例えば頚椎捻挫、腰椎捻挫の場合では、3~6ヶ月で症状固定となります。
症状固定とは、これ以上治療をしていても大幅な回復が見られず、一進一退を繰りかえす為、
事故で被った傷害害部分と、後遺症部分の線引きをする日の事を、症状固定日と言います。
秋葉事務所では14級に認定される可能性のある受傷起点・症状の強さの被害者には基本的に、6ヶ月以上を整骨院ではなく整形外科での通院をしてもらってます。
そして6ヶ月経ったときに”症状固定”をします。
症状固定と同時に後遺症診断書を作成してもらった後は、念の為整形外科でも定期的に経過を見てもらっていた方が安心ではあるが、基本的には整形外科ではなくて整骨院・鍼等でも大丈夫です。
酷いムチウチの場合だと、なかなか6ヶ月で症状が治まらない場合もあります。
1年、2年経っても改善しない、と言う患者を今まで何人も診てきました。
話を聞くと、1年間ずっと同じ整骨院に通院するも改善しない。
週3回2年間通院するも改善しない。
と言う方が多いです。
ムチウチで長引く患者の多くは、精神的にも相当ダメージがあるように感じます。
同じ整骨院に通い続けたくなる心理も良く分かりますが。