【事案】
渋滞により停止していた所、後方から追突を受けて受傷。翌日から首の痛みにより首を動かすことが困難となり、手にかけての神経症状に悩まされた。
【問題点】
被害車両は自走可能で、自身で運転して帰宅できる程度の衝撃度合いだった。翌日に痛みを訴え整形外科を受診した。その後、身体に様々な不調を感じ、歯科医院・鍼灸院・整体院などに通いだした状態での相談。
あれこれ通うと、保険会社だけでなく、医師からも不興を買います 【立証ポイント】
幸い事故から2週間程で、紹介により相談となったため、直ちに軌道修正をする。
保険会社に余計な不信感を持たれないよう、整形外科以外は一旦ご自身で立替えをして頂く。様々な不調を訴え、鍼灸・整体まで通って一括対応を求めたら、受傷機転や前後の様子から、早々に治療費を打ち切られる可能性が高いからである。
整形外科の通院を6ヵ月間受けられる環境を作り、症状固定には病院へ同行し医師と打合せ、手堅い診断書を完成させた。
計画通り14級9号の認定となった。後は病院に限定することなく、自由に好きな治療先へ通えば良いのです。
(令和3年4月)