オーローウォンチューバイミー♪
アーメルデスベーンツ♪
マーイフレーンオードライポールシェー♪
詩:マイケルマクルーア
歌:ジャニスチャプリン
どーも、金澤です!
今日は、代車使用料について判例を見あさっていると面白い判例を見つけたので紹介いたします!
ベンツ乗りのキャバ嬢が事故に遭い86日間代車でベンツに乗った判例です。
保険会社が払う代車使用料とは
相当な修理期間又は買い替え期間中、レンタカー使用料などにより代車を利用した場合に認められる。
なお修理期間は1~2週間が通例だが、会社などは部品を海外から調達する為に長期になる事も有り、ケースバイケースで認められる。
仮にベンツに乗っている人が追突され、ベンツが壊れたとします。
だからと言って、代車でベンツを受け取るという事は、通常あり得ないことです!!
代車でベンツを使うことの必要性と妥当性が決め手になります。
ちなみに私金澤が中学生の時にのっていたママチャリ。
名前はベンツでした。
しかしそのベンツはある時姿を消しました。
ほんの一瞬の出来事でした。
友達と学校で禁止されていたゲームセンターに行き、遊んでいた帰り、止めていたはずのベンツが居ないのです。
そう、盗まれたのです。
中坊であった僕は、学校で禁止されている遊びを友達としていることに喜びを憶えていた矢先でした。
(今思えば、ザ・中学生…)
その喜びの表情は、一瞬で崩れ去りました。
歩いて帰宅して母に申告しました。
「あんたが悪いから、新しい自転車はお年玉で買ってね」と一言。
一気にムンクの叫び状態です。
仕方ないので警察に届け、2~3週間は見つかるのを待つことにしました。
来る日も来る日も、ベンツ(ママチャリ)を待ち続け、玄関先で座り続けました。
私は当時のベンツに車両保険をかけていたわけではないので勿論保険は出ませんし、代車手配もなしです。
新車(自転車)買い替えまでの代車は、ガレージにあった小学生の時に使っていた子供用のマウンテンバイクです。
当時、格好つけたがりの中坊にはキツイ期間でした。
ちなみに購入した新車(チャリ)の名前は、フェラーリです。
当時の自分よ…大丈夫か。
話はそれましたが、本題に戻ります。
冒頭でも触れたとおり、ベンツ乗りのキャバ嬢が追突され、86日間メルセデスをレンタルし、保険会社に請求しました。
当然保険会社は払えないと言ってきます。
双方が譲らないので裁判になります。
結果から言うと、ベンツCクラスのレンタカー代86日間を、裁判所が認めたのです!
相手保険会社は、涙をちょちょぎらせながら支払う事になったのです。
Cクラスおベンツ、最初の24時間3万1320円、そのご24時間毎に2万3760円
86日間合計で、200万越えです。
その理由としては、被害者であるキャバ嬢は通勤手段のほか、
日常的に営業活動の為におベンツを使用していたことが決め手だったようです。
赤本を読んでいて、「すげーなー。」
と、思わず声に出してしまいました。
下っ端の売れないキャバ嬢なら100%認められないだろうなと思いました。
きっとこのキャバ嬢は、トップのキャバ嬢。
むしろキャバ嬢ではなく、クラブのフロアレディ。
(ほぼ同じ意味だけど何故か後者の方が聞こえがいい)
日常的にベンツで営業。
きっと身なりもキチンとしていて、マナーも一流で、一流のお客さんを相手にするためにベンツで異動しているのであろう。
派手なミニスカ毛皮のコート厚化粧まつ毛バッサリ髪の毛クルクルのキャバ嬢では絶対にないはず!
だからこそ裁判でもそれを証明できて、保険会社も認めたんだろうなと勝手に想像を膨らませていました。
この判例、詳しく調べたかったんですが、ネットには載っていなく、本にしか載ってないみたいです。
気になる方はぜひ、図書館で検索してみて下さい。
名古屋地判平27年12月25日クリスマス 交民48・6・1586
赤い本19年版243ページです。
念の為書いておきますが、代車は無制限に手配してもらえるわけではありません。
事故にあったから代車は与えられて当然と勘違いしているかたもいるように感じます。
修理期間は手配してもらいますが、実際車を使わないのであれば、代車なんか受け取らずに必要な時に交通機関を使うなりしておいた方が、よっぽど保険会社からは好印象なのです。
代車は、必要な人が本当に必要な期間だけ乗るようにしましょう。
過失で揉めている間だからと言ってずっと代車に乗り続けるなんてもってのほかです。
今日はこんなかんじで。
スマホアプリのキャバ嬢育成ゲームでもダウンロードしてみます。
ベンツを乗るモードあるのかな。