(3)側屈制限、あるいは痛み・しびれ ② ケンプ徴候
下肢痛のある側に、腰を起点に上半身を側屈させると、下肢痛を誘発します。 ⇒ ケンプ徴候あり
この症状を示せば、まず腰部脊柱管狭窄症 (神経根性)と推定できます。さらに以下、腱反射の検査を行い、神経根の圧迫箇所を特定します。それが画像と一致すれば、確定診断となります。 <神経根障害の高位診断> L4~S1の運動・反射・知覚は以下の通りです。 ⇒ ケンプ徴候なし 以下、AB二分類します A 間欠跛行(かんけつはこう)あり
※ 間欠跛行・・・歩行などで下肢に負荷をかけると、次第に下肢の疼痛・しびれ・冷えを感じ、一時休息することにより症状が軽減し、再び運動が可能となること。 ・神経症状、膀胱・直腸障害がある場合 ⇒ 腰部脊柱管狭窄症(馬尾型) ・神経症状、膀胱・直腸障害がない場合 ⇒ 閉塞性動脈硬化症(の疑い) B 間欠跛行なし 以下の検査を重ねます。 ③ FNSテスト
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