肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)

 鎖骨骨折に並び、秋葉事務所では認定例が豊富です。別途、実績ページをご覧下さい。     (1)病態    肩鎖関節とは鎖骨と肩甲骨の間にある関節のことです。転倒の際に手をついた時や、バイクで正面から衝突(ハンドルを握ったままで前方から強い衝撃を受けた)時に好発します。鎖骨が折れなかった場合に起きている印象です。肩鎖関節の脱臼によって、鎖骨と肩甲骨をつなぐ肩鎖靭帯が伸びてしまうことになり、鎖骨の遠位(肩側)が上に出っ張ってしまいます。これをピアノキーサイン(※)と呼びます。視認すればわかることですが、症例に慣れていないのか、町の整形外科では見逃されることが多々あります。    見逃された例 👉 12級5号:肩鎖関節脱臼(60代男性・神奈川県)   ※ 突出した部分を指で押すと浮き沈みするので「ピアノキーサイン」といいます。

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 八丁堀にオフィスを移転して、この夏で6年が経ちました。付随して、秋葉の住処として近隣のマンションを借りましたが、本日こちらの更新手続きも済ませました。あっと言う間の6年です。

 この仮の住処にもすっかり慣れたものです。オフィス街なので土日は静かですが、平日は賑やかです。このマンション1階やその四方に飲食店があります。遅くまで酔客の賑わいがあったものですが、コロナ中は閑散、コロナ後も22:00には閉まるようです。17時にオープンしたとして、2巡目3巡目のお客さんが来ないのかと思います。コロナが2次会の風習を駆逐した印象を持っています。

 さて、住みやすいマンションですが、集合住宅ゆえの困った問題はどこも共通です。ゴミの分別を頑なにしない人、階段・踊り場でのたばこのポイ捨て・・注意する張り紙が毎度に貼り替えられていますが、この2つは中々に改善しません。人が見ているところはしっかりしますが、見ていないと道徳心が薄れるようです。道徳心は己を美しくするものです。こればかりは内面の問題ですから、立ち入ることは難しいと思います。仮に注意しても、逆ギレされますので。集合住宅、人が集まって生活している場ならではの難しい問題はあります。  

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 任意保険に未加入で走行している自動車は、この30年間ほぼ変わらず20%前後とのことです。警察や損保協会の統計はあくまで確認できた範囲なので、実態として20%は多少前後すると思います。10年続けていた交通事故相談会では、参加10名の被害者さん中、1名は無保険車の被害の相談でした。実感としては、5台に一台(無保険車)の信憑性を感じています。

 さて、無保険車の加害者さんは、その後、しっかり賠償に応じてくれるものでしょうか。秋葉は学校卒業以来、損保時代を通じて30年以上、交通事故に携わってきました。人身事故に限りますが、加害者の方が謝罪の訪問やお見舞いにきたことは数度ほどで、電話が0~1回が関の山です。ちなみに、数度の謝罪の2回は秋葉のお客様がたまたま、無保険の自動車で人身事故を起こしたケースです。そう、秋葉が促し、同伴して謝罪に行きました。

 無保険の加害者さんは、のらりくらりと対応し、結局は電話連絡が途絶えます。せいぜい、自賠責保険の請求書類が送られてきて、「(被害者に対し)それで請求して下さい」。その後、やはり連絡は途絶えます。責任感など、どこ吹く風です。多くの場合、謝罪の言葉すらないものです。考えて下さい、任意保険に入らず運転している人ですよ・・自分が加害者になるなど微塵も考えていないので、責任を感じることや責任を果たす義務感が非常に薄いのです。したがって、自らのお財布を開いて、治療費や慰謝料を支払うなど極めて稀なことです。経験上、秋葉が同伴した2件以外、みたことがありません。統計が難しく、明確に数値化できませんが、2~3%ではないかと思っています。

 だからこそ、自らを守る保険を完備することです。自動車保険で言えば、人身傷害保険、車両保険、弁護士費用特約などでしょうか。

 では、加害者は何故、せめてもの謝罪をしないのでしょうか? 加害者の心情を考えると、人間の嫌な面を実感することになります。それは、交通事故の自責感に耐えられない、単に面倒、自分は悪くいない運が悪いだけと自己擁護・・実に身勝手な理屈ばかりなのです。被害者さんが訴える「加害者の誠意」など、そんな期待はほとんど裏切られるのです。残念ながら、それが30年の結論です。

