主に中央区の山王日枝神社で毎年6月に開催される「山王祭」、京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」と並び、日本三大祭に数えられるお祭りだそうです。 2024年は6月7日(金)から6月17日(月)まで開催され、お神輿は7日(金)からですが、8日(土)に茅場町、9日(日)に八丁堀と、賑わいました。写真は茅場町、買い物帰りにちょい見物。八丁堀の神輿はマンションの眼下、窓から眺めました。
◆ 山王祭の歴史
その起源は古く、平安時代にはすでに山王信仰に基づく祭礼が行われていたとの説です。天正18年に徳川家康が江戸城を居城とすると山王日枝神社は「江戸の守護神」として崇敬され、以後、祭りが開催されました。 ◆ 「神輿渡御」は6年ぶりに復活
江戸時代は山車、明治以降は神輿になっていります。戦後の担ぎ手不足により各町会の神輿渡御は活力を失いつつありました。そんな状況を打開すべく始まったのが「下町連合渡御」です。京橋と日本橋の町会が神輿を共同で渡御したのがきっかけとなり、やがては中央区を中心とした各町内会全体と発展しました。