今年、この症例にあたりました。    2輪車と自動車の交通事故で、2輪車搭乗の被害者さんが足部を受傷しました。青黒く腫れが生じ、痛みが続きました。レントゲンでは骨に異常はなく、しばらく消炎鎮痛処置を続けました。

 しかし、痛みが引かず、今までにない状態でした。私は最初、三角靭帯の損傷を疑い、MRIを指示ました。治療先の主治医からも大学病院を紹介されたそうで、まずそのD大学病院を受診しました。ところが、その先生は足に触りもせず、「問題ない、どうしてもMRIとりたければ・・予約するけど」と素っ気ない。

 そこで、以前お世話になった足の専門医にお連れしました。その先生はこの診断名に造詣深く、レントゲンだけで、診断名を明らかにしました。年明けには手術に進みます。

 以下、その病院のHPを参照させて頂きました。おそらく、本件専門医の先生の筆によるものです。交通事故外傷を複雑にするものは、元々の変形や既存症状などです。その知識は私たちの仕事には欠かせないのです。  

外脛骨障害

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