 被害者さんにとって許せない事です。しかし、人間とはそんなもの、どこか割り切った感覚で解決まで進めるしかないと思っています。    

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 高次脳機能障害は、周囲からはっきりわかる障害ではないことがあります。些細な能力低下はしばらく観察しなければわかりません。易怒性など性格変化、嗜好の変化、易疲労性などは、ケガをする前の患者に会っていなければ、事故前後の違いはわかりません。このような、前提がありますので、高次脳機能障害の専門医は、家族からの聴き取りなどを経過的に丁寧に行い、障害の診断・評価を進めます。

 しかし、脳外科のお医者さんは、脳血管障害やクモ膜下出血で倒れた患者さんを救うことが仕事です。したがって、脳の出血が止まり、普通に話して歩いている患者さんに対しては、「次は念のため3カ月後に画像を撮りましょう」と、経過観察になります。脳の器質的変化がない限り、障害はないと考えています。お忙しいのか、家族の訴えにも耳を貸しません。高次脳機能障害は、守備範囲を外れるものなのです。

 ところが、一緒に暮らしている家族は違います。退院して戻ってきたお父さんの変化を目の当たりにします。最初は、「大ケガだったからそのダメージのせいで・・」と、徐々に治る期待を持ちますが、お父さんの変化が半年~1年も続く場合、後遺症が残ったと判断して良いと思います。それでも、事故前のお父さんを知らない主医師は、「次は半年後、念のため来て下さい」と、ほとんど治療終了とされます。脳外科医のすべてに、高次脳機能障害の知識が必ずしも備わっていないことを実感します。    現在、担当している高次脳機能障害のご依頼者様から、まさにその例が出現しました。現在の医師に相談しても詮無きこと、さっさと転院させて、専門医に診てもらうよう段取りしました。案の定、専門医は本人に次いで、家族から症状・変化を聴き取り、追加のMRI検査と神経心理学検査の指示をしました。これで、障害の立証と認定のレールに乗せた感があります。他方、一体どれだけの高次脳機能障害の患者さんが見逃されるのか・・不安は尽きません。

 

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 秋葉事務所は医療調査が主ですので、(事故の)原因調査はめったにやりません。先日は早起きして、事故現場へ。事故状況の調査と言うよりは、自動車の動きをスピード別に再現するものです。動画と写真、それぞれの撮影に2時間程かかりました。

 保険会社側の調査員・アジャスターは、その目的別に3つに大別されます。自動車の修理費を調べる通称、アジャスター。医師面談等を通じて被害者のケガ・治療状況を調べる医療調査、事故現場の実調などから事故状況を調べる原因調査、です。

 弊社の依頼主は保険会社ではなく、被害者です。物損アジャスターとしての業務ですが、被害車両の金額は工場が見積もりしますので、介入の場面はほとんどありません。事故状況の調査(原因調査)ですが、近年、グルーグルマップのストリートビューで事故現場を確認できますので、基本的な事故状況の把握は大変楽になりました。双方の言い分が食い違えば、まず保険会社側が動きます。その保険会社の調査内容に疑義が無ければ、被害者側で動く事は少ないものです。詳しく踏み込む場合、弁護士が刑事記録を開示するなどして、賠償交渉に備えます。

 やはり、保険金の多寡に最も影響のある医療調査こそ、人身事故の被害者側に常に必要な調査であると考えます。一方、死亡や重傷案件では、事故状況次第で過失割合が決まりますので、原因調査も重要な仕事になるのです。

 

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 本日は横浜セミナー、企業の顧問をしている弁護士先生をお招きして、主に会社内でのパワハラについて解説頂きました。      ハラスメントの定義から、事例、対策まで・・やはり、旬のテーマです。質問が多く、盛況な勉強会となりました。

 Y先生は、「法律問題以前に、日頃の人間関係が大事で、信頼やコミュニケーションから回避するもの」と述懐しました。もめ事を法律で解決することは、それこそ最終手段です。ハラスメントが起きないような職場環境にすべく、社員全員の日常の心構えや努力が必要と思いました。    

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 覚悟はしていましたが、今年の値上げラッシュは自動車保険に及びそうです。理由は、自動車の修理費、その原材料の高騰に保険会社も悲鳴を上げているとのことです。確かにその原因自体を否定しませんが、一方で、大手3社は過去最大級の純利益を上げていることも指摘されています。

