近況報告。 年初から多忙を極めております。ただし、事務所の収入はおよそ業務の半年後に入りますので、コロナ前の業務量に戻りつつも、収益面での改善までにもう少し時間を要します。
今年に入って、相談メールや電話は増加傾向です。中には数年前の相談者の方から、数年越しのお電話も入ります。事故は5年以上前です。コロナ期間を挟み、まったく進んでいないようです。その間、何もしていないことは無いのでしょうが、解決まで進めるエネルギーに乏しく、ほとんど冬眠状態だったのでしょうか。最低、時効の延長はしているようです。中でも驚かされる相談は、すでに相手保険会社から債務不存在訴訟を打たれ、法的には決着がついていながら、相変わらず、後遺障害認定を模索して病院巡りをしている方です。ネバーギブアップの精神は驚嘆に値しますが、その方の交通事故はもう終わっているのです。
言葉は悪いのですが、誰かがキッパリ引導を渡してあげる必要があります。しかしながら、それは私達の仕事ではないと思います。やんわり「等級認定は無理です」と回答しますが、相談者さんの一部は中々引き下がりません。結果として、独力で頑張ることになります。それが、数年前に相談したことを忘れて、ふたたび電話がかかってくるのです。なんとかして差し上げたいのは山々ですが・・言葉選びが難しいのです。
解決のお手伝いはできますが、解決を決定することは被害者さん自身のふんぎり、気持ち次第と思います。