皆さんも子供時代を思い出してください。注射もお薬も・・病院が嫌いだったはずです。
子供さんの後遺障害認定の難しさは、その成長期の爆発的な回復力もさることながら、自覚症状の訴えに苦労します。早く学校に戻ってお友達と駆け回りたいのに、「痛い」などと言えば、病院から開放されません。医師が「どこか痛い?」と聞いても、首をぶんぶん振って「もう大丈夫」と答えます。親御さん位の歳になれば聞くまでもなく、あっちが痛いこっちが痛いと大層な表現がつらつら続きます。しかし、子供さんは得てして、病院に行きたくないことから、症状を隠すのです。骨の癒合も驚異的なスピードです。そして、痛みがなければ、何の後遺症も残さず完治となります。実に、(私達のような)業者泣かせなのです。
私も子供の頃は病院キライでした
14級9号:大腿骨骨折(10代男性・群馬県)
【事案】
歩行中、猛スピードで走行してきた自転車に衝突され、脚を骨折した。
【問題点】