 保険の掛金は、料率算定機構の調整により、利益が上がると下がり、利益がでないと上がるものです。今回の値上げはその原理に反しているのです。そう単純な話ではありませんが、消費者には、説得力を欠く値上げ説明に聞こえると思います。    <共同通信さまより引用>

自動車保険料、3年連続引き上げ 26年に、物価高で修理費増

 損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構が、自動車保険料を算定する目安となる参考純率を引き上げる方針を決めたことが24日、分かった。損保各社は2026年以降の保険料に反映する見通しで、引き上げは24年から3年連続となる。物価高による修理費の高騰に加え、新型コロナウイルス禍で減った交通量が回復し、事故が増加したことが影響した。

 一方、3社が発表した24年3月期連結決算はいずれも純利益が過去最高だった。円安を追い風に海外事業の収益が伸び、保有株式の売却も利益を押し上げた。

 純利益は、東京海上HDが前期比85.7%増の6958億円、MS&AD・HDが75.0%増の3692億円、SOMPO・HDが約16倍の4160億円。売上高に当たる正味収入保険料も増え、ビッグモーターによる保険金不正請求問題や企業保険のカルテル問題の影響は限定的だった。

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 自転車やバイクと自動車の交通事故で、自転車等に乗っていた被害者が転倒して、手・肘・肩などを打撲したとき、その衝撃が鎖骨に伝わり、鎖骨骨折を発症します。車同士の場合には、追突、出合い頭衝突、正面衝突では、シートベルトの圧迫で鎖骨が骨折することもあります。

 秋葉事務所での骨折案件では一番多く、上肢の骨折に限ってはおよそ60%は鎖骨です。鎖骨にまつわる数々のドラマは、別途、実績ページをご覧下さい。   (1)病態

 鎖骨の横断面は、体の中央部から外側に向かって三角形の骨が、薄く扁平しています。三角形から扁平に骨が移行する部位が鎖骨のウィークポイントであり、鎖骨骨折の80%が、かかる部位で発生しています。この部位は、より肩関節に近いところから、遠位端骨折と呼ばれています。

 その次の好発部位(よく発生する傷病)は、肩鎖関節部です。肩鎖靱帯が断裂することにより、肩鎖関節は脱臼し、鎖骨は上方に飛び上がります。   (2)治療

 鎖骨骨折の治療は、その折れ方によって、手術でプレート固定か、外固定による保存療法が選択されています。胸を張り、肩をできる限り後上方に引くようにして、クラビクルバンドを装着、固定します。一般的には、成人で4~6週間の固定で、骨折部の骨癒合が得られます。

 ⇐ 一般的なプレート&スクリュー固定術   続きを読む »

(1)エピローグ 肩関節の構造

 鎖骨骨折、肩の腱板断裂等、傷病名ごとのご説明をさせていただく前に、まず、肩関節の構造について解説します。

 肩関節は上腕骨と肩甲骨、さらには鎖骨からなります。また、それらに付着する各種軟部組織により構成されています。軟部組織には筋肉、腱、靭帯、滑膜、関節包、滑液包などがあります。

 骨だけで肩関節を見ると、丸い上腕骨頭が肩甲骨の窪みにひっついているだけで、肩甲骨は鎖骨につり下げられるように連結し、他方で、肋骨に乗りかかっているだけの頼りなげな構造となっています。

 このように、肩関節は、上肢に自由度の高い運動範囲を与えていますが、その自由度を確保するために不安定な状態にあるといえ、外傷の衝撃により、骨折や脱臼を起こしやすい関節構造となっているのです。これらの不安定性を補う必要から、肩関節は、関節唇、関節包や腱板によって補強されています。

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 宮城県の鳴子温泉郷もお気に入りで、たまに2~3泊で逗留します。東北はそれなりに遠路ですが、東京から古川の新幹線は2時間、そこから陸羽東線で40分、接続が良いと東京のマンション玄関から宿まで3時間を切ります。鳴子温泉は何と言っても泉質の多彩さ、宿のグレードも幅広く、懐の広い温泉地です。そして、温泉宿の多くが駅から徒歩圏内、これは結構珍しい温泉地と思います。たいてい、駅からバスに乗り換えるものですので。

