3年で壊れた。安物買いはダメです。先週から文章作成に追われていますが、昨日は疲労がピーク、その私よりイスが先にへたってしまった。事務所の机も一つ必要です。筆も進まないので気分転換を兼ねて、午後から目下お家騒動中のO家具店へ。
c042_2
 有楽町線の豊洲駅で乗換え、ゆりかもめに揺られて有明のショールームに着きました。お台場エリアは割と近所です。国内最大のショールーム、たくさんの家具を前にやや元気が戻ってきました。こちらの家具屋さんは会員制で、売り場では必ず担当者が随行します。綺麗なお姉さんがてきぱきと案内してくれます。たくさんの机とイスに目移り、いえ尻移り、たくさん座ってきました。高級品に惹かれるものの、割と妥当な選択に落ち着きました。

 しかし、担当のお姉さんはこれで開放してくれません。「絨毯フェアを開催していますのよかったらいかがですか?」と案内され、絨毯も好きなのでついていくと、イラン産の2000万円のものから、玄関マットの大きさでも200万円するものまで次々と見せてくれました。そんなに金持ちに見えたかなぁ?かなり、だらしない普段着で行ったはずですが・・。

 最後は高級羽毛掛け布団を勧められました。確かに今まで見たこともないようなフワフワ感、いかにも寝心地よさそうです。やはりというか、実際にベットに寝かされました。お姉さんのセールストークがなければ数秒で寝落ちしそうです。まるでテレビ通販の中に飛び込んでしまったよう、お姉さんの魔法から抜け出すのに苦労しました。

 ようやく、お勘定をすませたら17時を過ぎていました。この忙しい中、貴重な時間を買い物で消費した背徳感が残りましたが、下手なテーマパークよりも面白かったです。現在、O家具では父である会長と娘の社長で、高級路線か多店舗展開かについて対立しているそうです。今日の体験から私は高級路線押しです。安値の量販店は既に巷に溢れています。O家具のような家具屋さんは少ないので、この路線は堅持していただきたいと思います。でも、布団販売は危なかった・・。