【事案】

自動車に搭乗中、交差点を右折する為に停車していたところ、後方から衝突される。直後から頚部痛のみならず、頭痛等、強烈な神経症状に悩まされる。

【問題点】

受傷直後から対応していた為、通院回数やMRI検査等問題なく進めることができたが、届出が「物件事故」になっていることと、自動車の破損状態についても、見た目ではそこまではっきり分からない。さらに、何度もお会いしている主治医ではあるが、診断書の記載がいつも同じで、不要な記載までしてしまう。これらが審査にどう影響するか懸念した。

【立証ポイント】

後遺障害診断書にMRI画像の打出し等、資料を添付して主張の補強を行った。

自賠責窓口の対応が非常に厳しく、書類の追完をしてから約3週間で14級9号認定となった。診断書の出来が悪くとも、個別具体的に判断してくださった調査事務所に感謝すべく案件であった。

(平成31年3月)