 JR鳴子温泉駅が中心地で、大型ホテルや老舗宿が連なります。一駅前の鳴子御殿湯駅から川渡温泉駅までは個性的な湯治宿が点在し、泉質も独特です。ただし、鄙びたどころか廃屋寸前の宿もあり、宿泊客はそれなりの覚悟が必要です。15年前は鳴子温泉駅から川渡温泉駅まで、温泉に立ち寄りながら、てくてく歩きました。

 鳴子駅から一つ先は中山平温泉、ここはぬるぬるアルカリ泉です。駅は無人駅、周辺に飲食店もコンビニもない、普通の田舎町です。鳴子温泉駅北口からバスで江合川を遡上すると、鬼首温泉です。ここでは有名な滝つぼが温泉の宿があります。鬼首地区は未湯なので、いずれ駅からレンタカーで訪問したいと思います。

 さて、今年は猫さん宿へ再訪。ここは鳴子御殿湯駅からわずか100mなのです。旅館と言っても、素泊まりの湯治宿ですので、実際にご病気の方がおります。最近は家族、あるいは一人でゆっくり過ごす方が増えたそうです。確かに、周辺観光の拠点と言うよりは、宿に入りびたりで何もしない、ひたすら湯に浸かる事がデフォルトのようです。

 まず、スーパーまで食材を買い出し、料理は基本、厨房で行います。冷蔵庫、コンロと電子レンジ、食器や調理具は揃っていますので、ほとんど手ぶらでOKです。 湯屋はほぼ一人、独泉状態です。何度も湯に浸かり、猫ちゃんと遊びます。飽きてもテレビやWiFiがありますので、退屈はしません。注意点としては、廊下がギシギシ鳴るので、忍び足で歩くこと、夜のテレビは音量を下げる事でしょうか。ゆる~い合宿生活、だらしなくも充実したものです。  

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 コロナはすっかり過去の歴史になった感があります。経済活動の正常化は、悪い事に交通事故が増加傾向になります。事務所の今年前半の受任数はまずまず、関西風ですとぼちぼちですが、その内容は交通事故に限らず、色々とありました。

 守秘義務から、相談内容はお話しはできませんが、世の中、困っている人が実に多いものです。ネットの世界では、あらゆる情報が溢れかえっておりますが、日々検索を繰り返してきたのかと思います。よく、ネットでの調べ事は、1ページ目の検索で半分以上が止まり、せいぜい2~3頁までと言われております。秋葉事務所など「交通事故」や「後遺障害」のワードで検索をかけても、はるかはるか後ろになります。つまり、ネット上の宣伝効果はほとんどない、はずなのです。そのような状況で、よくぞ、このようなマニアックなHPに辿りつたものです。思わずご相談者さんに対して、「日夜、すごい検索しました?」と聞いてしまいます。    宣伝効果が薄い以上、マニアックなご相談・ご依頼をすくい上げる事務所です。奇跡の出会いと思って、頑張りたいと思います。できれば、もう少し売上に結び付いて欲しいものです。

口コミのご依頼は尻上がり、本当に感謝しています  

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 今年前半は、労災と自賠責、人身傷害約款改定について、この2つのテーマに注力しています。

 昨日は千葉市でセミナーを開催しました。地味なテーマながら、積極的な質疑応答を頂き、講師・聴講者の垣根なく相互に勉強になりました。 

 やはり、盛り上がるテーマは、後遺障害なのです。

  この写真は、九州向けwebセミナーから(竈門 炭治郎の顔面瘢痕を例に、醜状痕の解説)    

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 交通事故を扱う行政書士は、この5年位で随分減ったと思います。やはり、軽傷事案まで積極的に扱う弁護士事務所が増えたことが、最も影響したと思います。さらに、交通事故数そのものの減少、それもコロナ下の影響もあったと思います。そのような中、かつて賠償交渉に手を染めた行政書士の退場が続き、自賠責保険の請求に特化した生き残り組も、一部の専門性を備えた事務所だけが、なんとか食いつないでいるのが現況と思います。    先日、福岡県の行政書士が整骨院と共に、保険金詐欺で捕まったニュースを観ました。架空の交通事故を作り上げての詐欺ですから、悪質性が際立っています。かつて、整骨院・接骨院との連携について、不安を覚えた記事を書きました。10年前のことです。今回の悪質性はその想像を超えています。    👉 整骨院・接骨院との連携を考察 ③    👉 整骨院・接骨院との連携を考察 ④     整骨院・接骨院の不正ですが、一時、取り締まり強化で減少したかに見えましたが、ここ最近増えたように思います。おかげで、接骨院等に通った被害者さんに対して、「本当にこの日数通いましたか?」など、ご依頼者さまや接骨院を疑うような、大変に無礼な質問をすることになりました。

