損保ジャパン自動車保険、平成26年7月改訂で「無保険車傷害特約」が人身傷害特約の約款から離脱しました。
長らく対人賠償特約に含まれていた(つまり自動担保)「無保険車傷害特約」が、対人賠償の約款から切り離され、人身傷害特約に吸収されたのは2年前のことでした。しかし以前の記事で指摘したように、損保側も自ら矛盾と混乱を理解したのでしょうか・・やはり支払い基準を無理やり人身傷害特約に合わせようと、同じ約款に組み込んだのは失敗だったと思います。
結局、同特約は対人賠償の約款に戻らず、独立した条項になりました。迷走していた「無保険車傷害特約」はついに独立を果たしたのです。
こんな感慨にふけっている行政書士は日本に私だけかもしれません。興味ある方は「そして無保険車傷害特約は吸収された」を読んで下さい(長いシリーズですよ)
まずは証券からそれぞれクリックしてご確認を、
2年前の人身傷害特約への吸収
そして、今回の独立
無保険車傷害特約から”人身傷害で補償されます”が消えました。自損事故は人身傷害に組み込まれたままです。(自損事故保険は人身傷害より支払額が少ないはずなので、2年間の吸収から特に問題とは思っていません)
ちなみに搭乗者傷害保険が人身傷害に組み込まれました。
明日につづく