第4位 羽田空港 自衛隊機・民間機の衝突事故
飛行機の過失割合はどうなるのか?
能登地震の翌日1月2日、羽田空港に着陸したJAL516便と、離陸のために誤って滑走路上に進入していた海上保安庁(海保)の航空機が滑走路上で衝突、その両機が炎上しました。JAL機の乗客・乗員379人は全員無事でしたが、海保機の6人の内5人が死亡でした。日本航空での死亡事故は123便墜落事故以来38年4か月ぶりのこと。海保機は、前日の能登半島地震の支援に向かう途中であったとのこと。2024年の幕開けは大災害・大事故でした。
現在も原因調査が進んでいますが、航空機の地上での衝突事故、複合的な要素による事故と報道されています。事故の原因として、管制の指示ミスは絶対に問われると思いますが、JAL旅客機と自衛隊機の3者について、その過失割合はどうなるのでしょうか・・これが私の注目ポイントです。自動車事故に同じく、優先滑走路側のJALにも前方不注意で-10%となるのでしょうか?
航空機事故では再保険で多くの保険会社が責任担保しますが、本件JALの幹事会社はAIGとのことです。