 また、非弁問題で挙げられる行政書士もすっかり減ったと思いきや、悪質な詐欺でパクられる・・接骨院・整骨院と連携をしている先生にとって、他人事では済まされません。今後、保険会社から疑いの目が強くなると思います。秋葉事務所は開設以来、病院などから医証を回収する立場上、治療機関とは一線を引いてきました。必要以上の関係は、その医証に疑いが生じるからに他なりません。    ここ2年、行政書士会から交通事故業務・研修の講師が続いています。毎度、業際問題は避けて通れませんが、犯罪行為まではさすがに・・行政書士のコンプライアンスや品位どころの話ではありません。今回の事件は、柔道整復師と行政書士、悪の枢軸の完成形と言えます。このような事件を目にするたび、暗たんたる気持ちになります。

牢屋で施術? 初犯なら執行猶予がつくと思いますが・・

 

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 連続して、しっかりドラマを観ませんが、この初夏のドラマ評を書きます。日誌のサボりが溜まってきたので、雑談で穴埋めです。

 悪徳検察官と一見悪徳だが実は正義のやめ検弁護士の対決を描いた、「アンチヒーロー」が脚本が良くできていて、複線の回収については、最初から丁寧に仕込まれていて納得の作品でした。裁判の様子は、周囲の弁護士に聞いたところ、多少のフィクションは避けられませんが、中々にリアルだったそうです。俳優さん達の演技も素晴らしかったのですが、やはり、初回から最終回まで軸がしっかりした脚本は褒められるべきです。視聴者を引き付けるだけの、急展開や裏切り、どんでん返しを毎回仕込み過ぎて・・視聴者を引き留めようとする事、それ自体を目的としたドラマは白けるものです。

 ただし、悪の伊達原検事正、冤罪でっち上げには、やや説得力を欠いたと思います。その動機ですが、証拠が揃わず被疑者の拘留が長びき、メンツ的に引けなくなり、自身の出世に失点となるから、自白を執拗に強要し・・被疑者を犠牲にする。その程度の動機で、冤罪と証拠隠滅の不正に手を染めるかなぁ。ドラマでは最後にバレて、すべてを失うのですから、この程度のミスは自ら破滅するリスクと釣り合うほどの失点ではないと思います。この点が、残念でした。    もう一つ、キムタクの「ビリーブ」。期待の作品でしすが・・。キムタクは何の役をやってもキムタク(これは、ほめています)、今回の役はなんと脱獄囚! 周囲に大物俳優を配し、毎回その群像劇も楽しみでした。この設定は嫌いではありません。

 まだ最終回を迎えていませんが、最大の謎は「龍神大橋をわざと崩落させた」理由です。誰が、そんな事をして得をするのでしょうか? この謎が、いよいよ最終回で明らかになります。この事故で人が亡くなり、東京都の莫大な予算が無駄になり、大手ゼネコンは信用を失い・・もはや、設計士キムタク一人の逮捕など、どうでも良い小事です。事故がしょぼい動機で計画されたとは避けて頂きたいものです。もし、ご都合主義の結論であれば、数字(視聴率)だけ取れりゃいい、視聴者を小バカにした制作陣は責められます。なにより、日本のドラマ文化の後退と思います。

 かつてない壮大なスケールと主役級の大物俳優を揃えるも、単に視聴者のつかみだけの大振りと、それに見合わない最終回でのしょぼい収束。これは、昨年の「VIVAN」で経験済です。本作では、説得力ある真相解明と大団円を期待したいと思います。    やはり、ドラマはフィクションとリアルのバランス具合でしょうか。そのバランスは観る人によって違いますが。

 

