前回の続き
前回はほぼ無駄話になってしまいました(笑)
では本題
先日、一緒に働いていた時のスタッフから連絡があり、
事故の患者対応で聞きたいことがあると電話が鳴りました。
柔整師が行う自賠責の不適切な請求を無くしたい。
症状の重いムチウチ患者を整骨院が抱え込まず病院に行ってほしい。
と僕が思っていることはたまに連絡を取る柔整師は知っています。
内容は、「相手保険会社はタクシー共済なんだけど、治療費を払ってくれない。どうしたらいい?」
との相談でした。
法外な請求は絶対していない、自賠責の基準にのっとった請求とのこと。
それでも、法外な請求をしていないのに治療費を払わないってなんでだ…
悪いことをしていて僕に連絡をしてくることはないだろうと思っていたので、
よく話を聞く。車の修理費も高くなさそう。
施術証明書(カルテ)を診せてもらいました。
ここに一つ欠陥があり、カルテが穴だらけです。
おまけに色々話を聞くと、非常に軽微な事故で、その患者も本当にムチウチか?
と疑うレベルで、その柔整師も軽傷なのはわかっていながら治療していたみたいです。
実は自賠責保険でムチウチ程度なら保険会社は、あまりカルテに目を通すことはありません。
(柔整師のカルテには)
だから、柔整師は結構雑なカルテを作成する事が多いです。
僕に教えてくれた院長からは、
「高いお金を請求させてもらうんだから、軽症の患者でもカルテはきちんと書け。それが誠意だ」
と教えられていましたので、軽症者だったら
「こんな軽傷患者、何を書いたらいいんだよ。」
と思いながらも、結構丁寧なカルテを作っておりました。
一日毎の治療内容も全て送りましたし、請求書を送る時は一筆、小手紙を添えました。
治療費を払われないなんてことは一度も無かったし、たまに担当者と電話しても嫌なそぶり一つ感じなかったです。
軽微な怪我と言うのは、保険会社もだいたい分かっています。
と言うか、ほぼほぼ見抜かれています。
一方結構症状が重いムチウチ患者は、こちらがキチンとしたカルテやわざわざ毎回分の治療記録を送ると、
2~3ヶ月目でそろそろ終わりに~なんて言われませんでした。
でも、そんな軽症の被害者にも通院させてあげて、整骨院に高いお金を一括で払ってくれて、被害者に通院慰謝料も払ってくれる。
120万までは自賠で出るとは言え、自賠責保険や保険屋の計らいです。
だから本当に誠意あるカルテ作成、誠意ある請求をしてほしい。
そう、昔の仲間に伝え、
治療内容の確認をして、カルテの書き方を伝えました。
そして本当に軽微で症状もないなら、保険会社に連絡して
私が見る限りでは殆ど症状はとれたので今月一杯でうちは治療やめますんで。
患者にも、そろそろ通院回数も減らして様子見ていくように指導しますとも伝えて終わるように言いました。
本当に症状がある人はそんなことをしては決してならないし、
理想は初期の段階で病院に通ってもらうことです。
本当に軽傷で患者もそれを分かって通院しているレベルなら、そのように対応するのが良いと思います。
今日はこんな感じで、2回にわかれてしまいましたが(笑)
保険会社も患者も病院も整骨院も4方よしの世界にしていきたいですね。
そうしなきゃ!!!!
でわ!!!!