今年に入って、頭部外傷から調節能力の低下を訴える被害者さんの検査を手配しました。調節能力とは、簡単に言うと、近距離の文字が見えない、ピントが合わない状態で、老眼のことです。秋葉も数年前から老眼で不便しています。その障害の立証には、検査としてアコモドポリレコーダーが必要です。この設備ですが、大学病院の眼科であっても必ず置いていいるわけではなく、わりと老舗の個人眼科に置いてあったりします。
👉 老眼と調節機能障害、その検査
今回も検査先に誘致、無事に検査を終えました。検索すると、弁護士などのホームページで、「調節能力の検査には〇〇検査が必要です。」と書かれていますが、さて、実際に検査先に誘致できるものでしょうか・・。被害者救済とは以下のプロセスを指します。
検査できる病院に誘致 → 検査結果を回収 → 適切に記載された診断書を確保 → 自覚症状などの文章作成
これら具体的な実働が必要なのです。知識のアドバイスだけでは、多くの被害者さんは路頭に迷うと思います。知識だけとは「絵にかいた餅」なのです。