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 主に中央区の山王日枝神社で毎年6月に開催される「山王祭」、京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」と並び、日本三大祭に数えられるお祭りだそうです。 2024年は6月7日(金)から6月17日(月)まで開催され、お神輿は7日(金)からですが、8日(土)に茅場町、9日(日)に八丁堀と、賑わいました。写真は茅場町、買い物帰りにちょい見物。八丁堀の神輿はマンションの眼下、窓から眺めました。

  ◆ 山王祭の歴史

 その起源は古く、平安時代にはすでに山王信仰に基づく祭礼が行われていたとの説です。天正18年に徳川家康が江戸城を居城とすると山王日枝神社は「江戸の守護神」として崇敬され、以後、祭りが開催されました。   ◆ 「神輿渡御」は6年ぶりに復活

 江戸時代は山車、明治以降は神輿になっていります。戦後の担ぎ手不足により各町会の神輿渡御は活力を失いつつありました。そんな状況を打開すべく始まったのが「下町連合渡御」です。京橋と日本橋の町会が神輿を共同で渡御したのがきっかけとなり、やがては中央区を中心とした各町内会全体と発展しました。   

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 秋葉事務所は比較的、遠方を厭わずに受任します。病院同行も、北海道から九州までありました。逆に東京都の中心部での事故はほとんどなかったと思います(もちろん、被害者さんのお住まいは中心部から郊外になりますが)。

 それが今月、事務所の近所、中央区内での事故を二件受任しました。いずれも、交差点歩行中の被害事故でした。灯台下暗しと言いますが、これは珍しいことなのです。

 いずれも、重傷案件です。多くの弁護士事務所がある中、専門性を基準に秋葉をご指名頂きました。期待に応えるべく、鋭意取り組みたいと思います。

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【事案】

右折待ち停車中、後方から追突を受けた。直後から、頚部、腰部とも神経性の痛みが生じ、治療が長引く事に。    【問題点】

初期からの相談であったので、物損交渉から始まった。被害者・加害者共に同じ損保であったので、相手損保が提示するであろう低い査定額をけん制する為、車両保険の先行請求をほのめかしたところ、値切られることなくスムーズに対物の交渉は済んだ。

本丸と言うべき、後遺障害申請だが、初回申請は非該当。又しても、2回の申請を強いられた。     【立証ポイント】

主治医はじめ、「認定は難しいよ」との見解に意気消沈だったが、秋葉だけは「二度目で認定を取ります」と再び病院同行、追加書類を揃えた。

程なく、認定通知が返ってきた。後は、弁護士が強交渉するのみ。   (令和6年5月)    

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 初回は無料相談ですから、積極的にご利用下さい。大手弁護士事務所が席巻するネット世界で、よくぞ秋葉事務所を見つけて頂いたものだと感心しています。

 相談内容は多枝に渡りますが、やはり、先に弁護士事務所数軒に相談しても、答えが得られなかった末の方が多いようです。たいていは、秋葉事務所の回答で止まります。それは、秋葉が弁護士より優れていることを表すものではありません。交通事故被害者さんの困窮点・疑問点は、法律問題に限らないからに他なりません。

 よくある質問は、自賠責保険や任意保険を初めてとする保険に関する事です。さらには、傷害保険、生命保険、共済、労災など公的保険にまで及びます。これらは、さすがに餅は餅屋、秋葉より詳しい弁護士は少ないと思います。とりわけ、後遺障害に関する相談は、医学的な知見を避けて通れません。この分野に特化した事務所は少なく、弁護士先生の交通事故業務の経験則が問われます。この分野でも、”寝ても覚めても後遺障害”、秋葉事務所に一日の長があると自負するところです。

 最大の問題は、それらの相談がビジネスにつながらない点でしょうか。多くの相談は正式に受任してお手伝いすることにはならず、アドバイスで完結することが多いのです。ビジネスにならずとも、無料相談とはその宿命を負うものです。覚悟して事務所を運営しています。

 

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 ひと昔までは、関東最後の秘境と言われていました奥鬼怒の四湯、インバウンドのお客さんも増えて、世界的にもメジャーな温泉地になってしまったようです。私は20年前に初訪湯、以来、手白澤を除いてコンプリートしています。梅雨に入る前に、久々に渓流沿いのコースを歩いて訪問しました。何故か、行く度にタイムの短縮を目指して急ぎ足、サクサク歩きました。八丁湯までおよそ55分、地元民のスピードです。  

ここ何年も熊は出没していないそうです

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部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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