米メジャーリーグの話題ですが、エンゼルスだけではなく、日本人にも衝撃が走りました。エンゼルスは4日(日本時間5日)、主力野手のマイク・トラウト外野手が左手首骨折のため10日間の負傷者リスト入りすると発表しました。

 試合後、カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」によりますと、トラウト選手「今まで感じたことがないものだった」、「結果が問題なしで戻ってくることを祈るばかりだ」と伝えていました。翌日になって、球団から正式に左有鉤骨骨折が発表されたようです。

 大谷さんは主に2番バッターです。メジャー屈指の強打者トラウト選手が3番に控えていることから、今年は相手ピッチャーが勝負してくれている=ホームラン数↑ 現在ホームラン王独走、打撃成績は軒並み好調でした。しかし、トラウト選手がいなければ・・一昨年、トラウト選手がケガで長期離脱した時期に同じく、他球団のピッチャーは「大谷さん以外は怖くない」ことになり、大谷さんへの敬遠や4球が増えることが予想されます。メジャー初、日本人のホームラン王の誕生が危ぶまれるのです。
 
 さて、トラウト選手が折った有鉤骨とは?
 
 手根骨です。珍しい骨折部位ではありますが、やはり秋葉事務所の認定実績に有りました。実績をみても、見逃されやすい骨折と言えます。
 
 有鈎骨骨折の認定例 👉 併合9級:右橈骨遠位端骨折10級10号・左有鉤骨骨折12級6号(40代男性・東京都)
 

 佐藤の解説 👉 有鉤骨について
  
 トラウト選手の復帰、大谷さんの活躍を期待しています。