、洗体も済ませ、上がり湯も終わった後は、最後に水風呂で〆て終わりです。水風呂で〆た後は、冷水シャワーで身体を流し、終了です。

 最後に水風呂と言うのは最初、抵抗があるかと思います。ですが、私は真冬でも最後は水風呂で〆ます。逆に、真冬だからこそ水風呂で〆るのです。そうすることで、温度の羽衣をまとい、真冬の帰り道でもびっくりするほど温かくいられます。

 いかがだったでしょうか?今回は長くなりましたが、私の趣味の雑談でした(笑)是非、皆様も“温度の羽衣”を羽織ってみて下さい。