【事案】
横断歩道を歩行中、右折車と衝突し、転倒受傷。左膝を強打。
【問題点】
左膝に痛みが残り、膝関節の可動域も制限されていた。
【立証ポイント】
MRI検査では関節液の貯留は無く、骨や軟骨にも異常は見られなかった。前・後十字靭帯、内・外側側副靭帯にも異常無し。症状固定日には可動域測定に立ち会い、間違いのない計測値を監視した。膝関節においては12級程度の可動域で測定され、診断書に記載されたが、その可動域の原因となる画像所見は認められず、結果、局部の神経症状、痛みの残存として14級が認められた。
(平成25年6月)