【事案】
既に傷害部分の示談が完了している事案。相手保険会社から後遺障害の手続きを案内されておらず、事前認定手続きの対応も無し。症状の継続に悩む被害者は3割負担で通院し続けていた。
【問題点】
・傷害部分示談完了後、一定時間経過後の相談であること。
・傷害部分示談まで通院していた病院が非協力的であること。
・過去の医証から、さしたる画像所見、神経学的所見が確認出来ていないこと。
【証明ポイント】
テキパキと事前認定されてしてしまえば非該当であった可能性が非常に高いと考えるが、不誠実に放置されたのが被害者にとって不幸中の幸い、深い考えは無く、単に辛いからと3割負担で治療継続していた実績に意味有りと踏んだ担当MCが徹底アピールの資料を作成して被害者請求⇒14級9号認定。最終決着は当然に弁護士対応。
【担当MCより一言】
不誠実な担当者にとっては泣きっ面に蜂だと思いますが、不誠実だったのだから仕方ないですね。
(平成24年8月)