【事案】

バイクで走行中、路地から飛び出してきた自動車に衝突される。その衝撃によって対向車線の飛ばされた結果、対向車に轢かれてしまう。   【問題点】

10級7号は母指あるいは、他の指2本の機能障害であるが、直接的な傷病名はないものの、骨折後に拘縮が進んだため左手の母指(親指)に可動域制限が生じていた。

  【立証ポイント】

多くの部位の認定とその併合結果から、これ以上の繰り上げ等級にはならず、積極的な立証作業は必要なかった。専門スタッフによる計測と記載だけとした。後遺障害診断書の可動域数値は日整会の標準値とはかけ離れていたが、左右差が1/2だったため、何食わぬ顔で請求したところ、10級7号が認定された。   ※併合の為、分離しています

(令和6年1月)  

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【事案】

バイクで走行中、路地から飛び出してきた自動車に衝突される。その衝撃によって対向車線の飛ばされた結果、対向車に轢かれてしまう。   【問題点】

事故から約3年が経過しており、ご相談にいらしたときには、既に12級レベルまで可動域が回復していた。10級が認定されてもおかしくないほどのお怪我だったため、相談がもっと早ければ10級認定は容易だった。

  【立証ポイント】

直ちに病院へ同行し、後遺障害診断と可動域計測を依頼した。重篤な怪我を負った患者が多いリハビリ病院だったため、計測はスムーズにいき、数値も12級レベルに問題なく収まった。

もっとも後遺障害の認定箇所が多岐にわたるため、12級10級のどちらであっても、他部位の認定結果から8級以上にならなければ繰り上げ等級にはならない・・ひどいケースでした。   ※ 併合の為、分離しています

(令和6年1月)  

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(1)病態

 尺骨神経が、ギヨン管というトンネルの中で絞扼・圧迫されているものです。尺骨神経は、頚椎から上腕の内側を走行し、肘の内側を下降し、手首周辺で、有鈎骨の鈎と豆状骨で構成されるギヨン管の中を通過します。

 有鈎骨骨折は、薬指と小指の中間、下方にある手根骨の1つで、手のひら側に、突起=鉤が存在する特異な骨です。交通事故では、バイクのアクセルを握った状態での出合い頭衝突で、右手に多く発症しています。自転車、バイクから転倒する際に、手をつくことでも発症しています。

   手のひら側のCT画像ですが、突起=鉤が骨折しているのが確認できます。有鈎骨の骨折により、ギヨン管症候群を発症します。   続きを読む »

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