秋葉事務所の取組みで特筆すべきは、やはり経験則です。 中でも高齢者の高次脳機能障害、その造詣と成績は、実践・実戦により培われたものです。 高次脳機能障害でも、とくに高齢者の症状・障害は、すべて年齢からくる衰えとされてしまいます。主治医でさえも、普通に歩いて話せている高齢者が多少忘れっぽくなったとしても、「歳のせいですよ」という始末です。
確かに、事故後に認知症と合併、または認知症が急進行するケースをみてきました。しかし、高次脳機能障害の症状と一部重なりますが、ある症状は認知症と一線を画します。それを理解・区別しなければ、事故外傷による脳障害・精神障害は見逃されます。 本件は受傷直後から丁寧に脳外傷による変化を観察し、家族・医師と情報の共有を進めました。わずかな変化を障害等級へ、まさに、狙って9級を取ったと自負しています。 高次脳は5歳の幼児から90歳まで、各年代すべて実績があります
9級10号:高次脳機能障害(80代女性・長野県)
【事案】
原付バイクで直進中、路外からの自動車と衝突、頭部を受傷、硬膜下血腫の診断。 続きを読む »