多発骨折と言っても、癒合さえすれば問題を残さない部位があれば、深刻な後遺症となる部位もあります。傷病名が複数の場合、その整理をしながらの作業になります。症状固定時に残る後遺障害等級を想定した設計図を描くこと、これが専門家の仕事です。
本件は、諸事情から回復が進まず、症状固定まで時間がかかりました。2年を待ちましたが、なんとか取りこぼしなく、設計図通りの認定を得て、弁護士に引き継ぎました。十分な逸失利益獲得へ準備は整いました。
症状固定まで2年、大過なく認定へ
10級10号、12級5号:鎖骨骨折(30代女性・千葉県)
10級11号:足関節脱臼骨折(30代女性・千葉県)
12級14号:顔面線状痕(30代女性・千葉県)