【事案】
庭にいたところ、道路からハンドル操作を誤った自動車が家に突っ込んできた。自動車と家の壁に挟まれ、脚を受傷。膝関節挫傷の診断となる。
【問題点】
奇跡的に骨折等はなかったが、膝関節に疼痛及び痣(瘢痕=醜状痕)が残存した。醜状痕での認定を申請することになるが、相談会に参加した時点で既に半年以上経過していたので、薄くなってきていた。
【立証ポイント】
急ぎ症状固定するため、病院同行したが、主治医は非協力的であった。他方リハビリの担当者が協力的であったため、症状の確認のついでに醜状痕の計測をして頂き、そのまま主治医に伝えて頂けた。おかげで、後遺障害診断書を確認したところ、正確に記入されていた。その他必要書類を集積し、被害者請求を実施した。
自賠責の醜状痕を確認する面談もスムーズに進み、14級5号の認定となった。
(平成30年10月)