そんな決定権がお前にあるのか!?
今回は年齢変更でも変わらないことについて触れてみたいと思います。お酒やたばこ、公営競技(競馬、競輪、オートレース、モーターボート競走)に関する年齢制限については、20歳のまま変更はありません。飲酒については、「未成年者飲酒禁止法」から「二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律」に、喫煙については、「未成年者喫煙禁止法」から「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」と題名が改正されました。競馬、競輪、オートレース、モーターボート競走についても、競馬法、自転車競技法、小型自動車競走法、モーターボート競走法も同様です。
飲酒については国税庁に記載がありましたので、ご参照ください。尚、HPには未成年者との記載がありますが、こちらで20歳未満と変換しております。
20歳未満がお酒を飲んではいけない5つの理由
1. 脳の機能を低下させるおそれがあります
2. 肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなります
3. 性ホルモンに異常が起きるおそれがあります
4. アルコール依存症になりやすくなります
5. 20歳未満の飲酒を禁じる法律があります
因みに4月は「20歳未満飲酒防止強調月間」のようです。知りませんでした・・。
喫煙については厚生労働省に記載がありましたので、ご参照ください。尚、HPには未成年者との記載がありますが、こちらで20歳未満と変換しております。
20歳未満の喫煙について
青少年期に喫煙を開始すると、成人後に喫煙を開始した場合に比べて、がんや虚血性心疾患などの危険性がより高くなります。肺がんでは、20歳未満で喫煙を開始した場合の死亡率は、非喫煙者に比べて5.5倍となっています。
また、「平成10年度喫煙と健康問題に関する実態調査」(厚生労働省)によれば、吸い始める年齢が若いほどニコチンへの依存度が高い人が多くなるという報告が出ています。
該当する2004年生まれの方々はこの成年変更をどのように感じるのか、ぜひ聞いてみたいものです。メリット・デメリットがそれぞれあるとは思いますが、社会全体で見守っていかなければいけませんね。