前日のつづきです

 聞き覚えのない会社が多いかもしれませんが記載していきます(私も知らない会社がありました)。Chompyは国内発の新しいフードデリバリーサービスらしく、配達エリアは渋谷駅から半径4.5キロ圏内しか利用できないようです。これからエリア拡大に伴い、知名度も高まるかもしれませんね。Wolfはフィンランド・ヘルシンキ発のフードデリバリーサービスで、たまに見かけたことがあります。エリアはまだ23区内の13区までしか広がっていませんが、徐々に広がるかもしれません。foodpandaはアジアで絶大な支持を得ているデリバリーサービスらしく、最も勢いにある会社だと言われているようです。台湾、シンガポール、タイではシェア1位のようです。   <Chompy>

 Chompyもmenuと定義は一緒ですが、補償内容が少し違います。

 尚、注釈もありますので、添付するURLをご確認ください ...

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【事案】

バイクにて走行、左折のため減速したところ、後続車に追突され受傷。直後から膝の痛み・不具合に悩まされる。

救急搬送先で作成された警察提出用診断書では、「顆間隆起骨折の疑い」、「前十字靭帯損傷の疑い」とあり、保険会社に提出された診断書には打撲となっていた。また、以前にも、反対の膝で機能障害の等級認定を受けていた。

  【問題点】

曖昧な診断名をはっきりさせたかった。面談にて詳細を聴取した際、ちょうど3週間後に膝の専門医(前の事故で膝の執刀を行った医師)の経過観察受診があるとのことだったため、骨折や靭帯損傷を明らかにしてもらうよう指示した。診察の結果、付着部の剥離骨折、前十字靭帯損傷の確定診断を得て、提携する整形外科にてリハビリする流れを作ることができた。

もちろん、弊社では基本通りストレスXP他検査結果、その他所見を示し、膝関節の動揺性を立証したつもり。しかし、初回申請の結果は、動揺性については全く触れず、機能障害の7号ではなく、神経症状の13号の判定。これでは障害の系統が違う。   【立証ポイント】

直ちに異議申立をする方針とした。しかし、既に立証尽くされた書類を提出していたため、せめて装具着用写真を添付し、膝関節の機能障害をアピール、わずか2週間で異議申立を提出した。   今度は上部機関にもあがり、2ヶ月の審査期間を経て12級7号へ正した。以前の審査であれば、初回申請で機能障害として認定されてもおかしくない事案と思う。新型コロナウイルス蔓延後では、上部審査に上げることなく、安易な回答が返ってくる二度手間請求が増加傾向。大喜びの依頼者と対照的に、弊所では暗たんたる思い。

(令和3年11月)

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【事案】

自動車にて一時停止中、後続車に追突され、負傷。直後から頚部痛等、強烈な神経症状に悩まされる。 【問題点】

相談を受けた受傷4ヶ月で、既に相手方から治療費が打ち切られており、ご本人も仕方がなく治療を終了しようとしていた。また、物件事故扱い、持病によりMRI検査を受けることができないなど、問題が山積していた。   【立証ポイント】

まだ症状が残存しているということだったため、打切り後は労災に切り替えて治療を継続する方針とし、会社との調整を図った。また、MRI検査が出来ないと言われていた点については、造影剤を使用したもののことであったことが判明したため、すぐさまMRI検査を手配した。

治療継続とともに症状も改善していき、常時痛はなくなったということだったため、半年経過後にすぐ後遺障害診断を実施、症状固定とした。主たる整形外科医は、以前お世話になったことのある「迷医」だったため、医師面談はせず打ち合わせのみで進めた。

どちらに転んでもおかしくない事案であったが、珍しく「迷医」からあがってきた診断書に信憑性があると感じたのか40日の審査にて14級9号認定となった。通院回数や受傷機転、画像所見、自覚症状など、全ての項目において平均以下ではあったが、相手保険会社もびっくり!の大逆転劇となった。

(令和3年11月)  

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